99.う~んヤバイ。いい歳こいて、こんなハチャメチャで内容の無い作品が面白い・・・いや、やっぱり言い直す、凄く面白い。幼い少年(わたし)の心を掴んで止まなかった70年代の胡散臭いカンフー映画とスターたち。それがこの自動車が空中を飛び交う時代・・・いや、世の中そこまでは発展しておりませんが、まさかこの2005年の劇場1発目として、こんなアフォな、本物のカンフー映画を見れるなんて。今更カンフー映画?と思われる方も居りましょう。しかし、わたしは今このような映画を撮ってくれたチャウ・シンチー監督に心から感謝したいです。バレバレのCG?良いじゃないですか、あまりにも大げさでありえないCGはリアルな達人たちの生のカンフーアクションと、コンピューターの中で作り出されたアクションを見分けやすくしてみました・・・そんなふうにわたしは勝手に解釈しています。主演のチャウ・シンチーの活躍が少ない?それはきっと他の達人たちの活躍を増やす為、自分は活躍の場を減らしたんだと、チャウ・シンチーのカンフーマスターたちへの愛をまた勝手に感じてなりません。なんでアイツはいつも半ケツを出しているかって?良いじゃないですか、広い世の中、そして中国の長い歴史の中でそんなヤツが1人くらいいても。笑いという面ではこの作品はやや控えめです、と言いますか個人的には笑いはおまけ程度の本格的カンフー映画だと言いたいくらいです。「少林サッカー」を見て香港映画に目覚めた人やチャウ・シンチーに変な期待を持っている貴方、もしかすると痛い目を見るかもしれませんので心して見てください。 【カズゥー柔術】さん 10点(2005-01-07 01:05:54) (良:3票) |
98.前々から思ってたけど、やっぱチャウ・シンチーってヘタレだ。そんな彼がヘタレ力(へたれぢから:アホアホパワー、もしくは関係ねえよパワー、とも言う)とカンフー映画に対する愛をこれでもかとばかりに注ぎ込んだこの作品。同じくヘタレのワタクシは笑いながら号泣するしかないのだ。 【ぐるぐる】さん 8点(2005-01-20 18:22:26) (良:2票) |
97.“カンフーは香港映画のモノだ!”という強烈な意志に打ちのめされる(中国映画ですが敢えて“香港”と言わせてもらいます)。 ワイヤーアクション、CGの蔓延によりカンフーアクションはハリウッドをはじめ世界中の映画の中で見られるようになった。 キアヌ・リーブスのソレも、ユマ・サーマンのソレも確かに格好は良い。 でも改めて香港人によるカンフー映画を観た時、「ああ、やはり香港のカンフーは面白い」と安堵を伴った高揚感を覚えた(よれよれのおっさんがアクションをして画になる国が他にあるだろうか!)。 そう重要なのは、ビジュアル的な完成度や格好良さではなく、リアリティを超越したエンターテイメント性だ。 圧倒されるほどに娯楽的なキャラクター、遠慮を知らないCGとワイヤーアクション。 香港の伝統的な娯楽性を何の抵抗も無く増大させて魅せた、チャウ・シンチーの勇気に敬意を表する。 巷では、“ドラゴンボールのパクり”などという言葉を聞くが、それは正しくない。 なぜなら、ドラゴンボール自体が“カンフー映画”をモチーフに作られているのだから。 他国の様々な媒体と最新技術を経て、ついにカンフー映画は故郷に帰ってきたのだ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-01-18 00:39:59) (良:2票) |
96.楽しいっ!いいじゃないですか、楽しいんだから。ま、見方によっては駄作、B級。だから余計に楽しい。この手の作品、100人見て100人が楽しめたら変ですよ。「私は楽しい♪」、それでいいんです。全編に亘りテンションを保ち続けたことに敬意を表し、10点献上! 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-25 15:17:52) (良:1票) |
95.う~ん残念がらイマイチでしたね・・・。何の変哲も無い市居の人間が実は達人だったと言う設定は大いに歓迎するところなんですが、どうも全体の描き方がパッとせず魅力が半減しているように思うんですよね。例えばブタ小屋マンション(だっけ?)の描き方とかがあまりに「汚すぎ」て親近感がもてなかったり、あるいは明らかに余計なキャラ(半ケツの住人、デブの兄ちゃん、ギャングのボスの側近のメガネ、あるいはお菓子売りの少女とか)が多すぎて「やっぱシンチー組の俳優だから無理してでも使ってあげなきゃなんないんだろな~」なんて余計な詮索をさせてしまうんですよね。他にもCGの使い方もあまりに細かい部分にまで多用しているため(服がなびくだけとか靴が飛ぶだけのCGとか)、そのせいで「琴奏者の殺し屋」のバトルシーンみたいにいい感じで使われている場面での迫力と感動が相殺されて薄くなってしまうんですよね(あとオバちゃんとの追いかけっこなんかも明らかに蛇足)。それとやはり最大の不満点はチャウ・シンチーの八面六臂の活躍が見たかったのにほとんど目立ってないと言うのはやっぱイカンでしょ!!!そもそもあの人は最初から住民側のキャラでもよかったんじゃないのかな??だって組織を裏切る動機や拳聖として覚醒するタイミングなどに説得力が欠けてますからね・・・。と言うことでやはり少林サッカーに比べると明らかに映画としての完成度がダウンしてしまったようで少々残念に思いました。 【ぶらき】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-21 15:32:04) (良:1票) |
94.カンフー・アクション&コメディとして素晴らしい出来。 前に観たな〜、と思いながら二度目。この種類のエンターテイメントの良さを発揮している。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2020-01-12 19:49:34) |
