《改行表示》265.くそ~何となく腹立つよな~ という、そんな映画。ああ、何という投げやりなコメント。そう羨むなっての。 とりあえず、ジュリア・ロバーツがちゃんとチャーミングに描かれていて、それ以外の人物たちがちゃんとブサイクに描かれているので、映画の所期の目標は達成できていると言ってよいのではないか、と。特にこの、ヒュー・グラントのタレ目っぷりが、もう頼りなさ全開で。かつてはイギリス美青年軍団の一翼を担っていて、実際私もいまだにこのヒトと言えば『モーリス』のイメージなんですけれども、ここではまあ見事にダメダメ感を出してくれています。周りがもっと変だから、そんなに目立たないけれど。 という訳で、いっそこの映画のタイトルは、『ノッティングヒルの変人』でどうでしょうか。←青い山脈かっての。 ・・・と、それはともかく。 浮世離れしているであろうハリウッド女優が割と普通の感覚を持った自然体の女性であり、むしろ庶民の代表のような本屋の兄ちゃんが煮え切らない態度を取って右往左往するもんだから、纏まるものも纏まらない、という、実に実に「さもありなん」なオハナシ、なんですね。いや、時々は行動を起こそうとするんですけどね、でも結局は、ただのイイ人。自分がイイ人だと、周りも何となく気を使ってしまう。それがまた本人をスポイルしてしまう。しかし本人の決断と周りの一押し二押しがシンクロすれば、それはもう鬼に金棒で、クライマックスで何で全員がクルマにすし詰めになって主人公に同行しなきゃいけないのか訳がわからんのだけど、でも実際、これが妙に盛り上がるんです。カーチェイスみたいな派手さは無いのに、カーチェイス並みに盛り上がる。 結局は、ヒュー・グラントって手がかかるよね、という事なんですけれども。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-22 20:41:23) |
《改行表示》264.先日久しぶりに観たが、 ラブコメの中では秀逸な作品。 こんなにほのぼのとした気持ちにさせてくれる作品はそうはない。 それにしても、ジュリア・ロバーツこの頃が一番輝いていたな。 【プエルトガレラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-10-12 12:49:15) |
《改行表示》263.二度目の観賞。 面白いけど、なぜアナがそこまで好きになるのか分かりにくい。まあそれを気にしないで最後まで観ると、それなりの満足感には辿り着く。 あり得ないストーリーだけど。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-25 17:35:52) |
262.ただの平凡な男の逆玉の輿の話ですが、なんか盛り上がりも無く、淡々とした展開。途中で離れちゃうが、最後はハッピエンド。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-12-11 22:53:22) |
261.話運びはラブロマンスの典型的なもので、リアリティのなさは『ローマの休日』ゆずり。ローマの休日は脚本や細かな設定でリアリティを持たせていたんだけど、本作ではその辺が「愛」の一言で片付けられてしまっているような気がします。特に序盤は「なぜ?」の連続。ギャグは面白いし、話そのものの展開は良いので勿体ないなぁ。 【カニばさみ】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-06-11 20:33:21) |
260.もうアナスコットというより名女優ジュリアロバーツそのものに感じる。彼女のもっとも輝いていたピーク時に奇跡的に合致した彼女のための作品。そして、ヒューグラントが一般人の本屋の主人にしか見えないのが演出の妙。ローマの休日をうまくリスペクトしてる。このラブストーリーは女性向けなのか男性向けなのか。自分はヒューグラントに感情移入して鑑賞してた。女性男性問わず万人向けになってる。ノッティングヒルのロケーションは素晴らしかったなあ。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-05 17:08:23) |
259.リアリティーの乏しいストーリーをもう少しキャラクターの設定や主人公たちの細かい心理描写でカバーしてもらうと共感度もアップしたように思います。それなりには面白い映画でしたが。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-26 20:44:32) |
258.やりすぎず、白けさせず。ご都合主義手前で寸止め、このへんのさじ加減が上手いので好感度の高い仕上がりになってます。ジュリアはちやほやされるのも納得の美貌をキープ、ヒュー・グラントはたれ目の目じりをさらに下げて困り顔のくよくよ君にぴったり。そして脇の面々が個性的で魅力的です。友人スパイクがのっけから変態Tシャツでかましてくれる導入部は最高。リッツのフロントや、書店の客(二回も来たおじさん)といった脇の脇に至るまで物語に参加してくる。こういう目配りの効いた脚本にはセンスを感じて嬉しくなります。ヒューがとっさに偽装したのが“馬と猟犬”誌の記者だというのがシュールで笑っちゃう。こんな雑誌イギリスにならほんとにありそう。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-19 00:12:12) (良:2票) |
257.ありえない恋の始まりと、お約束のハッピーエンドなのに、それもいいかと思わせるのは何故なのだろう?何とも言えない爽やかな後味が残る映画でした。 【東京ロッキー】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-04-15 16:38:49) |
