102.元々『ニキータ』自体がハリウッド映画を模したような作品なのでこれをハリウッドでリメイクするとなると相当派手なものが出来上がるんじゃないかと思ったが、派手なようで意外に地味で堅実な演出をするジョン・バダムのおかげで無難な佳作に仕上がった。ブリジット・フォンダが個人的に好きなのでけっこうポイント高いです。ニキータはめそめそしているのが良かったのだが、アメリカ女は強さを前面に出す。終盤の対決がいかにもハリウッド的展開なんだけどけして悪くない。舞台がアメリカ(しかも旅先の殺しのシーンもオリジナルのベニスに対しニューオーリンズ)というだけでどこかサバサバとした爽快感が漂う。『ニキータ』のほうが印象的なシーンが多いが、全体のバランスでは『アサシン』に軍配をあげたい。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-28 15:26:35) (良:2票) |
101.いやはや皆さん、熱い! リュック・ベッソン監督のオリジナル『ニキータ』派とブリジット・フォンダ主演のリメイク『アサシン』派に、ものの見事に“まっぷたつ”ですね。贔屓作の出演陣に対する思い入れも相当なもんです。そこでワタクシ、これまでに投稿された全86レビューの中で各キャスト及びスタッフが名前を挙げられたレビュー数をいちいち数え、ランキングにしてみました(2004年8月8日午前0時現在)。ヒマですね~(笑)。……で、結果は以下の通りだったのじゃ~!! ①B・フォンダ(40) ②G・バーン(17) ③J・レノ(8) ④H・カイテル(7) ⑤A・パリロー(6) ⑥L・ベッソン(4) ⑦J・バダム(3) ⑧J・モロー(2) ⑨A・バンクロフト、H・ジマー、G・V・サント、P・フォンダ(各1) う~む、皆さんの思い入れの強さがよくわかりますねぇ。とくに目に付くのがジャン・レノとジャンヌ・モロー。『アサシン』出演組のハーベイ・カイテルとアン・バンクロフトを凌いでいるあたり、『ニキータ』派レビューアの心意気がびんびん伝わってきます。音楽のハンス・ジマーはともかく、ブリジットの父ピーターを引っ張ってきたり、リメイク作として関連のある『サイコ』(98)の監督ガス・ヴァン・サントまで引き合いに出してくるなんざ……。この2本の映画がどれだけ多くの人に愛されているのかが、このランキングからみてとれますね~。 さて、それではワタクシはといいますと、実は『ニキータ』は未見だったりします(恥)。んでもって、本作のブリジットにそれほど魅力を感じなかった者としては、ジャンヌ・モローの出ているオリジナルを早く観たいな~という気持ちになったってのが本音だったりして。もっと言えば、ブリジットのおばさんにあたるジェーン・フォンダ出演の名作『キャットバルー』をもう一度観たくなったぞ~(謎)。 っとまぁ、どうでもいい話はこっちに置いといて……。この映画『アサシン』には、確か、我らが大スターのダァ~モットくんが“主役の恋人”というかなり重要な役で出演していたはずなんですけど、86人ものレビューアが誰ひとりとして彼のことにまったく触れていないのは何故(汗)? というか、もしかしてわざと無視してる(笑)? 作品情報のキャスト欄を見ても“ダ”の字もないし(爆)。もっとも、そんなダーモットくんだからこそ憎めなかったりして……。 【Pewter All】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-08-08 02:10:16) (笑:2票) |
100.「ニキータ」あっての「アサシン」ゆえ内容で比べるのは無意味ですよね。展開もほとんどそのまんまですし。でも監督の色、フランス映画とハリウッド映画の違いがはっきりと比較できる作品であり、どちらも面白いです。「ニキータ」はスタイリッシュなベッソン色に染まった人間ドラマ。対して「アサシン」はジョン・バダムらしいアクション映画。つまりこれは「ニキータ」をなぞったアクション映画であり、それ以上でも以下でもないんですよね。映画全体の雰囲気は「ニキータ」が上。なんせヤク中仲間が夜の町を並列に歩く冒頭シーンから既に色になっていますし。ただ「アサシン」の方が娯楽作としては上で気楽に楽しめると思います。主演のB・フォンダ可愛いし。G・バーンもカッチョいいし。西岡徳馬顔のハーベイ・カイテルも確かに上手いんだけど、さすがにこれはJ・レノの当たり役である掃除屋ヴィクトル・レオンと比べるとちょっと見劣りします。終盤、アサシンを愛した二人が語り合うシーンが何とも切なくて好きです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-08 11:08:35) (良:1票) |
99.私は「アサシン」派です。マギーから悲しみが伝わるから。 【ふぉんだ】さん [地上波(吹替)] 9点(2006-04-19 01:47:49) (良:1票) |
98.何故に…ニキータをまるまる再現したにも関わらず…早送りしたいのを我慢する辛さはかなりのもんですぜ。 G・バーンよ、何故に出演しちゃったのさーーーーー!! H・カイテルさんもだよーーーーーー!! 素材自体がアメリカ的じゃないんじゃないのぉ~。アメリカ的にひねることはできなかったんだろうか。…アメリカ的ってなんだかわかんないけどさッ。知らん! 【日雀】さん 3点(2003-12-21 01:12:40) (笑:1票) |
97.①まず数々の音楽がもう お涙。関西のおばはん心をめちゃくちゃにしてくれるせつなさ、ウルルン。 ②演技派役者たちの揃いも揃った鋭い目 のスン晴らしさ ③ブリジッドを七光りと思えなくなった作品です、ええでっ! (よう似合うミニのスーツでカッコ良く歩く美脚は家系かも。) ④バーンがバーンと格好つけてくれたし、ちょっとクサイけど。 ⑤「わかりやすさ」…いつも話の筋をつかめない私には、とにかくこれに尽きました。。このサイトでのけなされよう、悲しいわぁグスン。/(04/08/08告白)『ダーモットと共演したときは難しい◇ックスシーンがあった。床の上で裸で演じなければならなかったの。撮影後ダーモットは私に声をかけづらかったみたい。』○レミア誌:ブリジットのこのコメントを読んで本作を観ました(問題のシーンはあっけなく終わったんですが。)でも彼ってきっといい人です。ジャンユーグと比べるのはやめます。 【かーすけ】さん 10点(2003-09-05 15:23:35) (良:1票) |
