1.ジャッキー初めて準主役という大役を務めた記念すべき作品だけど彼が出ている映画の中でも“ダントツのカス”みたいな存在かも。日中戦争中、日本人の横暴な仕打ちに我慢が出来なくなった戯劇団が将校をボコボコにしたので命を狙われる羽目になるという内容だけどその日本軍の横暴さときたら凄まじく醜く酷いのなんの…。老人を血反吐吐くまで甚振るわ、女性強姦しようしたら反抗されたので「バキヤロー!!」言いながらハサミで刺し殺したりとやりすぎなぐらいの傍若無人ぶり。この調子で善人が殺され続け、最後は大サービスとばかりに日本軍による戯劇団のメンバー、女子供かまわずの大虐殺(刃物で体を刻む、子供を地面に叩きつけて思いっきり踏み潰む、小さな子を崖に投げて衝突死といちいち不快度指数高い殺し方をする)。とうとうキレた主人公との直接対決になだれ込むけど、アクションがしょぼいのでカタルシスは全くなし。肝心のジャッキーは主人公の弟役での出演だけど、大した活躍を見せることなく中盤刃物で刺されアッサリ死亡と彼目当てでこの作品に飛びついた方は胸に穴が開いたような気分にさせられる。ある程度覚悟して借りたけど、想像以上につまらない上に不愉快な映画だった。