《改行表示》14.なかなか良作です。 大原麗子さんをはじめみんな味があります。 少し笑って、少し悲しい。 ラストはさわやかです。 いい映画です。 【まっか】さん [DVD(邦画)] 7点(2022-01-23 15:23:34) |
《改行表示》13.マドンナが普通(?)に人妻、というのは新たなパターン。 そして、中間管理職の悲哀もあり、期待を抱かせる始まりだが途中からちょっとトーンダウンしている。美保純がキャラを発揮しつつあるがまだこなれてはいない。 それにしても、博は人格者だな〜と思う。言うことがかなりマトモで、癖のある登場人物たちの中で逆に異彩を放っている。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-05 22:02:00) |
12.米倉さんはシリーズ中で何役やってるんでしょうね(笑)。今回の寅さんは終始イイ男でした。ラストもクヨクヨしてなくてさっぱりしてて良かったです。大原麗子さんの『噂の寅次郎』と今回のマドンナ役の人気が割れているようですが、ちなみに私は前回の役の方が好みでした。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-12-02 04:43:48) |
《改行表示》11.今回はマドンナが人妻ということでやや抑え気味だが、 相変わらず、寅さんの行動やセリフがハチャメチャで面白い。 マドンナの夫役、米倉の哀愁感たっぷりのキャラが対照的で印象深かった。 何も考えずに楽しめる国民的映画。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-10-01 08:38:56) |
10.これは第34作。第33作は「夜霧にむせぶ寅次郎」で、第35作は「寅次郎恋愛塾」と評価が厳しい作品が続く低迷期にあって寅さんが出会う、ある夫婦の人物像と演じる二人の巧さが印象深い作品です。2度目の登場となる大原麗子は本作のマドンナ像もいいし、何と言ってもその夫を演じる米倉斉加年がいい!エリートといえばエリートでしょうが人の良さがとてもよく出ていて、遠距離通勤と激務で疲れ果てる日々にいつも思い出すのは故郷鹿児島の枕崎。そんな日々の中、焼き鳥屋でふわふわと風の向くまま気の向くまま日本中を旅する寅さんと出会ってしまい、全てを放り出して故郷に旅に出たくなる気持ちがとてもよく伝わってきます。(旅先の旅館の宿帳に「車寅次郎」と書いた気持ちも分かりますね…)大きな盛り上がりのある作品ではないですが、そんな夫婦と寅さんの微妙な関係の見せ方にいつもより落ち着いた味わいがある作品です。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-31 22:42:14) |
《改行表示》9.企業戦士の妻役であるマドンナ大原麗子は、役どころのイメージにあっていた。 また、良くも悪くも失踪役のサラリーマンで米倉斉加年のイメージが良く出た作品である。 いつも以上に町の人から蔑まれ、馬鹿にされるお人よしの寅さんが悲しく思えた。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-06-26 22:19:45) |
8.大原麗子が寂しく亡くなった。彼女は二度『男はつらいよ』でマドンナになっているが、後者のこっちのほうが、よりキャラクターが生かされていた気がする。失踪した亭主(米倉斉加年)を、成りゆきで寅と探すことになるわけだが、その心配しつつも、思い出の地の旅行になんとなく浮き浮きしている感じが彼女に合っていた。若いころよく演じてた小悪魔的な雰囲気を残し、よろめき願望などという明確なものではないのだけど、けっこう息苦しかったサラリーマン主婦業の息抜きが出来た、という妙な解放感が表現されていた(遠距離通勤の住宅地、牛久沼の朝のスケッチがその前にあって、同じような家が並び、自転車通勤の人々の描写が、息苦しさをすでにサッと描いていたのが生きてくる)。そこらへんの心配と解放をさっぱりと食い違いなく演じ、下手するとベタつくコケットリーになってしまう寅への態度を、あのとんがり気味の顔でうまく流した。彼女はあと市川作品の『獄門島』や『おはん』でも、色っぽさを透明感でさらりと包み込んでしまう。異色なところでは木下恵介の『新・喜びも悲しみも幾年月』で、主なキャスティングが加藤剛以下優等生的ななか、彼女と植木等の二人が映画に味を着けていたのを思い出す。で、この『寅』、冒頭の夢がギララ登場のやつ。ギャグでは、一流証券会社の会議シーンのバナナが傑作(このシリーズでは、転がる芋の煮っころがしとかメロンとか、食べ物をめぐるギャグに面白いのが多いような気がする)。“地道な暮らし”をしているサラリーマンの亭主にとっても主婦にとっても手頃な息抜きの存在としての寅、という彼の立ち位置がよく見える作品になっていた。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-08 12:03:38) |