96.よくできたストーリー。しかしながらどうしても『ニキータ』との比較になってしまうけれど、『ニキータ』を見てなければそのまま面白い!と思います。B・フォンダは美しく、かっこよいのでその分加点なのですが、『ニキータ』の成熟した大人になりきれていない暗殺者というプロットがよいと思われたので減点、かな?比較してしまうと『ニキータ』のほうが切なくてよろしかった。特にジャン・レノの掃除屋に関しては思い入れがあるので残念。点数的には2点差くらいかな? 【きゃら】さん 6点(2003-05-20 00:47:16) (良:1票) |
95.温かさと、激情が程よく融合し、何ともいえない悲哀をかもし出す。この辺のプロットの巧みさは、流石ベッソンといった所。ブリジット・フォンダ、ガブリエル・バーン、ハーベイ・カイテルといったキャスト陣の充実もハリウッドならではといった所か。この辺の豪華さが嫌悪感を引き起こすのかもしれないが、それは持たざる者のひがみというもの。良いものを追求すれば、それ相応のお金が必要になる。これが資本社会の普遍の原理。 【Figure4】さん 8点(2003-04-16 18:53:28) (良:1票) |
94.『ニキータ』よりは良いと思います。ハーベイ・カイテルはこの映画のあたりから、“掃除屋”の役が似合うようになったのかなぁ。 【チャーリー】さん 6点(2001-02-16 17:24:33) (良:1票) |
93.アサシンの方が作りがきれい。ニキータの方がリアルっぽい。 【レオンが好き】さん 8点(2001-01-22 00:43:09) (良:1票) |
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【KIYOMI】さん 9点(2000-08-15 19:55:18) (良:1票) |
91.記憶喪失というような映画っておおかったけど、人の力によって違う未来をつきつれられるというような作品って今まで見たことなく、とても新鮮で、面白かったです。ニキータより、こっちの方が良かったです。彼女の心の動きに注目ぅ! 【あみ】さん 9点(2000-05-23 00:02:31) (良:1票) |
90.公開時に見た時はニキータよりこちらのほうが洗練されていてブリジットもかわいいしと思っていましたが、今見るとほとんど子供の学芸会。ニキータのほうの、フランス映画特有の気だるさが無いとこの映画はしっくりこないと痛感します。主人公の力量の差もあるかもしれませんが、ハリウッド版のほうは全体的にちょっと軽いです。 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 3点(2018-07-26 11:15:33) |
89.出だしの引き付けは強いがその後の違和感もオリジナル以上。死刑になるようなあばずれの変身ぶりがまとも過ぎ。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 5点(2015-10-16 23:28:11) |
88.『ニキータ』のシナリオ上の不満が、アメリカ映画の合理主義によっていくらか解消されるかと思っていたが、ほとんどそのままであった。恋人を隣室において、プロポーズされつつの暗殺シーンは、やはり滑稽。歌舞伎の、世話ものふうの中に「実は」で時代ものが見えてくる、みたいな感じで観賞すればいいのかな。組織ってこんなに甘くないと思うよ。主人公の設定は面白いものを生み出せそうなのに、けっきょく「組織」を描けてないので、個人のほうもヘンテコリンになってしまう。こんな個人を組織が泳がせるとは思えない。女のほうだって、レストランのあと、本部へノコノコ帰ってくるのがヘン。それでも役者はおおむね良く、ガブリエル・バーンはアホな役なのに、いい味。掃除人のハーベイ・カイテルも不気味に殺伐としている。アン・バンクロフトは、アメリカのジャンヌ・モローであった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-17 10:01:57) |
87.死刑の身の者が暗殺者として生まれ変わるストーリーは面白い。暗殺者としての主人公は確かにかわいそうであるが、元々死刑の身を考えると同情出来ません。 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-12-27 14:06:49) |
86.「ニキータ」より映像のキレ味で落ちるヤワな米国リメイク。 こちらの方が普通なので見やすいとは思いますが、ブリジット・フォンダ(ダニー・エルフマン夫人)はきれいすぎて女殺し屋よりやっぱりフォンダ家お嬢様に見え、ガブリエル・バーン(「仮面の男」でパリローとも共演)はこれと「若草物語」で年若いヒロインを見守るオジサマのイメージ。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-10-06 00:09:59) |
85.オリジナルと比べると、画面から出てくる匂いや雰囲気がうまく表現できていないかな。。ラストはもう少し工夫してくれたらなぁ。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-06-02 20:16:24) |
84.ニキータとほとんど変わらないのでもうちょっとアレンジをして欲しかった。これみたらオリジナルを見たくなった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 22:56:30) |
【☆きなこ☆】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-02-29 21:23:36) |