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ゴヤ

[ゴヤ・イン・ボルドー]
Goya in Bordeaux
1999年スペイン上映時間:100分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリー歴史もの実話もの伝記もの
新規登録(2005-08-12)【かわまり】さん
タイトル情報更新(2012-04-03)【ESPERANZA】さん
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監督カルロス・サウラ
キャストフランシスコ・ラバル(男優)年老いたゴヤ
マリベル・ヴェルドゥ(女優)アルバ公爵夫人
ダフネ・フェルナンデス(女優)ロサリート
ホセ・コロナド(男優)若いゴヤ
エウラリア・ラモン(女優)
脚本カルロス・サウラ
音楽ロケ・バニョス
挿入曲ルイジ・ボッケリーニ五重奏曲「ファンダンゴ」
撮影ヴィットリオ・ストラーロ
あらすじ
自由主義者として故国スペインを追われ、フランスのボルドーに落ち着いた年老いた画家ゴヤにはスペインへの断ち難い想いがあった。中年になって九死に一生を得た代わりに聴力を失い、その直後に芽生えたアルバ公爵夫人カジェンターナに対する激しい恋心、版画製作によって代弁し続けた侵略者ナポレオンに立ち向うスペイン民衆の純粋な愛国心など、スペインでの思い出を年老いたゴヤが愛娘に語る。画家の追憶のフィルターを通して見たスペインの幻想的な風物が圧巻。モントリオール映画祭大賞受賞。
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【クチコミ・感想】

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1.私が所有しているDVDの中で何度も見たくなるものの一つ。しかも、登録を要請しておきながらこの超辛の点数です。スペインが生んだ偉大な画家で近代絵画の祖といわれるゴヤほど波乱万丈の生涯を送った人は歴史に残る芸術家の中でも珍しいのに、巻頭からすでに温厚なおじいちゃんになっているゴヤが登場・・・彼の若き日の野心や冒険や恋なんかが追憶のフィルターを通して再現されるからこそ美しいと言えないことはないのですが「この人の人生では次に何が展開されるのだろう」といった期待なしに全編に付き合わされる結果になっていますが、こう言えるのはゴヤの生涯について私がある程度知っているからで、そうではない人にとってはのっけからボケ老人(すぐにそうではないことがわかりますが)が登場し、くだくだ回想を述べるという内容に見えるかもしれません。若き日のゴヤ(50歳前後ですが)を演じるマッチョな俳優さんの好演もラテン諸国で主演男優賞を総なめにしたおじいちゃん俳優に食われてしまって、そのこと自体は悪いことではないのですが、ゴヤの波乱に満ちた生涯を「老人向け」指定映画にしてしまうのはもったいないです。それにしても、年月のフィルターを通して展開される老人ゴヤの回想シーンの美しさと迫力は圧巻、スペインの雰囲気を彷彿とさせる音楽もすばらしいです。ゴヤの作品と生涯に詳しい方、スペインの文化に憧れている方、そしてストーリーよりもエキゾチックな映像や雰囲気を楽しみたい方にとってはこの作品は満点でしょう。カルロス・サウラ監督の他の作品、「タンゴ」や「カルメン」と同様、この作品からも同監督の「ストーリーが派手でわかりやすいハリウッド映画とは一線を画したい」という意気込みが感じられるのですが「もうひとふん張りして!」という願いを込めて超辛の6点を献上します。
かわまりさん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-12 03:51:31)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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