43.少なからず本作をなめていました。「カーリング娘」こと「チーム青森」人気にあやかったブーム便乗作品であると。美少女を主役に配し、彼女ら目当ての男性客を見込んだ作品であると。事実、そういう側面を持った作品だとは思います。しかしだからといって、作品の質が低いと決め付けるのは大きな間違いだと知りました。何といっても4人娘が素晴らしい!正直彼女たちが役者として上手いのかどうかは分かりません。でもハツラツとしています。表情も豊か。嫌味がありません。大泉洋をはじめ、脇を固める役者陣もみな味がある。ストーリーに意外性はありませんが、丁寧にドラマをつくっている印象。4人がちゃんと悩んで、自ら答えを出していきます。カーリングの描写も然り。地道な努力をしっかり見せること。スポーツ作品で一番大切なことが守られていました(最近、これが欠けている作品がホントに多い)。カーリングに対する愛情、地元北海道に対する敬意も感じます。作品に気負いがなく自然体。だから爽やか。元気が出ます。大いに笑えて素直に泣ける、上質なスポーツ青春ムービーでした。これから何度も観ることになるでしょう。本作に携わった全ての人に感謝したい、握手してまわりたい、そんな作品でした。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-04 17:52:22) (良:4票) |
42.どうせこういうのが好きなんでしょうって投げられたド直球を、はいそうなんですと受け止めるばかり。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-12-06 01:09:04) (良:1票)(笑:1票) |
41.この手の「スポ根系青春映画」って掃いて捨てるほどあるじゃないですか、「ウォーターボーイズ」とか「スイングガールズ」とか。定番というか王道というか、ワンパターンというか。そういうのあんまり好きじゃないです。 つまんないキッカケではじめて、最初ダメダメで、内輪もめして、仲直りして、神懸かり的な活躍を見せて、最後にピンチが訪れて……って、展開。そういうの食傷気味なんですよホントに。この映画もまったくの類型。新鮮味ないじゃん、とかいいながら観てんだけど、なんか途中からずっと泣きそうなの、俺。 予想外の展開とかないし、台詞もベタベタだし、コーチの過去とか美談過ぎ(というか責められる意味がわかんない)るし、青臭いし。でも、彼女たち4人、みんながすごい輝いていた。葛藤が、笑顔が、涙が、すごく胸に迫ってくる。なんでだろう? くだらないギャグに走らず、丁寧にエピソードを積み重ねていった結果なのかな。 最後の最後、4人の後ろ姿に、ついに泣いてしまった。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-24 04:02:42) (良:2票) |
40.こう映画になってみて言うのはズルイ気もするが、“カーリング”はとても映画の素材としてふさわしいスポーツだと思う。見た目の地味さと、隠れた奥深さが、物語として人間を描いていく上で、雄弁に引き付ける。 そしてスポーツとしてのその特異な性質が、スポーツ映画特有の役者が演じる上での“素人っぽさ”や“無理っぽさ”を軽減させる。もちろん本当に競技をしている人達から見れば、細かい部分での違和感はあるのだろう。が、こんなこと言うと失礼かもしれないが、先のトリノ五輪でのカーリング中継を見ても感じるように、カーリング選手にはいわゆる“アスリートっぽさ”がないのだ。加藤ローサのような駆け出しカーラーも、大泉洋のような元一流カーラーも決していてもおかしくないという印象を持たせる。 そういう様々な面において、“カーリングの映画化”は正解だと思う。 “カーリング”という素材意外ではこれといった目新しさはない。が、それこそ青春スポーツ映画の「王道」であり、不足は無い。決して派手さはない「素材」と「演出」に彩られ、北の大地を舞台にこの映画は、時に熱く、時に温かく、不思議な形の一石を投じる。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-27 18:44:03) (良:2票) |
39.過不足ない青春映画の快作。前半はコメディタッチで、カーリングのルール説明的な感じも相まって力を溜めてる感じ。その力が中盤以降徐々に効いてきて、どんどんのめり込まされた。「自分が何者かでありたい」という欲求と、「自分が何者でもないかもしれない」という不安。そして、「自分は何者かであるんだ」という希望がしっかりと刻み付けられていた。そこに若者がいて、もがいて苦しんでもう「青春」としか言えないような「何か」があって、その何かがこの映画にはあったと思うし、その何かがこの映画を映画たらしめていた。演技がどーのこーのとか、お話がベタだとか、そんなんどーでもよくて。そんな理屈じゃなくて。澄み渡る常呂町の景色と、JAMの音楽と、カワイイオンナノコが揃ったら、もうそれだけで感情高ぶりますよね。やっぱ理屈じゃないところで「いーなー」って思えるのは、青春映画の良い所だと思います。大泉洋さんの漁師姿が似合いすぎててツボだったのと、高橋真唯さんがきゅーと。 常呂町に行ってみたくなりました。 【郁】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-23 06:28:37) (良:2票) |
