43.要するに映像の妙を楽しむ映画ということで。ずっと夜のシーンが続いた後、最後の最後に明け方の空が見えるところは、大昔に飲み明かした感覚をふと思い出して、ちょっとノスタルジーに浸れました。しかし香港の街というのは、こんなに暗殺需要が旺盛なんですかね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-03 02:13:08) |
42.哀愁、歌、MTV このころの香港に取りつかれている。茶餐庁、許留山・・・Come back! 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-04 21:36:39) |
《改行表示》41.私には映像の見せ方が かなり斬新に思えて、特に前半は「スゲーおもしれー」と感じた。 前作同様ストーリーはあって無いようなものだけど、映像だけでここまで こちらを引っ張ってもらえると素直に楽しめる。 もし素晴らしいテーマに出会って、それを映像化できたら名画になるんじゃないかと期待させる監督だが、その後の作品を見ると この監督に「強烈に観客に伝えたいメッセージ」というのは無いんだろうなあと思って、がっかりである。 技術だけは素晴らしい監督の奇跡の一本。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-22 21:18:39) |
40.ひたすら雰囲気と切り取りシーンばかり、カメラも変なズームを多用していてものすごく変。つまり、登場人物が、言われたとおりに動いているだけでしかないので、発展があるようで何もないのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-04-17 22:41:17) |
《改行表示》39.うーん、恋する惑星のほうが好き。 これはもうフェイウォンのせいでもあるけど、もひとつ引きずり込まれる感がなかった。 レオンライは、なるほどかっこいいけど、カレンモクの切れ方が怖すぎて、 ぎりぎりかわいいにとどまってたフェイウォンとやっぱり比べてしまう。 もう一回観たら印象が変わるかもしれないので、2年ぐらいして再度チャレンジ。 |
《改行表示》38.ストーリーで魅せるよりも雰囲気で魅せるタイプの映画。 スタイリッシュな映像や音楽はいい。 けれど、ストーリーには引き込まれない。 同監督の『恋する惑星』もそんな感じだった。 ウォン・カーウァイ作品は二本目だけど、合わないのかも。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-12-01 00:07:32) |
37.クールなモノローグ、疾走する映像、都会の片隅に生きる5人の男女の孤独と恋の予感。前作『恋する惑星』に続き、ウォン・カーウァイ監督の才能が炸裂した傑作恋愛映画。金城武は本作の演技がベストだろう(しゃべらないのが良かった?)。ミシェル・リーも体を張った演技で泣かせる。エンディングが素敵。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-27 08:54:17) |
36.ストーリーはほとんど覚えていませんが、独特の映像美が印象的だったことははっきり記憶しています。話そのものは「恋する惑星」の方がわかりやすくて面白かったように思えますが、映画そのものの完成度は、こちらの方が上ではないでしょうか。 【ramo】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-10 02:56:57) |
35.過剰にデコレートされた映像にくどさを感じたと思ったら、夜の街の電車が画面右側を手前に奥に走るめちゃくちゃかっこいい画が何度も飛び込んできて私をこの映画に引き戻してくれる。金髪女がちょっとバカっぽすぎると思ったけど、そのバカっぽさゆえに号泣する姿に涙を誘われる。金城武の押し売りがしつこいよと思ってたのに毎度餌食にされるお兄さんの登場に大笑いする。じっくりとミッシェル・リーの顔を眺めていたいのに落ち着いた画を全然用意してくれなくてイライラするも、ふくよかな唇のアップが何度となく映されまたまた画面に釘付けにされる。極めつけは映画を締めるそのミッシェル・リー演じるエージェントの内心を語る言葉。泣けてくる。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-02 14:38:52) |
《改行表示》34.同じような方向性のカーウァイ作品として『恋する惑星』がありますが、こちらはそれに比べると少し落ちますね。 『恋する惑星』は、自身の好きな作品TOP5に入る、宝物の様な作品なので、それと比較すれば、という意味ではありますが。 本作もそれほど悪くはないんですが、キャストの演技に『恋する惑星』ほどの魅力を感じませんでした。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 15:14:14) |
