31.「恋におちたシェイクスピア」の姉妹篇なのだとか、こちらはフィクションではなく史実に基いているそう。 16世紀後半のヴェネチア、後ろ盾がなく母と同じ高級娼婦(コーティザン)に転身する娘ベロニカ。 青年貴族と結婚する道を絶たれた彼女が美しく教養あるコーティザンになったとたん、身分の高い男たちが群がるのは皮肉でもあります。 ヴェネチアをトルコの侵略から守るため、フランス国王アンリ3世とも同衾するベロニカに降りかかる運命は辛いものですが、結果的に彼女を救うのは彼女のしてきたこと? ジウリアの涙は一人の娼婦と夫を奪われた妻たちの和解を意味するものでしょうか。 キャサリン・マコーミックは美女だけど少し華がないようで、ルーファス・シーウェルが形だけの妻を娶りながらベロニカを忘れられないマルコ。 ジウリアのナオミ・ワッツはノーメイク風で気ずかず、母親パオラ役のジャクリーン・ビセットはお年を召してもさすがの美しさ。(「お前より私の方がキレイ」っていうのはアレだけど~) 「恋におちた…」より内容はいいと思うのですが、アメリカ製ヨーロッパらしくライトでキンキラなとこはあってまずまず。 【レイン】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-08 07:00:04) (良:1票) |
30.女は男の所有物・・・。ちょっと男と女について考えてしまう映画でした。時代だからっていってしまったら終わりなんだけど男の身勝手さと教養がなく地位だけの女の寂しさを続々感じちゃいました。でも私はベロ二カが好き。心が強いしとても魅力的。娼婦は別としてこんな人間として魅力的な人になりたいな。 【みほ】さん 7点(2001-10-08 18:27:10) (良:1票) |
29.夢の抱けない現実だからこそ、男達に夢を与え続けた宮廷娼婦ベロニカかあ・・・。気高く聡明で、しかし、その末路は川岸に立つ娼婦と同じなのだということをちゃんと知っている。王の相手も勤まるベロニカが本当に愛した男はただ一人だった、と。うーむ、確かに彼女は最後に救われなければならない存在だと思う。が、が!なんだかオトコにとって余りにも都合の良い娼婦像ではないか?何よりも、ベロニカの魅力・けなげさを強調するために、他の女性達の主体性がすっかり犠牲になってしまった。ベロニカは渇いた男達に愛情を注いだというけれど、それなら、「貴方の立派な妻になりたい」というのは「愛情」ではないんか?確かにきれいな映画だった。でも、得手勝手な「おとぎ話」という感は否めない。 【ぶんばぐん】さん 6点(2001-07-09 16:23:06) (良:1票) |
28.ベロニカきれいだった。舞台がいいからか、全体的に洗練された感じ。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-20 18:16:29) |
27.うーん、点数通り。「可もなく不可もなく」です。 【あずき】さん 5点(2004-11-22 07:16:27) |
26.裁判にかけられたり,大勢の見せしめにあったりするヒロインに虫けらを観るような視線をおくるマダム・・・系かな.でも,タイトルから受ける印象とは方向が違って,割とシリアスなムードでした. 【マー君】さん 5点(2004-06-11 23:13:17) |
25.よかったです。。。最後みんなが立ち上がるところがすごくよかったです。大泣きはしませんでしたが、ポロッと涙が出てきました。 【mako】さん 8点(2004-03-09 19:10:19) |
24.最初はベロニカに娼婦の妖艶さを感じられないし、マルコの気持ちもいまひとつはっきりしないしで、それ程面白いとは思わなかったんですけど、中盤を過ぎたあたりから俄然面白くなってきました。ラストの魔女裁判は、本当にハラハラドキドキでした。予想していた話とは少し違いましたが、私はすごく好きです。 【よっさん】さん 10点(2004-02-29 02:47:34) |
23.私もラストは意外でびっくり。どんどん輝きが増すキャサリン・マコーマックにメロメロでした☆こんな強い女性、憧れます。でも、愛の無い結婚も娼婦もつらいですね・・・。 【もみじプリン】さん 7点(2003-10-03 16:48:20) |
