40.映画とTVドラマの間をさまよう“さまよいキネマ” いい種たくさん。 でもイマイチ生かしきれてない。 もっと東京の街を転々としてほしかったなぁ。 三木さん好みの小ネタが、今回は“転々感”を邪魔しちゃったみたい。 あとね、あたしはやっぱ“重いオダジョ”が好みだな☆ この作品を観て、あたしに残ったのは、可愛くとぼけた“転々バッグ”だね ってことで4点々♪ 【★K★】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-02-06 00:36:04) (良:2票) |
39.小ネタが随所にちりばめられている。ストーリーと並行してそのお宝探しを満喫していく。三木作品は馴染めぬ人がいてもあまりにも当然すぎて論点が存在しないのかもしれない。たとえば辛口否定の人がいて、それが異なる意見であっても度量の大きさ?とも違い、反撃する力が入らぬ一種の懐の深さがあるのである。それがまさしく脱力系なる所以か。傑作「亀速」と同じく、あくまで裏面であるバカバカしさの表には良質な哀愁が存在しており、マニアにはたまらぬ仕上がりである。それにしても老けてからの三浦友和の素晴らしさはどうしたことか。 【monteprince】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-09-28 00:32:56) (良:1票) |
38.「人生」なんてものは、まさに“転々”としていくもので、悲しい事も、嬉しい事も、順繰りにめぐるものだと思う。 ただ、幸せは、はっきりと目に見えるものではないし、これがそうだと実感できるものではないから、見逃してしまいがちで、辛い事ばかりに目がいってしまうのだと思う。 そういう人生の中での、ささやかな幸せを、淡々と、とぼとぼと、踏みしめるように映し出した映画だった。 三木聡監督らしいゆる~い可笑しさと、ふいに垣間見せる温かさの中で、オダギリジョーと三浦友和がさらにゆる~く息づく。 冒頭では、ただの借金を抱えた大学生とそれを追う取立屋だった二人の関係が、東京の可笑しさに溢れた“散歩”を通じて、次第に“疑似親子”のそれになっていく様に、人と人が触れ合うことによってはじめて生じる滑稽さと、その素晴らしさを感じる。 むさくるしい風貌の男二人の掛け合いがメインの映画なので、上野樹里と蒼井優が出演した「亀は意外と速く泳ぐ」ほどの華やかさはなく全体的に地味な感じはあるが、その分、じんわりと暖かみが染み渡る作品だったと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-21 10:46:14) (良:1票) |
37.コネタ満載、脱力系映画です。三浦友和が思った以上に好演しています。物語のスタートにおけるオダジョーの状況も、三浦友和の最終目的も結構シリアスなはずなのに、このユルやさしい感じでお話を進められるのは三木監督ならではです。 全世界が泣いた!とか、感動の実話!!とかはもういいよ、と思ったりときにぜひ見て脱力してください。 【なつこ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-02-25 00:00:12) (良:1票) |
36.やわらかさと切なさがリンクしたすてきな作品だ。みんなで仲良く食卓を囲む、ご飯をつくる、買い物をする、同じ部屋で寝るというような普通のことが、ものすごく温かい感情の集合であることが分かる。おそらく、登場人物のみんなは、不思議女子高生「ふふみ」を除いて、結構タフな人生を送ってきたのではないかと思う。でも、そんなタフさの中に奇跡的に実現した「普通に」あたたかい時間!! この監督の作品は、画面上は幸せに満ちた雰囲気をかもし出しているが、その幸せな感じが限られた時間にだけ成立するものだったり、映画の終わりと共に終わってしまう幸せであるという切なさを描くのとてもうまい。だるまちゃんとてんぐちゃんのモチーフも出てくるし、ピアノの粉末や三日月しずかも出てくるわで、お約束の部分でも大サービス! ついつい岸部一徳を探したくなる一本になってます。 【wunderlich】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-01-19 17:17:46) (良:1票) |
35.序盤の入り方は悪くないが、中盤以降はダレる。全体的な雰囲気も悪くはないんだが、主人公の成長が感じられないのが難点か。また、東京散歩とは言っても、歩いている場所が東西を行ったり来たりと滅茶苦茶なので所謂「ロードムービー」感もない。 |
