27.全編に渡ってキャラクターを全く掘り下げないで話が進むので、二十倍に薄めたカルピスを飲んでいるような感覚だった。つまり話が薄っぺらい。 演出は感動的だが、余りにも定番中の定番を何度も繰り返すので、映画というよりはテレビドラマに近いと思う。キャラクターも一人一人に魅力がなく、消化不良のままエンディングを迎えた気がした。もう少しキャラクターを描き切れていたら、ハチを取り巻く日常の群像劇にでも出来たと思う。折角名優をたくさん使っているのだから、人物描写をしっかりしないのは単純に勿体ないと思いましたね。例外がハチで、犬とは思えない様な色々な表情を見せてくれる。ハチのみに関しては大満足でした。 【民朗】さん [映画館(吹替)] 4点(2009-08-15 23:59:25) (良:2票) |
26.犬好き。特に秋田犬が好きな人間にはたまらない作品。 ツッコミどころ満載のシナリオだが最後は号泣してしまいました。 もしよかったら、ユーチューブで「HAHI約束の犬 リアクション」で検索してみてください。 この映画で号泣した世界中の子供たちのリアクション映像が見られます。 5歳くらいの女の子がラストシーンを見て号泣している姿が愛おしくなります。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-05-26 13:07:51) |
25.アメリカにいくつもある大都市それぞれの周辺にこれまたいくつもありそうなベッドタウンが舞台のお話しで1987年の日本映画「ハチ公物語」のリメイクですが飛行機の貨物として送られてきた高価な秋田犬の子犬がケージが壊れて受取人の住所を書いた紙とも泣き(?)別れになってあっさりとリチャード・ギアが演じる教授に引き取られるという話の始まりも嘘っぽいけれどもっと嘘っぽいのは教授の死後に野良犬の道を選んだ主人公ハチは狂犬病の注射は受けたのか、鑑札はどうしたとかの問題もなく、銀行口座を開設できたり信託責任者(ホットドッグ屋のおっちゃんと肉屋さん?)が任命されて野良犬を続けているんですよね。まっいいです。とてもアメリカ的です。作品の撮影は4頭の秋田犬俳優を使い、動物俳優虐待されないよう愛護協会の監視のもとで行われました。ワンちゃんたちの可愛さに免じてオリジナルからの減点は1点だけにしておきます。 【かわまり】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2019-12-10 08:49:24) |
24.ハチは可愛いし良いストーリーなんだけど、あまりにも素直に展開していく。 もう少し意外性というか工夫が欲しかった。 子供向けの域を出ていないような解りやすすぎるところと、ギアが死ぬところはもう少し伏線を入れて欲しかったところに少々の不満がある。 ハチにちなんで8点献上したいところだが、今一歩ってところ。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-11-15 00:25:13) |
23.これは全然期待していなかったのですが、うかつにも泣いてしまいました。ちゃんと日本を背景に入れ込んで丁寧に作り込まれており、とても好感が持てました。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-26 00:29:36) |
22.オリジナルで描いている、教授亡き後の人間の身勝手さを描いていないことが、比較ポイントになっているようですが、これは好き嫌いの問題かな、と思います。 私にはもっと気になった比較ポイントがある。ずばり、主役の演技です!! っても、仲代達也とリチャード・ギアのことを言ってるんじゃないですよ。主役ですよ、主役。すなわちハチ公。 時代のせいなのか?ハリウッドの方がドッグ・トレーナーが良いのか?カメラワークのせいなのか?オリジナルで気になったのは、話しかけられてあさっての方を向いていたりと、なんだかそっけないハチ公君でした。もっと上手く演じられる犬いるんじゃないかなぁと。 こっちのハチは、老犬になってさえ愛くるしくて、教授が好きなのがヒシヒシと伝わってくる名演でした。 ただ、映画全体としては、舞台を現代アメリカにもってきたのに、ちょっと無理があった感じはありました。あと、孫がハチをヒーローとクラスで紹介するのがいまひとつ。 でも総じて良作であり、実話を最後に紹介したり、オリジナルへのリスペクトが感じられたのも好感。あまりオリジナルより高い点をつけるのはちょっと抵抗があり、+1としておきます。 【あっかっか】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-11 21:46:55) |
21.しまった、吹き替え版で観てしまいました……。やっぱりこういうのは、素直に泣けてしまいますね……。ラストで目頭が熱くなりました。 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-09-11 21:31:28) |
20.綺麗に優しく丁寧に撮られています。 しかし、日本ではあまり姿を見かけなくなった大型犬ですが、ハチはあちらの風景にもすんなり溶け込んでしまい、まるで違和感ありませんでしたね 和犬なのに、秋田犬なのに。 でも途中、ジャンボプードルが出て来ました ジャンボプードルが (だからなに。) 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-05 22:18:35) |