|
7.寅さんのように見返りを求めないやさしさが、真の「やさしさ」と言うんだろな。人がよすぎるねえ。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-02-16 22:30:15) |
《改行表示》6.米倉斉加年に大原麗子と、磐石の出演陣。 この時点で観る価値アリ。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:18:09) |
《改行表示》5.なるほど、これはいいですね。 大原麗子がそれほどきれいだとは思いませんが、 この二人旅は寅さんにとってもきっと忘れられない旅になるでしょう。 旅から帰った寅さんの心境をわかっているとらやの人々もいい。 「よかったねお兄ちゃん」 いいおっさんが二人、線路なき線路を歩くのもいいもんですね。 |
4.失踪した夫を捜す人妻、その手助けをする寅さん、という変化球で攻めて来た本作ですが、寅さんの暴走気味の活躍ぶりが実に楽しく、また久しぶりな気もして、「面白さは直球勝負」という感じがいたします。米倉七変化、今回はモーレツサラリーマン。これまたなかなかハマリ役。朝、出勤時にニワトリの鳴き声が聞こえてきて、これだけで「ああ、郊外に住んでるんだな、早朝から長距離通勤なんだな、大変だな」と感じられますね。さて、「物語」である失踪騒動そのものは、何だか都合のいい、アッサリした結末になっておりますが、つまりこの映画の本当の中心は失踪事件じゃあないんですね(だから失踪事件の顛末はこの際どーでもいい、ファンタジーでいいんですね)。やっぱり、この映画は寅さんが中心、なんですね。惚れた女性のために力になりたい、しかしその努力の暁に夫が見つかれば、それは寅さんが彼女と結ばれる可能性が無くなる、というこのジレンマ。いっそ悪魔になって人妻に手を出す、なんてことは寅さんには出来ない。結局寅さんはジレンマから逃避せざるを得ない。こういった類のジレンマは、誰にも何がしか当てはまることなんでしょう。モーレツサラリーマンも、心を鬼か悪魔にして、ジャンジャン他人を蹴落とせば、あるいはドンドン出世できちゃったりするのかも知れない。だが大抵はそれが出来ない。もしもその結果、失踪しちゃうのならば・・・その心の弱さは実は、旅に逃避する寅さんの弱さと根底を同じくするものではないか? 誰しも、己の弱さに何とか折り合いをつけながら、精一杯生きていかねばならんのです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-11-04 00:08:43) (良:1票) |
3.大原麗子は、前作よりずっと良かった。頼りなさそうで、自立するタイプじゃないところが何となく作品の雰囲気を作っていた。展開がいまひとつ感はあった。猛烈サラリーマンの悩みは確かにこういうところにあるんだけど、ハッピーエンドにすると甘すぎる印象はある。傷は残るよなあ普通。いい人ばかりじゃないんだよ、世の中。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-10-22 00:19:45) |
2.旦那が行方不明中の大原麗子扮する人妻に、寅さんが思いを寄せるという設定なので、「無法松の一生」の名台詞をパロった場面が有ります。もちろんオチはあるんだけど、ちょっと安易なテのような気がしました。この部分で減点。悪くはないんだけど、自分は同じ大原マドンナなら「噂の寅次郎」の方が自分は好きかなあ。東京郊外(今回は印旛沼あたりのニュータウン)の風景は寅さんにとっては何となく居心地悪そうな感じ。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-10 14:23:34) |
1.冒頭、夢のシーンで登場するギララが懐かしかった。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 6点(2005-04-10 10:25:22) |