38.見る前はカーリングに全く興味のない自分が楽しめる気がしませんでした。 しかし、青春物として楽しめましたね。 内容的にはそんな訳あるかいな。とは思いますが。そこは青春ドラマなので。 主人公の和子と親友の史江の関係が良かったですね。 面白い作品と言うよりはマイナスが少ない作品だったのかなと。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-05 00:59:30) (良:1票) |
37.青春スポーツ映画のベタなところを集めたらこうなりましたっていう王道映画。 年をとることに年々こういうのが好きになっていく。懐かしいって言うか、若いっていいなと思ってしまう。30になるとこういうのないからな・・・。 【のははすひ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-26 23:40:10) (良:1票) |
36.うん,良かったです.一足飛びな感じや全てが丸く収まるラストなど「ベタ」とか「お約束」とか言った表現がピッタリな感じですが,この世代の女子特有の外からは理解不能な「キャピキャピ感」に30代半ば毒男は無条件降伏せざるを得ないのです. 【マー君】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-21 00:38:43) (良:1票) |
35.この映画を見て、カーリングというスポーツにとても興味を持った。とても奥が深いスポーツだ。全くルールを知らなくてもこの映画を見れば映画の中でカーリングのルールを説明してあるので、主人公の女の子と同じようにカーリングを知る楽しみを感じることができた。ストーリーに関していえば、コーチの過去など複線もよくできていて2時間飽きさせなかった。この手の映画につきもののトントン拍子に勝っていくところなど多少出来過ぎだと感じた部分もあった。同じスポーツものでも「がんばっていきまっしょい」とは鑑賞後の後味は違う感じ。 【やぶからスティック】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-05 23:05:43) (良:1票) |
34.滅茶苦茶シンプルな展開(とはいえ実話ベースですが)なのに面白い。「冬季オリンピックの時はカーリングも見てみたい」と思ってしまうし、興味も自然とわいた。ご丁寧にカーリングについてのアラカタなルールについても知ることが出来、なんかイタセリツクセリだ。「手垢のついてないマイナースポーツ系映画」という狙いだけの映画という訳でなく、スポ根作品(とも言いにくいが)として観てるこっちまでもが力が入るシーンも多々あり、感動も出来、及第ともいえるカタルシスまでもついてくる。登場人物も嫌味のなく、面白い。同じ田舎(失礼)女子高生・青春ウチコミ系作品「スウィングガール」より純度の高い作品だと、思います。つか、シムソンズ、可愛すぎました。笑。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-13 08:18:45) (良:1票) |
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【michell】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-13 22:08:53) (笑:1票) |
32.非常にベタではありましたが、良い映画でした。(こういうスポーツものに弱いんです・・・) とにかく観終わった後、非常に前向きな気持ちにさせてくれます。 あと、この作品はカーリングのルールを全く知らなくても大丈夫です!私もそうでしたが、観終った時にはカーリングの魅力に引き込まれること間違いなしです(多分)。 流氷ソーダ美味しそうでした・・・・ 【TM】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-08-30 10:10:22) (良:1票) |
31.さわやかだなぁ。インパクトは無いが、観た後に、良かったなぁ・・・と、思える作品。コーチが、「拾ったんだよ」と言ってたあたりが好きです・・・。定番といえば、定番ですが。 【瑞鶴】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-08-11 18:14:33) (良:1票) |
30.めちゃめちゃ良かった。最高。テンポの良いポップな内容、耳に残る爽快なBGM、雄大な常呂の風景、さわやかな俳優女優陣。見ていて心地が良い。全てが最高だった。ラストは何回見ても涙が出る。映画館に3回足を運んだし、DVDもGET!藤井美菜の存在感には圧巻だった。一瞬にして彼女の虜になった。彼女の名前が全国区になるのもそう遠くないはずだ。高校野球のポスターのイメージガールになったしね 【ワトソン君】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-08-04 16:56:57) (良:1票) |