《改行表示》256.小さな本屋を営むごく普通の男とハリウッドスターの恋。おとぎ話のようでもありますが、その中にあるリアルさや笑いとのブレンド具合が素晴らしい作品です。テーマ曲“She”も見事なまでに本作の世界を歌っています。 ヒュー・グラントのいい味が出まくりです。今回は小さな本屋を営むありふれた男を演じていますが、元々が2枚目俳優であり、ありふれた男の空気を出しながらもハリウッドスターと恋に落ちていく空気も実に自然。 彼の周りにいる善良で愛すべき人々の存在も効いています。お笑い担当のスパイクには良く笑わせてもらったし、(特にパンツ一丁で殺到するマスコミの前でポーズをとるシーンなんて最高ですよ!)ヒューと彼との掛け合いも楽しかった。誰もが憧れる富と名声を得たスクリーンに映るハリウッドスター。その一方で登場する、苦労も抱えていますが支え合って生きている友人夫婦の存在も幸せというものを感じさせてくれるいい存在でした。 映画ファンにとっては思わずニッコリさせられるような映画小ネタも作品の邪魔をせず楽しませてくれます。例えば本屋の店員の男が、「ゴースト」が良かったと言い、ジュリア(本作ではアナ・スコットという女優ですが)とデミ・ムーアを間違えてパトリック・スウェイジの事を聞くくだりとか可笑しかったですね。 アン王女の「ローマの休日」をハリウッドスター、アナの「ロンドンの休日」にしたような、映画史に残る不朽の名作へのオマージュ。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-16 17:45:15) |
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255.大詰めの記者会見のシーンで「ローマの恋人」を思い出したのだけど、私と同じように思った人もたくさんいたみたい。でも「ローマの恋人」ほどロマンチックじゃないなあ。夢のようなストーリーだけどタッカーの家にマスコミが大勢押し寄せてきたときは現実を感じた。女優も一人の女性なのだということはわかるが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-26 21:38:55) |
254.脇役、特にスパイクは最高ですね。ヒュー・グラントの良さが全開です。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-30 19:42:34) |
《改行表示》253.ひと言といえば、「ローマの休日」の現代版かな。 気楽に鑑賞できるのが、この手の映画のいいところ。近年には珍しい男性視点のお話だけど、 主人公はあくまで我が儘なヒロイン側に都合のいいキャラ設定なので、 男性視点の意味はあまり感じなかった。お話の展開もちょっと粗っぽい。 ヒロインがこの設定じゃ、こうなっても仕方がないか。 肉食系女子と草食系男子の恋物語ということで、今風の作品だということはわかるんだが、 オッサンから見ると、「男なら一度ぐらいビシッと言ったら?」と思ってしまう。 二人のファン、または若い人なら楽しめるんだろうけど・・・。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-08-06 06:38:44) |
【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-14 09:19:38) |
251.こんなロマンスしてみてー。脇役がおもろいのが良。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-02-28 09:50:05) |
《改行表示》250.こんな予定調和的な現実離れしたラブロマンスに胸がキュンとなった自分が恥ずかしい…。 脇役の人たちのキャラクターやちょっとしたドラマが作品を盛りたてている。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-05 17:51:52) (良:1票) |
249.ローマの休日を彷彿とさせるようなラブストーリーだけど、ジュリア・ロバーツってそんなにかわいくて魅力的だとは思わないし、いかにも女優っぽく取り繕った言動しかしないアナを主人公が好きになるのも共感できなかった。最後はもはやくっつこうが別れようがどうでもよかった。恋愛よりもむしろ主人公の家族愛や友情のほうに惹かれるものがあった。 【プライドだらけ】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-10-25 14:33:44) |
《改行表示》248.美しい映画。ドラマ部分とコメディ部分が絶妙なバランスで構成されており、また、主題歌の挿入タイミングなども絶妙で、ほぼ完璧な映画。 主人公とヒロインがすぐに惹かれあった理由がやや説明不足な感じはあるけれど、それ以外はすばらしかったです。 またこんな映画に出会えたらいいと思います。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-12 16:39:39) |
247.メディアも発達した現代で、どこかの国の王女が護衛の手もすり抜けて一般市民に騒がれることもなく街にとけ込むのは無理だから、人気女優に変更。人気女優がメディアに警戒を解かないわけないし、人気女優をそれとも知らない新聞記者というのも無理が出るので書店の主人に変更。オードリーの代わりなんて誰にも出来ないとは思うけれど、ジュリア・ロバーツは好きな方だけど、もっと子供っぽい可愛さを残した女優を見つけて欲しかった(オリジナル同様、新人を発掘するとか)。グレゴリー・ペックの代わりがヒュー・グラントなのは少女マンガ過ぎて「とほほ」としか言いようがない。オリジナルのイメージを汚すので二度と見ていない。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 2点(2010-01-09 17:22:33) (笑:3票) |
246.ヒュー・グラントの映画は気楽に見ることが出来てとても好きです。この映画も、恋って良いなと思わせてくれる、良い映画でした。 【lalala】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-12-25 14:21:57) |