《改行表示》144.すごい作品を観た気がした。 圧倒的な壮大感の名作・大作。 3時間半はダテじゃないです。 60年も前にこんな映画が作られていたなんて。 ただ、個人的に求めるヒューマンドラマのベクトルとは違ったか。 あくまで個人の趣向の違いだけど。 あとは長時間に耐えきれるかどうかが問題か。 【愛野弾丸】さん [試写会(字幕)] 8点(2020-07-28 00:37:27) |
《改行表示》143.あきれる程の超大作。ではありますが、この作品の魅力はやはり、「折り目正しい文芸大作」らしからぬ残酷描写にあると思います。ハイ。 そりゃまあ、史劇と言えばスペクタクル、スペクタクルと言えば物量投入のド派手な演出、もともとがバカ映画と表裏一体の部分があるっちゃあ、あるんですけど、それにしても、あの戦車の競争シーンのエゲツなさ。かなりデスレース魂が入っちゃってます。ただでも4頭立ての馬がひしめき合って駆け回る迫力満点のシーンなんですが、レース中、これでもかと人が戦車に跳ね飛ばされ、馬に踏みつけられる、まーー残酷なこと。メッサラの乗るギリシャ式戦車のスーパー超合金ドリル(?)がガリガリと迫ってくる描写もギミック感バツグンで、ライバルたちの馬の脚を次々に粉砕し血祭りにあげていく、とまではさすがにエスカレートしないけれど、でも、ヒヤヒヤさせられます。 ガレー船のくだりも生々しくて結構、残酷なテイストに仕上がっており、太鼓の合図に乗って船を漕がされる奴隷たちの痛々しい姿などもドエラく執拗に描かれていて、結構、観ててクセになります。海戦シーン自体はミニチュア撮影で、1925年版に比べるとスケールダウンの印象がありますが(でもよく出来てると思う)、浸水する船底での奴隷たちの阿鼻叫喚の痛々しい姿も、かなりのインパクトです。これらの描写を経た後、九死に一生を得たアリウスとベン・ハーが救出される。提供された飲み水の最初の一口を、ひと呼吸おいてまずベン・ハーに差し出すアリウス。って、まあここだけ見りゃ、かなりクサいシーンですが、そう感じさせないのは、ここまでの執拗な描写、残酷な描写があってこそ。 というワケでこの映画、結構、「不良」してるよなあ、ってな所が好きなんですけどね。ただ、ラストが近づくにつれ、バカっぽさが無くなるというか、おとなしくなるというか、とにかくラストの雷雨のシーンが弱い気がしちゃうんですけど、どうでしょうか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-01-28 22:26:44) |
《改行表示》142.波乱な道程を歩む姿を描きつつも、最後は神頼みなエンディング 迫力には圧倒された 【Ren】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-19 15:24:40) |
《改行表示》141. キリスト教の世界観に基づく一大叙事詩。名画を思わせるゴルゴダの丘、巨大な円形競技場やガレー船海戦、さらに都市国家のセットや大群衆のシーンなど完成度の高いスペクタクル大作。 ルネッサンスの絵画から抜け出たようなC・ヘストンの重厚な演技が見事。そして、神の視点で俯瞰するかのような戦車競走の迫力は映画史に残る名場面だ。 母と妹の病が治る奇跡など宗教的なメッセージを織り込み、キリストの教える愛と赦しを語る。彼の受難も描いているが、キリスト教の布教活動における世界各地の摩擦を考えると、これらのシーンは素直に感動できない。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-14 11:13:18) |
《改行表示》140.まさに大作!囚人が舟を漕ぐ迫力!さらに競馬はそれを凌ぐド迫力!!(多少のチープさはあります) この映画が1959年にできたものだとは信じられない。古臭さを感じない。長さを感じない。本当に凄いですよ! 【さわき】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-11-30 18:07:16) |
《改行表示》139.思っていた映画とまったく違った。 戦いの話だと思ったら、宗教の話だった。 見所は馬の競争だけだった。 |