93.楽しい、面白い!観客が楽しむものを見せる、ということに徹底していると思う。久々に見てみたけど素晴らしい出来。 チャウシンチーもドラゴンボールに影響を受けたと言っていたが、確かにすごくドラゴンボールっぽい気がする。 【Keytus】さん [インターネット(吹替)] 9点(2019-03-23 22:45:26) |
92.パロディで観客を楽しませるだけではなく、アクションそのもののクオリティもかなり高い。少林サッカーの一発屋に終わることのないチャウ・シンチーの才能が炸裂した名作だと思います。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-14 02:02:19) |
91.お見事でした。カンフー映画と最新映像技術は根本的に相容れないもの と思っておりましたが、とうとうここまでの親和性をもたせるところまで来てました。 ずっとこのテーマに挑んで来られた結果がやっと身を結んだという事でしょうか。 お得意のコメディ路線は一時期の下品さがなりを潜めて、 古典的でありながら表現力の高さから良い温度で提供され、 確かな技術に裏打ちされたアクションは格調高くすらある画面構成で描ききられる。 アニメ的な演出をここまで堂々と取り入れなお使いこなす。 意欲作で冒険作でありながらきっちりとまとめきられている。 (後半やや荒いのは香港系の映画の流れへのオマージュとして) 極意というか極致というか、 まさしく達人チャウ・シンチー。 【病気の犬】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-12-15 14:54:06) |
90.後半ちょっと強引な感があったのが残念。でも楽しかった。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-04 03:00:19) |
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89.アイスの売り子さんとの絡みをもう少し見たかったかなぁ。それぞれのキャラ設定が楽しめました。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-10-30 23:25:55) |
【泉州 力】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-09-30 16:15:09) |
87.ストーリーや内容はメチャクチャ・・・でもなぜかこの作品、カンフーへの愛を感じるんです(笑)自然と笑ってる自分が居たし純粋に楽しめました。こういった作品もありだと思います。個人的にはユン・ワー演じる家主の夫が好きですね。 【MINI1000】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-09-21 09:27:34) |
86. テレビをつけっぱなしにしてたら、ダラダラと最後まで観てしまった。 さりげなくウ○コしてる男がいたりして、あまりにクダラナイところで笑っている自分に気付いたが、こんな映画が存在するもんなんだと複雑な心境も実感。 CGを屈指したカンフーアクションは長過ぎて凡長。それに、この程度のストーリーなら80分くらいで収めてほしいと思ったら、本編は99分とのこと。テレビ放送は夜9時から始まって、延長して11時越えてた。……やっぱりテレビ放送だと時間を損する。(泣) 【クロエ】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-09-21 05:39:30) |
85.このノリでドラゴンボールを作ってくれればなあ…馬鹿馬鹿しいしちょっとグロいけどそれを補って余りあるほどに格好いい。少年漫画を見ているようだった。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-03-30 18:03:57) |
84.観客を楽しませようとしている気持ちが滲んでます。「北斗の拳」のしかめっ面なし・実写版、ってところですか。終電でネクタイゆるめて口開けて寝てる中年のおっさんも達人かもしれないよ。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-06 03:09:08) |
83.CGを思う存分使ったカンフーアクション。オールスターといった感じで、登場人物それぞれに見せ場があり、好感を覚えた。ストーリーがいささか散漫なのだが、アクション、撮影が素晴らしいので許せる。ブルース・リャンの登場には驚いた。結構汚れ役なのだが、楽しそうに演じていて、健在ぶりに安心。チャウ・シンチーの映画は本当に面白い。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-06-25 01:48:21) |
82.欧米のおバカ映画よりは、はまれば楽しめます。 【ダルコダヒルコ】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-06-23 02:12:41) |
81.少林サッカーにあったような、筋の通ったストーリーが全くなくなった。ただ戦うシーンが続くだけで、物語性は皆無というのは残念。せめて、悪いヤツを倒す!という単純明快な勧善懲悪にでもすればよかったんじゃないのか。今回の敵は、そんなに悪いヤツという感じでもないし、ちっとも憎らしくもないから、倒しても爽快感がないんだよな。まあ、アクションシーンは見応えがあるから、一応楽しめましたけどね。見終わったあと何も残らない映画。 【椎名みかん】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-05-04 18:23:12) |
80.カンフー映画は好きで小中学生時代によく見たんだけど、なんかムダにグロイね。コレを子供が見ても、素直にカッコイイとは思わないだろう。子供向けじゃないのかもしれないが、じゃあ誰が見るの?って感じだけど、私のような少年時代にカンフー映画に憧れた世代がみてもイマイチだし。 |