45.異文化の衝突を好んで描くピーター・ウィアーは今度はアメリカとフランス男女の衝突を描く?といっても今回は異文化というほどでもなく、どちらかというと国の違いというよりは成育歴の違い程度。いずれにしてもよくあるラブロマンスとなった。ピーター・ウィアーが単なるそういう作品を撮るつもりだったといえばそれまでだが、結果標準的な作品になった。設定は細かくリアリティを出そうとはしているが、やはり作り物臭く感じてしまう。そしてフランス臭を出そうとしてジェラール・ドパルデューをキャスティングしたのかもしれないが、どうも脚本にあっていないような気がする。いかんせんデカすぎるし、アーティスト感がない。下層階級出身の粗野なフランス人という設定ならもっと他のいい俳優がいると思うのだが・・。コンパクトにまとめたのを悪いとは言わないが二人が恋愛関係に発展していくのを描くのに尺が足りないような気がする。もっとじっくり描いても良かったと思う。彼ならできたと思うし。才人監督のきっちりとした小品恋愛映画というところです。 【エリア加算】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-11-14 22:23:15) |
《改行表示》44.久し振りに観た。いい映画だ、と言える。 多少退屈な面もあるが、配役も絶妙な感じだし、この時代の作品って好きだな、と思える。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-06 21:06:30) |
43.展開と結末がほぼほぼ予想通りでコメディでもないのでこすっからい二人に白けたままで観終わりました。とりわけ鼻持ちならないブロンティに虫唾が走る。最後の最後に見せてくれたジェラール・ドパルデューのシラノ・ド・ベルジュラックを彷彿とさせる切ない佇まいに点数の全てを。 |
42.グリーン・カードというものの存在(名称)はこの映画がきっかけで知った覚えがある。映画を見た記憶はないのだが、話題にはなっていたのだろう。今見ると内容のほうは80年代のテイストが残る定番ラブコメといった感じで少々古臭さはある。個々のキャラは立っているものの、両者が惹かれあう過程の描き方が弱いのでラストの展開が唐突な印象を受ける。危機を経験し一時的に盛り上がってしまったと考えればよいのかもしれないが。 |
41.すいません。どの環境で見たか、完璧に忘れました。どうしましょう。最初から最後まで見たのは間違いないのですけど。困るなあ。2004年から衛星放送をいれてるので衛星放送にしておきます。ゆるしてちょんまげ。ところでこの映画、特に本国アメリカでも人気なんですってね。IMDbでも6.1です。身につまされ度が高いからなのかもしれません。社会性が高いのにちゃんとコメディになってるし、後味が悪くないので、エライと思います。ところで「恋はデジャブ」とか、B級映画にも好んで出ていた?アンディ・マクダウェル、最近見ないと思っていたらハリウッドに嫌気がさしてどこかへ移住してしまったとか!? めんどくさいから検索してませんが、好きな女優さんだったので、私は戻ってきてほしいと思うんですけど。そういう人にこそ。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-21 19:05:33) |
40.良質な大人の恋愛映画です。セリフ以外で状況や心境の変化を見せるのがうまい。見せ場も多いです。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-03 15:55:16) |
39.ブロンティがジョージ(フランス人だから本当はジョルジュ?)との偽装結婚で手に入れたミニ植物園のようなグリーンハウス(温室)を美しく見せるのは最初だけで、後は背景となってなかなかうまくいかない二人を見守ります。 グリーン好きの自然派なのに気むずかしいブロンティ(兄弟がロレンスやオースティンなど英国作家の名前をつけられていて、彼女はブロンテ(Brontë)姉妹からですね)がどうにも難物ですが、ジョージが見ていないところでアドバイスどおり髪をおろしたり、引っこ抜いた野菜の名札を元に戻したりするのが憎めない。 ジョージが彼女の言葉を織り込んだ詩をお国言葉でピアノ弾き語り~♪は、ちょっとだけドパルデューに「シラノ」やってもらいたかったんでしょうか? ポラロイドカメラでの「嘘の思い出写真」のシーンが楽しい。 いろいろあっても終始ストイックなので想いがあふれてこぼれるラストは胸がいっぱいに。 あの後どうなるのか気になりますね。 無国籍的でプラトニックな雰囲気は同じピーター・ウィアーの「刑事ジョン・ブック/目撃者」と共通で、舞台も人種のるつぼニューヨーク、自らも故郷をはなれて仕事をするオーストラリア人のウィアーは「生まれた国や境遇がちがっても心はそう変わらない」といっているようです。 最初に会う店の名がアフリカ、ジョージの偽の経歴にもアフリカとエンヤの「ストーム・イン・アフリカ」にひっかけたり、緑あざやかなセントラルパークを二人で駆け抜けたり、さりげなく自然をとりいれてのオーガニックな空気も心地よい。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-08 06:52:11) (良:2票) |
