《改行表示》140.デ・ニーロ、マイケル・キートン出演≧嫌いなタランティーノ作品と言うことで恐る恐るの鑑賞。 薄汚さの味付けは淡泊だったのにはホッとしたものの、タラタラした展開に集中できず閉口。 試着室のところから目が覚めた感じでリタイアせず良かったといったところ。 お目当て二人は存在感有るものの見せ場無く。 主演女優さんは横顔に美しさを見ましたが、正面での唇に卑しさを感じて辟易。 彼女の好みは私も好みというミドルの切ない思いを演じたロバート・フォスターに+1点。 |
《改行表示》139.長~いけど、タランティーノとパム・グリアーのセンス溢れる作品。 中盤までデニーロとビキニの姉ちゃんの麻薬パイプだけでだらけそうだが、 得意のバイオレンスにユーモアを入れて中年役者が渋く演出。終盤はなかなかヨス。 パルプやレザボア、後期のイングロリアスには劣るが見て損は無いですね。 |
138.当時、大学生のときに川越の小さな映画館で見ました。客は3人ほど。パム・グリアーに思い入れの無い日本人にはタランティーノの熱く語る「あのパム・グリアーだ!」というプラスαの部分は無く、純粋にストーリーの面白さではこのくらいかなと思いました。オープニングとPVはタランティーノテイストでかっこいいのでおすすめです。 【GRAPHER】さん [映画館(字幕)] 5点(2018-07-18 09:57:45) |
《改行表示》137.鬼才と呼ばれる監督の作品なので身構えて見たのですが、意外にあっさり風味でした。つまらないわけではありませんが、インパクトには乏しい感じ。主人公の言動より、サミュエル・ジャクソンの〝編み込みヒゲ〟のほうが強く残っています。終盤、主要な登場人物たちをいとも簡単に殺してしまうあたりが、特徴的といえば特徴的でしょうか。 だいたい主人公の名がそのままタイトルになっていると、ひと昔前の朝の連ドラの影響か、散漫で冗長で中身のない作品を連想してしまいます。本作も当たらずとも遠からず、といったところかと。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-08 02:13:21) |
《改行表示》136.特徴的な登場人物たちを配置し、視点や時間軸を自由に行き来する、というのは『パルプ・フィクション』では、物語を章立て構成にすることで、なされておりましたが、本作ではそれがさらに巧みに行われています。続く一連の物語の中で、画面分割を行ってみたり、現金受け渡しの場面を各登場人物の視点から何度も描いて見せたり、というお遊びを入れて、誰もが物語の中心に出てきうるし、また突然退いたりもしうる、その流動性が、自然な形で実現されています。 その分、物語はややモヤモヤしてくるし、さらにはそれが、あまり意味のない会話の連射で彩られ(例えば、クリス・タッカーが車のトランクに入るというだけのためにどれだけ会話を費やすか)、何となく取り留めない印象にもなるのですが---バイオレンスというスパイスもここでは抑制されているし---逆に、ふと見せるカメラの指向性(嗜好性?)、パム・グリアーの仕草やコスプレを強調したり、デ・ニーロをほったらかしにしたり、というのが妙にオモシロかったりします。まるで家具のように存在するブリジッド・フォンダ。しかし彼女がいるせいで、「電話」の存在も妙に気になったり。 ムダとか余白とか、というものは、それを省略する贅沢もあれば、過剰に取り入れる贅沢ってのもある訳で。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-01-22 08:50:10) |
135.語り口と演出は今まで以上に洗練され、成熟した味わい。バイオレンス描写はタランティーノの中では一番控えめなので観やすい。しかし、登場人物をじっくり描き込んでの155分なのだが、1つのエピソードで引っ張るのはかなり厳しいかと。B級黒人映画へのオマージュが強いとは言え、良くも悪くも優等生的で突き抜けてない感じが否めない(正攻法も撮れることは後の作品でも証明済)。『レザボア~』『パルプ~』以降のプレッシャーと反動か。 |
【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-30 20:49:29) |
《改行表示》133.まず最初に とにかく長い。154分とリアルにも長い作品ですが、感覚的にも長さを感じてしまいました。私は映画観賞中に観客に時計(時間)を意識させてしまった時点で、映画としての評価は下がるものと考えています。 内容的には70年代風で「夏の日曜の午後の気だるい雰囲気」みたいな感じが上手く表現されています。タランティーノ監督が大好きだと公言しているパム・グリアーとロバート・フォスターが非常に”らしく”撮られていて、強く70年代風を意識させます。タランティーノ監督はこういった昔の(味がある)二流役者を発掘するのが本当に上手いです。しかしなかなかパルプフィクション時のジョン・トラボルタのようにリバイバルヒットにはつながっていません。 個人的に最もツボだったのはオデール(サミュエル・L・ジャクソン)の落ち武者ヘアー。日本びいきのタランティーノらしいシャレでした。また、ロバート・デ・ニーロの使い方がとてもウマかったです。デニーロ、デルトロ、ウォーケンなどはメインより脇役をやらせたほうが絶対光ると思いますので、タランティーノ監督はよく判っているなあと感じ入りました。 70年代を意識した野暮ったい脚本、タランティーノらしいシャレの利いたセリフ回し、夏の日曜の午後の気だるい雰囲気のようなテンポの悪いシーンの連続で、まあ、おそらくタランティーノ監督が狙った通りの映画になっていると思われます。当然ながら万人受けしにくい作風になっているのも事実で、仮にもっとテンポよくカット割りを削って120分くらいで納めてあればそれなりにヒットしたかもれません。最終的な印象としては、音楽的なセンスは120点でしたが明らかにヒットを狙っていない趣味映画・マニア映画だったということです。点数は監督のセンスに。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-22 11:35:05) |
132.音楽や雰囲気はいい。ジャッキー役がしっくりこない。 【ドンマイ】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-04-16 01:43:49) |