138.大変充実した3時間でした。馬車戦があること以外事前に情報を仕入れずに観たのが良かった。うまい具合に振り回されました。馬車戦も全部生で撮影したのかと驚く迫力でしたけど、その後メッサラが死んで復讐を果たしたはずが終わらない。どう決着させるのかと思ったら、まさかキリストのエピソードとは。西洋人にとってキリストは信じる者をもれなく救う存在なんでしょうか。私にはちと分からないですけど、とにかく感動いたしました。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-12-05 23:52:40) |
《改行表示》137.これだけの名作だが、今回初見。 展開も早く、ダイナミック感や迫力もあり、感動とまではいかないものの飽きること無く最後まで到達する。意外だったのは、「キリスト教」の要素が凄く強く出ていたこと。実はこの作品はそういう意図で作られたものなのだろうか。 エンターテイメント性がなかなかのものなので気にならないが、宗教色が強いのは予想外だった。でもさすがの映画。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-06-20 13:34:37) |
136.初見。テレビで観ました。2夜にわたっての大作だったけど、なんか引き込まれて時間忘れるくらいの素晴らしさでした。CGの現代ならいざ知らず、50年以上前の作品ということに感嘆。騎馬戦の場面の映像はもう素晴らし過ぎて言葉がありません。どう撮影したのか?間違いなく映画史に残る1本です。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 10点(2015-06-14 21:12:50) |
135.西洋戦国時代を背景に信仰心のある人間は神に救われるっておはなし。宗教色が強くて納得できないところは所々あるがアカデミー賞11部門を獲得ってのは並みじゃないし、間違いなく一級品。また、ベンハーの復讐、カタルシス、大戦車競走、業病など感情的にもアクション的にも見所満載に感じた。不朽の名作だろうね。 |
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134.時間の長さを全く感じさせない映画でした。古代ローマが共和政から帝政へと移行した頃のお話で、キリストも登場してきます。キリストの描かれ方を見ていると、いかに自己犠牲の精神と行動が人の心に強く響くものなのかを改めて感じさせられます。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-10 21:00:14) |
133.WОWОWでノーカット完全吹き替え版が放送されました。これはブルーレイでも吹き替えは途中で英語に代わってしまうため、とても貴重でした。ユダ・ベン・ハー(吹き替えではジュダではなくユダ)の復讐劇というシンプルなものですが、プラスアルファに太っとい柱が根柢から立っています。人を許すことなんて私にはできないことです。映画というものが、どれだけ強いメッセージを持っていようと私は、どうしても変わることができません。そういう意味で、この映画は私の人生に死ぬまで残る作品になることでしょう。製作年もあってか、高齢者の方に評価が高いですが、「アバター」や「タイタニック」だけが大作と思っている若い方にも本作をお勧めしたいです。ネタバレ抜きでここまで書けた!(笑) 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2014-04-02 00:06:15) |
132.宗教色強いけど、これだけのスケールで重厚に描かれたストーリーは必見に値します。映画の歴史に名を残す超有名作品ですから、一度は見ておくべきかと。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-08-30 10:40:59) |
131.超名作小説を元に舞台化に3度の映画化までされアカデミー賞11部門を勝ち取った正真正銘の超大作。宗教色が強く日本人である自分にはいささか拒絶反応が出てしまうもののそんなことが気にならないぐらい圧巻のストーリーと映像にただただ圧倒される。面白けりゃCGいくらでも使ったっていいじゃないか、と思っていたけどCG一切なしの本作を観ると少しだけその考えも改めなくてはいけないのかもしれない。冒頭と終盤、若干退屈なシーンはあるけども大量のエキストラを使ったシーンはどれも大変見応えがあり3時間半という時間もそれほど苦にはならない。そのなかでもやっぱり特筆すべきは、画面を埋め尽くす程のエキストラを使った観衆が囲む中綺麗な毛並みの馬が4頭並び命を賭して御者がレースを行うこの映画の一番盛り上がる、メインとも言える戦車競争シーン。CGを使えなかった頃の映画の生の迫力がよく伝わる名シーン。このシーンのためだけに観てもいい。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-15 06:30:28) |
