1.オムニバス作品ということで、無難に楽しめた反面、少し物足りない印象も受けた。
しかし、三船敏郎が出たパートはとても良かった。
何と言っても三船敏郎がカッコよい。
さすがアラン・ドロンに「三船敏郎さんはカッコいい」と言わしめた俳優だ。
体格もガッチリしていて、風格もあり、だけどシャイで、心も優しい。
そして時折見せるあどけない表情。
これはおそらく女心を揺さぶるに違いない。
パっと見怖いんだけど、こういう可愛らしい表情も出せる。
三船敏郎という俳優は、決して大根役者なんかではなく、演技に幅の広さと深みを持つ偉大な俳優だということが、本作を通しても理解できる。
それにしても杉葉子キュートだなぁ~。。
最近ハマりつつある今日この頃。