29.いつのまにかこういう直球内角高めな映画が好きになってきています。カーリング、面白い。ギャグ満載という感じではないけど、コミカルかつ「くさい」一歩手前ぐらいの熱いやり取りが胸を打ちます。個人的には「流氷ソーダ」と「Cafeしゃべりたい」にやられました。ばかばかしいまでの一生懸命が、いつのまにかみんなの認めるところになります。この「ばか」と「立派」の境界線は微妙なんだけど、これも「結果」が全てなんだろうなと。周りの人間とはかくも現金なものなのです。辛い時でも、結果が出ないときも仲間や家族と痛みを分かち合えるってすばらしい。そういう当り前なことを、奇をてらわずにしっかりと見せてくれる映画です。着実なのにおもしろいという稀有な映画になってます。 【wunderlich】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-03-05 21:34:05) (良:1票) |
28.日本女子カーリングチームが激闘を演じているこの時期に見たからというのもあるのだろうけど、思わず感涙してしまうシーンがいくつもあった。 多少のお笑いを織り交ぜつつ、終盤はストレートにお涙頂戴路線を突き進む。 有り勝ちな設定、有り勝ちな展開、やや臭さを感じる演技、それでも何かこみ上げてくるものがある。 不思議な魅力のある作品でした。 追記・トリノの感動から随分と経ちましたが、改めてDVDで見直してみました。 劇場公開時はトリノ効果や劇場の雰囲気も手伝って感動したのかと割り引いてレビューしましたが、冷静になって改めて見てみるとやっぱり泣いてしまいました。 決して上手いとは言えない4人の女優さんたちではあるけど、心に直接訴えかけてくる情熱のようなものがありますね。 ありがとうのシーンやこのチームで行きたいのシーンはもう号泣で画面がよく見えなくなるくらいでした。 1年ちょっとの間に僕の涙腺がどうにかなってしまったのかも知れないけど、単なるトリノ効果で泣いたわけじゃないことは確かのようです。 今更ではありますが、追加で+1点とさせてもらいたいと思います。 【もとや】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-02-20 21:26:36) (良:1票) |
27.コーチの設定をはじめ「クールランニング」のカーリング版だなあと思って観てましたが、制作段階で「「スウィング・ガールズ」と「クール・ランニング」を足して2で割ったような映画にする」ということだったそうです。まったくの素人が練習を重ねて大舞台にたつという物語としてきわめてオーソドックスな展開だし、メンバー4人のキャラ設定や訳ありのコーチもよくあるパターンで目新しさはないものの、安心して観られる出来です。カーリングのルール解説や作戦の説明がうまく盛り込まれているし、シート整備の様子もさりげなく挿入されていて、カーリングになじみのない人でも十分に楽しめるでしょう。モデルになった4人のメンバーのうち2人は今回のトリノ大会にも出てるそうなので、予選期間中(今日の時点では予選突破はきつそうなので)に観に行った方がより楽しめるかもしれません。ほんとうは7点ぐらいですが、毎日のようにオリンピックのカーリング中継を目にして盛り上がっているので1点おまけです。 【はやぶさ】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-02-19 15:14:51) (良:1票) |
26.トリノ・オリンピック便乗企画的、カーリング版「がんばっていきまっしょい」。中途半端な「下妻物語」風演出で始まり、中盤からは全くオーソドックスなスポーツ青春映画として展開していきます。しかし、私は「がんばって~」よりもこっちの方がかなり気に入りました。特に、加藤ローサ演じるヒロインの底抜けに前向きな姿勢が良い(星井七瀬の「普通っぽさ」も素晴らしい)。常に悩みっぱなしという最近の映画の主人公達に、爪の垢を煎じて飲ませたい。また、オーソドックスな物語を「オーソドックスに」演出してあるのも良い。それによって、彼女達の素直さがそのままスクリーンから伝わってきます。やっぱ最近はテレビ畑の監督の方が「演出」を心得てると思う。試合シーンは、私も一投一投に息を呑んでしまいました、7点献上。 【sayzin】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-02-18 00:05:37) (良:1票) |
25.矢口監督路線のこじんまり版みたいな印象で、 同監督では「あぁ面白かった」という感想をいだけるのに こちらは何も感情の起伏を残さずに 終えた、単なる青春もの、で片付けられるものだった 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 3点(2023-03-16 03:22:03) |
24.映画も良かったけど、カーリングのおもしろさやチームワークの大切さも改めて教えられた。カーリング日本女子チームがんばれと応援したい。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-07-13 22:27:31) |