《改行表示》130.4時間の長丁場という、非常にスケールの大きいドラマ。 主人公の波瀾万丈な人生を軸に、迫力あるアクションシーン、歴史上の人物の登場など、 バラエティーに富んでおり、連続ドラマを観ているようで、時間の長さを感じさせなかった。 幼馴染みの親友が敵役というのは、ちょっと寂しかったけどね。 大河ドラマ好きの人には、特にお薦め。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-07 06:21:32) |
129.この映画には、愛がある。友情がある。信頼と裏切りがある。希望と絶望がある。争いと平和がある。笑いと涙がある。勇気と自己犠牲がある。嘘と真実がある。圧政と抵抗がある。そしてなにより、信仰がある。この映画には、人の営みのすべてがある。これぞ傑作! 【アングロファイル】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-12-03 19:17:25) (良:1票) |
128.今ならおそらくCGで描いてしまうであろう例の有名なレースのシーン、戦車の動きと迫力ある映像、これなんてCGでないからこそ出せる迫力が観る者に迫ってくる。またこの映画は人間ドラマとしてもきちんと描かれている。だからこそ多くの方に楽しんでもらえる映画になっていると言って過言でもない。監督のウィリアム・ワイラーという人は何を撮っても外れが無い。どの映画も今の映画よりも全てにおいて面白く見れる所がこの監督の凄さ、しかもそのジャンルにおいても多彩である。名監督と言う言葉はウィリアム・ワイラー監督の為にあると私は思う。キリスト教徒というテーマにおける難しさを差し引いても娯楽映画として十分に成立しているし、とにかく3時間以上の長さを飽きさせないろ所も素晴らしい。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-18 21:27:57) |
《改行表示》127.数ある史劇の最高峰でしょう。チャールトン・ヘストンはこういう史劇の大作が良く似合います。 月並みですが、戦車競走は映画史に残るスペクタクルです。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-07-16 23:59:38) (良:1票) |
126.いつか観ないと思いつつようやく鑑賞できました。見ごたえ十二分にありましたね。ストーリー、演技、スタント、衣装、何もかも目が釘付け(!)になりました。リメイクとは知らなかったのですが、この大作、本当に感動ものでした。まだの方にはぜひお勧めします。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-05-20 16:40:44) |
125.初めて見たのはもう30年近く昔だ。戦車のシーンの迫力には痺れたが、キリストの件が邪魔に思えた。それから約10年毎に見たが、見る度に印象が変わり再発見があった。そして今回、映画館のスクリーンでこの名画を見ることができた。最初の6分間ただただ音楽だけが流れ、一分毎にカウントダウンが始まる。これも家でDVD鑑賞なら当然早送りだが、映画館では逆に胸の高まりを抑えることが、出来なかった。前半が終わり休憩時間に、ほとんどの観客がトイレに行き、別に言葉を交わすことはなかったが、皆が物語の後半への期待に胸を膨らませながら用を足していたのが印象的だった。後半の戦車のシーンは、圧巻の一言。何度見ても凄いが、大スクリーンだけに迫力が違う。やっぱり体が痺れた。今回の再発見は、いつもながらハリウッド映画だからユダヤ人を持ち上げてるのは仕方ないとして、アラブをかなり好意的に描いているのがちょいと意外でしたよ。欠点もないこともないのだが、もはや伝説の域まで達してると思うので10点だ。この映画未見の年老いた両親と映画館行って良かったなー。 【パオ吉】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-04-28 01:41:01) (良:2票) |