22.この手の話し大好きなんですよ~すごく楽しめました。印象にすごく残っているのは妻たちがベロニカに夫の無事を聞いていているとこですかね。それで、バナナをいやらしく食べたあとの‘女が最も手に入れにくい財産は、教養です’と言う所はなんだか惹きつけられました。ついでに高級娼婦と普通の女の違いについて見せ付けられました。。今の時代の女で本当に良かったなぁと心から思います。 |
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21.おもしろかったです。娼婦なだけにエロいのかと思ったらそうでもなかった。お母さんの指導で男の人に触ってるシーンが印象的だった。ナオミ・ワッツ出てたのには気づかなかった。もう一回見てみよう。 【ザーボン42】さん 6点(2003-06-22 14:51:24) |
20.ベロニカの情熱と、才知と美貌に憧れます。今の世の中でも、それは大切な事なのではないでしょうか?途中、「コメディー?」とか、「大団円落ち?」とかも思いましたが、それでも私はこの映画が好きです。 【無雲】さん 9点(2003-06-17 02:24:50) |
19. 映画を見るのは数年ぶり、だから語る資格はないのだが・・・ 若いベロニカが娼婦になったのは、むしろ自然のことだ、そしてそれが唯一、マルコの恋人となる道でもあったのだから。 「奥さんのことを考えれば・・・云々」というコメントは時代を読めていない証拠を露呈しているようで頂けない。 ベロニカは「詩人」=「過去も未来も知的頂点に立つ」人間だったのだからこの人生を選ぶのは当然である。 ベロニカがバナナを食べるシーンで「奥様」達が何を想像したか容易だが、その想像し嫉妬した彼女らの心をむしろ不潔と見るべきだ。 ベロニカは単に肉体だけでなく、男に夢と希望と未来を与える「本当の女性」だった、だからこそラストシーンが生きた。 【あきひろ】さん 10点(2003-04-13 02:59:12) |
18.なんか好きになれないです。話が綺麗過ぎるからかな? 【cocooon】さん 4点(2003-02-18 16:06:04) |
17.ベネチアの当時の歴史的背景がもっと描きこめれば もっと重厚感がでたのでは。 女としての生き方としては共感しなくもない。妻の立場を思いやってっていう考え方もなきにしもあらずだが恋愛は本来 利己的なものでは。 【ゆう】さん 6点(2002-10-29 17:34:09) |
16.出だしはおもしろかったのですが、だんだんおもしろくなくなって、最後は「フッ・・」と脱力しました。私がひねくれてるからか、ベロニカみたいな英雄的(?)人物は苦手です。あとマルコもうっとうしいです。 【毬】さん 2点(2002-08-18 17:22:08) |
15.キャサリン・マコーマックがきれいでした! でもそれだけかな… 後半の展開はちょっとびっくり。あの人実在の人物だったんですね。イタリア(ヴェネチア)では有名な人なんだろうか?? その点に、なぜかちょっと興味あります。 【ちび】さん 6点(2002-05-01 22:13:53) |
【4U】さん 8点(2002-03-12 03:22:59) |
13.どうしてもルーファス・シーウェルにうっとりできなかったのであまり・・。とにかく衣装が良かったのでそこそこ楽しめた。私はあまり高級娼婦に抵抗がないのでストーリー自体は、こんなもんでしょ、という感じ。 【なな】さん 7点(2002-02-25 22:55:11) |
12.(↓)皆さんに同感で、ラストの結末がね。決してお涙的ラストを期待している訳じゃないですが、単なるコメディだったのかって印象が残りました。個人的には【ぶんばぐん】さんに近いですね。 “私にはこの道しかなかったのよ”ってのは分かります。娼婦だからと言って疫病や戦争の責任まで取らされるのは単なる言い掛かりですから。でも奥さんたちのことを考えればね。☆何でもこれって“実話”、特に“自伝”が原作だとか? あくまで娼婦の言い分だし、かなり美化してるし、何たってあの「シェークスピア・イン・ラヴ」のスタッフですから。でもだからこそお気軽に楽しめる作品だった訳ですが・・・・・ 【イマジン】さん 8点(2002-02-01 12:27:17) |