131.近年になって評価が上がってきた様な気がしますが、タラ映画の中でも最も不評な一篇みたいですね。初見の時から気にいった自分としては、どうしてそんなに評判悪いか判りませーん。 ムダ噺や時系列をいじくった演出がほとんど見られないなど、世間がタランティーノに期待しているところを見事に裏切ってくれたせいでしょうか。でもP・グリアやR・フォスターの絶妙な演技を観ていると、タランティーノは普通に映画を撮っても超絶的な技巧を持っていることは良く判ります。この映画ではとくに長回しが多くて、そうなると俳優の演技力の優劣が観客に良く判り、監督にとっても腕に自信がなくちゃチャレンジしたくないものです。 タランティーノはこの映画では真横からP・グリアを撮ったショットがやたら多いんです。確かに横から見ると彼女の黒人離れした堀の深い顔がとても美しく、タランティーの彼女に対するリスペクトが窺えます。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-10-04 22:32:50) |
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130.音楽と色の超スタイリッシュさと、退廃的な(グダグダな)展開が見事にマッチ。大人の上品で切ない恋も描かれ、見る人それぞれの人生観やゴール(老後~死)の価値観までも一考させてくれる。私にとってタランティーノ作品中、レザボアに勝るとも劣らない作品。なぜにこんなに皆様の評価が低いの~~と地団駄踏むくらい。 【460】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-16 20:27:26) |
129.ながっ!!と何度思ったことか。観客にその長尺を気付かせる時点でその映画の評価がほぼ決まってしまう。タランティーノ作品でよくある登場人物のキャラクター描写の一環(?)とも思えるダラダラ続く会話シーンはむしろ好きなのだが、この作品ではそういうシーンはあまりない。にも関わらず妙に話の展開が冗長すぎて少々退屈した。そもそも、男前な女が主人公の映画が大好きなのでジャッキーにもそういうキャラを期待していたのだが、レディースの頭崩れが女の情念を語るような演歌っぽいキャラ設定で、どうにも好感が持てず感情移入できなかった。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-01 16:52:32) (良:1票) |
《改行表示》128.相変わらずブラックミュージックの使い方が凄くカッコイイ。ただ物語自体は中盤かなり間延びしていた。ムダに長いシーンも、タランティーノ特有のウイットに富んだ喋りで楽しめるかというと、この作品に関してはそうでもない。 終盤の緊迫感、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・フォスター、そしてなにより終始ショボいデ・ニーロは凄く良かった。 タランティーノ作品にはどうしても刺激を求めてしまう。本作は特別悪い点も見当たらないが、少し地味な印象は否めない。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-05 09:16:38) |
127.地味だけどおしゃれでそこそこ面白かったです。パム・グリアーいい味でまくり。こういう映画はこれくらいでちょうどいいね。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-02-02 18:30:10) |
【Junker】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-02-19 00:19:48) |
125.タランティーノにしては落ち着いた作りでした。まあそれでも脚本はしっかりと練られているので二時間半と長い上映時間も気には成りませんでした。ただ折角ロバート・デニーロを起用したのだからもう少し見せ場のある役にして欲しかったです。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-02-07 11:05:19) |
124.パム・グリアーの魅力が一杯でしたが、長いですね。。メラニーの元恋人・ヒロシが気になったりして。 【山椒の実】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-01-05 23:10:36) |
123.タランティーノならではのダラダラした会話術はなかなか心地よいのだが、その点を取り払うと、骨格はありがちなコン・ゲーム系でしかなく、作品としてのスリリングさはそんなにあるとはいえない。俳優陣では、ロバート・フォスターとブリジット・フォンダは意外なほどこの雰囲気にはまっているが、キートンとデ・ニーロは本領発揮の場面がなく、無駄遣いだった気がする。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-04 04:08:27) |
122.タランティーノ作品の中ではかなり好きな方に入る一本.何よりも選曲が最高.ロバート・フォスター演じる探偵のたたずまいもいい味わい(時々、ショッピングセンターを歩きながら、役になりきったりしてます..アホ>自分).中だるみか?という部分はありますが、本作に限らずタラ作品ではしばしばある事.最後まで通しで評価すると、情感豊かな佳品と思います. 【えぴおう】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-11-21 22:21:23) |
《改行表示》121.オープニングタイトルが出る時の雰囲気が良い。 そして音楽の使い方がうまい! 登場人物達がそれぞれ異なるBGMを流しながら車を運転する入れ替わりシーン。 これがとても良かった。 話自体はやや分かりづらく、入り込みづらさがあった。 しかし、いつ誰が殺されるかまったく予想のつかない展開は楽しむことができた。 タランティーノ作品の中でみれば並といえるのではないだろうか。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-27 21:42:21) |