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ドリームチャイルド

[ドリームチャイルド]
Dreamchild
ビデオタイトル : ドリームチャイルド
1985年上映時間:95分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ファンタジー
新規登録(2006-11-02)【.】さん
タイトル情報更新(2010-04-20)【レイン】さん
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キャストイアン・ホルム(男優)チャールズ・ドジソン/ルイス・キャロル
ピーター・ギャラガー(男優)ジャック・ドーラン
ジェーン・アッシャー(女優)リデル夫人
サム・ダグラス(男優)記者
ジュリー・ウォルターズヤマネ
音楽スタンリー・マイヤーズ
撮影ビリー・ウィリアムズ[撮影]
製作リック・マッカラム[製作]
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【クチコミ・感想】

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1.少女を偏愛したルイス・キャロルことドジソン教授と彼の特別のお気に入りだったアリス・リデル。長じて老ハーグリーヴス夫人となったアリスの30年代ニューヨークへの旅、そして遠い過去となったヴィクトリア朝イギリスへの心の旅が描かれる。アリスが触媒となり、キャロルの内面まで炙り出した作品は恐らくこの映画だけだろう。かなり良心的な解釈がされ、健全さを踏み外してもいない領域においてだが。とても30歳には見えないドジソン役のI・ホルムは、卓越した演技力でキャロルの神秘のヴェールを剥いでみせる。不思議の国に登場する数々のクリーチャーも登場するが、当時のJ・ヘンソンの腕をもってしてもかなり見劣りする出来であり、作品の魅力を削ぐことにもなっているのは惜しまれる。アリス役のA・シャンクリーはややもすればリデル嬢のオーラに欠けるかもしれないが、彼女が水辺にて忠実な従僕であるドジソンの胸に頭をあずけるシーンは秀逸。実際にはこのような情景はなかったであろうが「黄金の昼下がり」の象徴として、流れる水面(みなも)のような時の一瞬を掬い取った場面として心に刻まれる。ハーグリーヴス夫人のキャロルへの謝辞をもって映画は幕を降ろすが、生涯をあの物語に付き纏われる運命から逃れ得なかった彼女の本心は、神のみぞ知る。
レインさん [映画館(字幕)] 8点(2006-11-11 22:33:18)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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600.00%
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81100.00%
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