《改行表示》15.ロードムービーは好きだけど これは可もなく不可もなく |
14.正直、あまり好きなタイプの作品ではありませんでした。どうしてドキュメンタリータッチの作品はどれもこういう感じなのだろうか。特に斬新なわけでもなく、強烈なインパクトを残すわけでもなかった。でも、どこかしら惹きつける力があり、結局最後まで見てしまった。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-17 19:13:09) |
13.世界の現実を知ると云う意味では教育効果もあり、価値のある映画だったと思います。ただ観終わったあと、振り返ると少し冗長過ぎた点も無視できません。もし上映時間が二時間を超えていたらキツかったかも。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-11-20 15:16:32) |
12.こういう現実があるってのを知っておくのは大事なんだけど映画としてはどーなんだろ。この手のやつはNHKのドキュメンタリー番組で十分だなあ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-17 22:49:05) |
11.パキスタン内の難民キャンプから、遥かイギリスへと向かうアフガニスタン人少年を追った、モキュメンタリー風ロード・ムービー。演出は完全にドキュメンタリーのそれで、頭に難民の実情を説明するナレーションが入ったりもしたので、最初、私は本当のドキュメンタリーだと思ってました。所々で「カットバック」が使われたりして、途中からは「フィクション」という認識を持ちましたけど、この手法には何とも言えない居心地の悪さを感じます。また、これが「実情」と言われればそれまでですが、特にドラマらしいドラマも起こらない。どうせフィクションなら、もう少し「ストーリー」を組み立てても良かったと思います。各「中継地」で、いかにも胡散臭そうな手配師に身を委ねなければならない所が、この旅で最大の「恐怖」でしたね、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-14 00:03:22) |
《改行表示》10.とても映画好きの友人が誘ってくれたので観に行きました。何でも、他の友達は娯楽性に乏しいこの映画には興味を示さず、ことごとく誘いを断られ、私に白羽の矢が立ったらしい。この友人はとても勉強家で、様々な分野、考え方の映画を観て、見聞を広げる努力をしている尊敬に値する人なので、喜んで同行しました。 確かにエンターテーメントの軽妙さはなく、半分ドキュメンタリーの重たい映像と淡々とした展開は「面白い」ものではありませんでした。しかし、主人公の少年の過酷な旅路をいつの間にか共有していて、目眩のするような暑さも、果てしない大地の風景の美しさも、鮮烈に心に刻まれました。前向きでユーモアを忘れず、絶対的な悲しみの中でも案外ひょうひょうとしている少年ですが、行き着いたモスクでは一心に祈りを捧げる姿が…。本当は不安に押しつぶされそうなんだろう。人間のたくましさや生き抜く強さを淡々と刻んだ、心に残る作品です。観賞後、友達に「誘ってくれてありがとう」と心から言えました。 先日、この友人から「カンフーハッスル見に行かない?」とお誘いが…。守備範囲の広さも尊敬に値します。 【たまねぎ君】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-28 16:48:20) |
9.この国に来れば、私も彼らアフガン難民も同じ外国人。結局彼らは不法滞在となってしまうが、結局うちらは同じ人間に変わりはない。って本当にそう思う。私は、外国に来てより一層この問題を身近に感じることができた。そういう意味でもこの映画を見る価値はあった。それにしても、難民問題についてをイギリスの監督が手掛けていたことにちょっと驚きでしたが。 |
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8.この作品を映画として評価する事は非常に難しい。余りにも日本に住む私たちとはかけ離れた世界が詳細な説明も無いままに展開され続けていて、何点を付けていいのか見当がつかなかったので、間を取って5点で。ただ、ここに映し出されている事がまさしく今現在「この世界で」展開されているという事実には、行き場の無い哀しさと怒りを感じた。 【wood】さん 5点(2004-12-25 22:50:50) |
7.・・・なんか、さっきまで「・・・作品に登場する子供たちの笑顔が、唯一の救いだ」みたいな締めでレビューしようと思ったけど、やめた。そーいうのって、耳触りはいいけど、結局現在の大人としての責任を回避して、若い世代に押し付けてる気がするから。そんな簡単に救われては、いかんのだ。限りなくドキュメンタリーに近い形で撮影されたこの作品が観客に突きつけるのは「現状において、人間の命は平等ではない」という、極めてシンプルで、出来れば見なかったことにしたい、しかし歴然とした事実。こんな現実を目の当たりにして、何が言える?何が出来る?さあ。―――しかし、少なくとも我々の日常の些細な悩みのほとんどが、鼻クソ同然ということは、分かる筈。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-11-07 19:16:03) (良:1票) |
6.世界情勢を知るという意味では価値ある作品。ただしこの作品から心を揺さぶられるものがなかったのも正直なとこで、それは平和ボケの自分のせいかもしれないけど作品としての評価としては致し方ないと思います。パキスタン~ロンドンまでの道中よりも私と作品の距離の方が遠かった(?)。 【トム&クルーズ】さん 6点(2004-05-30 00:44:04) |
5.映像の力を見せつけられた作品でした。私の中で「難民」の概念が変わりました。主人公たちの淡々とした表情や「何日後」という表記が、逆にその道のりの過酷さを想像させられました。 【トマトマート】さん 8点(2003-12-30 14:47:09) |
4.これは単なるロード・ムービーに片付けられない。甘い感情移入をする余地が出来ないほど強烈な現実が次々襲ってくる。ハンディムービーらしき荒れた映像から今、世界中で起きているいわゆる日常~日本では非日常~が淡々と訴えかけてくる。映画というにはリアルすぎ、ドキュメンタリーにしては美しすぎる。とにかく平和ぼけした我々には非常に痛い話であります。 【つむじ風】さん 7点(2003-12-22 03:10:50) |
3. 某深夜番組で井筒監督が満点をつけていたので見に行きました。涙は出てこなかったけど、アフガニスタン難民キャンプの子供たち、あれ本物なんだと思いますけど、人なつっこくてかわいかったなあ。手製のボールでサッカーをして遊んでいるところとか見ていると、「アメリカ軍はこんな子供らを誤爆で殺したのか」と真剣に腹が立ってきました。ストーリーは地味なんだけど、主人公が本物の難民なので、逆に淡々としていてリアリティがあった。人間、ホントに生きるか死ぬかの場面になったら、怒るとか泣くとかしてる余裕なんかないんでしょうね。難民キャンプの小さな子供らが幸せに暮らせるような世の中が早く来ることを願ってしまいました。 【しまうま】さん 8点(2003-12-18 17:19:26) |
2.2人の少年がロンドンへ渡る過程をドキュメンタリータッチで描いた作品。しかし、この映画だけでは難民の方々の本当の苦労を伝えきれていないのでは…?というのが正直な感想。とは言ったものの、とても重要な時事問題であるのは事実。この映画を観た人の多くが少しでも難民問題について考える事が出来ればと私は思う。 【SAEKO】さん 6点(2003-10-30 21:56:03) |
1.泣いてしまうのかと思いながら観に行きましたが、映画の全てのストーリーがTVニュースやドキュメンタリー番組で流れている事実。本当の事過ぎて泣けませんでした。大事な映画だと思います。 【tomomi】さん 10点(2003-10-15 10:22:53) |