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33.好きなようにやりたいように撮っていたらなんだかよくわからないツギハギができて、それが案外かっこいい模様だった、という感じの変な映画。面白くなくはないけれど、どうにも波長が合わなくて辛かった。前半の二人はどこへ? 放り出されたままになったのでちょっとびっくり。フェイ・ウォンは魅力的だけど、でも役柄はやっぱり理解不能。監督の感性を楽しむべき映画なのだろうが、そんなにカッコいいか? とも思う。製作から十年以上経っているからなあ。時代が流れたせいなのか、音楽もややダサめに感じるのも気になった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-29 15:09:51) |
32.金城武がお父さんのビデオを鑑賞する場面はこの映画の喧噪からすこし離れていい味になってます。でもカレン・モクの役柄が他の役者さんだったらもっと良かったはず。 【rexrex】さん 8点(2004-06-12 12:17:13) |
31.この映画はファンタジーとしてみるべきだ、と思う。ネオンと雑踏の中で不器用にしか生きられない5人の天使の物語。独特の映像表現や奇妙なキャラクターたちにもなぜか愛着がわいてしまう。特に口の利けない金城武演じる青年は、語学堪能の彼にとって皮肉にも最高のあたり役じゃないかな。見る人によって賛否がハッキリ分かれる映画なのは間違いないが、私はかなりツボ入っちゃったのでこの点で。ちなみにこの映画を見ている間、つられてタバコを吸いすぎる恐れあり、注意! 【goose】さん 9点(2004-03-26 22:21:51) |
30.ミシェル・リーがとても魅力的だ。ウォン・カーワイの映画特有の孤独感がよく出ている。でも万人にウケする映画ではないだろう。 【アミノサプリ】さん 8点(2004-01-19 17:04:25) |
29.香港の街には、本物と偽者の間の境界があやふやになる、不思議な空間がある。それは、プラダのバッグだったり、SEIKOの時計であったり、ナイキの靴だったりするのだが、それらは本物であろうとなかろうと、強烈に自己を主張してはばからない。その真偽混在のカオスの中に、うごめく"リアル"は、人々の欲望と、恋と、力である。そんな、香港の「パチモン臭さ」を、ウォンカーウァイは見事に映画にした。それは、実は創り手の彼にはまったく意識されない臭いなのかもしれないが、観ているこちらには強烈に意識される、鼻をつまんでも抑えきれない臭いだ。もちろん、彼の映画を「香港そのもの」ととらえることには躊躇を覚える。香港映画といえばすぐにも思い浮かぶアクションや、大陸という近くて遠いルーツから影響される仁義や誇りといったものを、彼はまったく踏襲しようとはしない。しかし、それは、これからの時代が決めることでもある。我々はウォンカーウァイという、香港という特殊な土地、特殊な時代に生まれた、一種の"詭弁"を楽しんでみよう。 【fero】さん 6点(2003-12-27 23:12:13) |
28.広角レンズで捉えた香港の街の光の洪水。モノクロ、スローモーション、ハイスピード、コマ落とし。そこに住む人間と街との「延々と成立しないまま続いてゆく対話」のような映画でした。沈滞した空虚な大気の中で、人との繋がりを求めてゆく人々。切なくて、ちょっとだけ温かい物語。この映像が伝えてくる感覚は、ストレートに染みてきます。ただ、映像至上主義に走り過ぎで、展開まで停滞させてる感じがしちゃったのも事実。ちょっとバランス悪かったかも。隣りに座ってたお嬢さん、爆睡してたし。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-12 13:10:04) |
27.「恋する惑星」を観て高まった期待が大き過ぎて、自分の中では期待外れな印象が残りました。「恋する惑星」は3つのストーリーを2つにカットした作品、「天使の涙」はそのカットされたストーリーを膨らました作品なので、密度が違うのかもしれません。 |
26.賞賛すべきはウォン・カーウァイの圧倒的な世界観だが、あえて抑えて欲しいのは、金城武の存在感である。日本のメディアでしか彼を見たことがない人は、ウォン・カーウァイの世界にハマっている彼の存在にハッとするはずである。金城武には日本でなくアジアの舞台で積極的に活躍してほしいと思う。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-11-18 18:31:12) |
25.惑星とセットで観た方が良い点かも。ただ映像などらしさは十分出ているのだが、コチラの方が胡散臭く安っぽさを感じてしまう。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-11-16 11:25:43) |
24.通りすがりの恋を上手く綺麗に描いている。金城武が世話になった伯父さんのビデオを何度も見ているシーンが凄く好き。 【 - @】さん 9点(2003-10-22 21:23:56) |