38.グリーンカードが欲しい男とグリーンハウスが欲しい女で、偽装結婚から芽生える恋愛ものを作ろうという思い付きから出来たのだろうか。いかにもな分かりやすい安易な展開。でもそこそこ楽しめたのはキャスティングと設定が良かったからでしょうか。見た目ゴツくてお世辞にもイケメンとは言えない野獣系だけど、案外繊細で心優しい芸術家の男と、見た目何処にでもいそうなごく普通な女性だけど、緑化運動とかデモとかやったりベジタリアンだったりするちょっと可愛くない女っていう設定にこのキャスティングがぴったりでしょう。徐々にブロンテを好きになっていくジョージが妙に可愛らしく思えた。 【ちゃか】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-06-12 14:34:12) |
《改行表示》37.そもそものシチュエーションもそうですが、展開する度に「なんで?」という疑問符がのぼり、無理に話を面白くしようとしている感が・・・。 作りたい窮状は十分わかるのですが、状況設定にはもっと気を使って欲しいものです。 【カラバ侯爵】さん [地上波(字幕)] 3点(2007-07-03 06:50:29) |
36.最初は反発しあう二人も次第に惹かれあう様は見事。さすが、ピーター・ウィアー映画にハズレはありません。ドパルデューも繊細ながらどこか抜けてる感じもよくできてる。ラストもいい感動が味わえたぁ。永住許可証ってこんなことまでしてまでも欲しいのかぁ~とちょっと考えさせられます。 |
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35.なかなか面白い映画です。ピアノのシーンは観てる方がドキドキします。あの女のキャラクターに魅力を感じなかったのが減点です 【カフカ】さん 6点(2004-07-18 18:58:30) |
34.アンディ・マクダウェルは良い。良い映画じゃないですか。しかし、フェイスクリームの名前ぐらい、「知りません」が自然だと思うけどな。 【マックロウ】さん 8点(2004-06-09 11:55:51) |
33.これ、涙が出るくらいいい映画なんですよ。ホロリ。 【やぶ】さん 10点(2004-04-19 21:50:05) |
32.自分のようにグリーンカードが実際に欲しい人が観ると、胸がキュゥゥゥっとなること請け合い。こーまでしてでも、やっぱグリーンカード欲しいんだよなぁ。 【永遠】さん 6点(2004-04-08 02:49:40) |
31.地味だけどなかなかいい映画でした。ドパルデューはこういう役が似合ってると思います。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-03-08 16:23:46) |
《改行表示》30.主演のふたりが良かったし、アメリカの事情もちょっとわかった。 綺麗な部屋も良い。(映画館) 【zero828】さん 7点(2004-02-25 22:47:57) |
29.ストーリーは、反発しあう二人がいつしか・・・というよくあるものですが、ラストが出色。とても好きです。この映画はなんつってもドパルデュー!!この人の映画あんまり見たこと無かったが、キュート&セクシー大賞(?)をあげたくなった。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-01-04 02:30:51) |
28.この横暴で身勝手で下品なドパルデューの一体何処に惹かれろというんだ?…と思ってたけど、さすがフランス産俳優、心得てます。素敵なラストでした。私達には非日常的な設定も興味をひかれた一因。 【桃子】さん 7点(2003-12-12 15:07:51) |
27.当時10代だった私は映画館で観て感動しました。おしゃれな大人のラブストーリです。見て損はしないでしょう。 【たかちゃん】さん 6点(2003-12-07 21:01:39) |
26.大人のための落ち着いたラブストーリー。この手の映画が苦手な俺も本作には深く感情移入できて楽しめた。さて、その要因はなんなのか? 彼らが人生をしっかり生きているからだろう。とかく恋だけが人生というプロットになりがちだが、ウィアーは生きる上での優先課題を主人公2人に与えることで、予想外に訪れた恋の大きさを観客に痛感させることに成功している。 【恭人】さん 8点(2003-11-24 18:58:16) (良:1票) |