34.三木聡監督の大ファンだが、これは初見時そんなにハマらなかった。 「亀は意外と速く泳ぐ」や「図鑑に載ってない虫」に比べるとギャグの濃さが物足りないし、派手さもないし、ちょっとハートウォーミングな感動作になっている点がイマイチだなぁと感じた為だ。 しかし、しばらくぶりに見返してみて、これこそ三木監督の最高傑作なのではないかと思えた。 その理由を挙げるなら、例えば「図鑑に載ってない虫」はそのあまりにコテコテのギャグ大盛りさ故、観終わった後ちょっと胃もたれしてしまうのに対し、本作は全編にギャグが散りばめられながらも、オダギリジョーと三浦友和のロードムービー的な面白さや、途中での疑似家族によるホンワカした雰囲気がなんとも心地良くて、しみじみと味わい深い作品だなぁと思えるようになった為だ。言うなればギャグとシリアスなドラマのバランスが絶妙なのだ。 そして、三木監督作品として待望のオダギリジョーが主演なのがやっぱり最高だし、途中三日月君が出てくるというのもファンには嬉しい。岩松了とふせえりもそこまで主張は強くないながらもしっかりと笑わせてくれるし、岸部一徳の使い方とか面白かったし、吉高由里子の変な歌も妙に頭に残ったし、三浦友和と小泉今日子の存在感も素晴らしいし、配役が完璧だったなと。 親に捨てられ孤独だったオダギリ扮する主人公が、疑似家族との束の間の団欒を楽しむシーンが好きだ。やがて確実に終わってしまうその関係を日曜日の午後の気分に例えながら、その瞬間を噛みしめるように楽しむ主人公の見せる切なさ。そんな時は後ろ向きに歩けばいい。そうすればきっと過去に戻れるかもしれないのだから。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 10点(2020-01-21 22:06:54) |
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32.まさに転々としたドラマなのだがおもしろい。何か突拍子もないことが脈絡なく続くのだが私はこういう感じは好き、人間のおもしろさや愛着を感じさせてくれる。映画は理屈で見るものではないことを改めて思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-16 14:29:21) |
31.話しに深みがない。「街を歩く」というコンセプトは他にはなかない映画の良さがあると思う。 |
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30.何のオチもないまま..物語は終了..監督の伝えたいことは何だったのか、意味不明..思わせぶりな展開で、実は何も中身がない、典型的な勘違い映画..残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-05-10 15:10:47) |
29.カレー食べながら涙を流していましたが,家族を知らずに育つと,あんな状況下でも相手を思って涙を流せるものなのか? 私には理解できませんね.それと,「結果はそれほど重要じゃないんだよ」みたいなノリの話はどうも好きになれません. 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-15 00:56:45) |
28.メローだね。小ネタは当たり外れあり。当たりは「崖のにおい」と「石原良純」。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-07 17:53:55) |
27.ゆるくて、ゆっくりで、まったりしてて、なんか落ち着ける作品でした。 役者の配役もはまっていて、ナイスキャスティングでした。吉高由里子かわいかった…。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-14 00:14:01) |
【アフロ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-06-18 15:39:24) |
【のははすひ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-12 23:47:40) |
24.幸せは来ていることに気づかないほどじんわりやってくる でも 不幸はとてつもなくはっきりやってくる という言葉に惹かれて観てみた エンドロールで流れるムーンライダースの曲がたまらない なんとなく2回観たくなるいい映画 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-03 13:01:23) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-12-06 20:05:35) |
22.オープニングの靴下突っ込みは笑えた。その後もゆるいテンポながら小ネタ満載で、最後はちょっとホロリとくる。オダギリはいい感じだし、キョンキョンもちょっと不思議な味だが、何といっても三浦友和がすばらしい。 【Q兵衛】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-06-22 10:08:51) |
21.笑いのツボにはまりませんでした。麻生久美子の出番は一瞬だけか・・・。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-11-20 20:50:13) |