19.ウチの子供に「鐘の音が変だ」と突っ込まれるも(赤ちゃんの頃から寺ばかり連れて行ったからなあ)、外国の映画だからそういうものなのだと、無理に納得させて。この映画、時々挿入されるHACHIの視線のカメラが、逆に「HACHIに話しかけられる言葉が、決してHACHIには通じない」ということをかえって強調して、切ないんですね、しかしそれよりも、白眉は何と言っても、奥さんがギア様の墓参りに来るシーンだと思います。夫が亡くなってから、随分月日が流れて。町の景色も色々と変わってしまったんでしょうが(惜しむらくは、この“変化”をしっかり描いて欲しかった!)、なんとそこに、年老いて薄汚れはしたけれど「変わることなく」HACHIが居る、という、そのまさに「変わらない」ということの衝撃。人間は皆、それぞれの人生を送りおそらくは様々な転機などもあったであろうその中で、変わることなく、夫である飼い主を待つ犬。夫が亡くなってからの歳月が一気に縮まり、犬を通じて過去と直結する瞬間。このシーンは本当に感動いたしました。で、ここでちょっと複雑に感じるのはラストに付加された「実在のハチ公」についての紹介。実話であることと同時に、「今でも日本ではその場所にハチ公が銅像として立っている」ということが紹介されて、「変わらないこと」が改めて示されるのですが……当の我々日本人の感覚からすると、逆に「変わってしまった」ことを再認識してしまう訳ですね。この映画で描かれるような物語が、今の極彩色の渋谷駅で綴られることはもはやあり得ない……。またその一方、この映画に関して感慨深いのは、かつて、シッカンという犬を待ち続けるイングマル少年の物語(そして待つことをやめた時に彼は成長するのだけど)を描いたハルストレム監督が(映画館に足を運んだ私もまだ高校生で、スウェーデン映画なんて見たことも聞いたこともなかった)、二十数年後、今度は逆に、「犬の側の、待つ物語」として、我々にはあまりにも馴染みのあるハチ公を題材にした作品を、アメリカで撮ったということ。これはまあ、感慨深くはあるんですけれども、映画自体の中身とは別のオハナシ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-06 10:36:34) |
18.日本人なら誰もが知っているお話なので、もう安心しきって鑑賞できる。 日本を舞台にした逸話を、ほぼ違和感なくアメリカに移した序盤の展開は良かった。 ただ向こうは日本と違って、家も駅前も密集しているという感じではないので、 ハチ公が周りの人間たちから愛されているという描写が不足しており、 ラストはちょっと無理があるかなという印象は受けた。 まあ何も考えずに、素直に感動するべき作品だとは思うんだけど、 主役の犬はさぞかし大変だったろうな、とそればかり考えていた。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-07-30 05:02:12) |
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17.オリジナルもみましたが、こちらのほうが好きです。無理に感動させようともせず、淡々と話が進んでいくのが非常にいいです。また、ホットドッグ屋のオヤジがいい味出してます。 私が犬好きなのもありますが、予想通りじわっと泣かされました。 【doncdonk】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-06-13 03:16:01) |
16.犬好きでなくどちらかと言うと嫌いな方な私ですが、この作品には泣かされました。ちょっと泣いた程度ではなく号泣しっぱなしでした。ハチはリチャードギアが好きだったのが苦しいほどわかる。今まで映画を見てきて一番泣けました。 【さわき】さん [地上波(吹替)] 9点(2011-04-24 11:44:40) |
15.ほんとに淡々とした静かな作品ですね。ホットドッグ屋の店主(エリック・アヴァリ)の表情や演技が自然で良かった。9年間も待ち続けたハチも立派だが、周りの人達の食料面でのサポートがこれまた素晴らしい。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-03-21 10:54:58) |
14.忠犬ハチ公の物語を、アメリカに舞台を置き換えてリメイク。『ハチ公物語』よりも淡々とした感じに仕上がっています。悪人はひとりも出てこず、さめざめと涙を流すにはよい映画でしょう。ひとつ引っかかった点が(微細ながら)あるとすれば、先生が亡くなる日、ハチが予兆のように見せたふるまいです。だとしたらハチはあらかじめ何かを見通していたことになってしまう。彼が無心に、愛しい先生がいつか来ることを信じ、ひたすら駅で待ち続けた、という解釈の方が――9年間のうちに、うすうすと真実が頭をよぎったとしても――より悲劇的・感動的であるし、忠犬ハチ公のテーマにふさわしいと思いますが、皆さんはいかがでしょうか。 【円盤人】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-19 01:57:23) |
13.全体的に(音楽も含めて)暗いトーンなのは、基本的に悲しい物語だからでしょう。でも、もう少し明るくしても良かったかな、という印象です。 ただし、単調な演出は効果的でした。優しい映画、という感じです。ちなみにアヤパンはなかなか吹き替えうまかったです。 【love】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-31 10:17:02) |
12.実に手堅い感じのリメイクです。 過剰な演出はなく、淡々と描かれているのが逆に物悲しい。 ストーリーを知っているので、泣くほど感情は揺さ振られなかったけど、改めていい物語だなぁって再確認しました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-07 05:10:30) |
11.ありゃ、投稿してなかったんだ、何度も見たのに。CSでやってると、つい見ちゃうんですよね~。犬、特に秋田犬にねらい通りの行動をさせるのはかなり大変ではと思うのに、自然に見える点に、やはり子供に演技をさせても自然に見えるハルストレム監督だからこそできたワザだったんじゃないかなあ、と感心。私はリチャード・ギア嫌いなんだけど、なぜかこの映画の彼は好きです。ちなみに、久々に登場のわがムスコ(笑・・28になりましたよ)の、生涯初“号泣”映画が「ハチ公物語」でした(小学何年生だったか忘れたけど、ふと気付いたら、涙ボウダで、一人で見てたの)。ムスコはいったん独立してアパート暮らしになったのですが、今諸事情で帰ってきております。そんなムスコと先日、本作を見てたら、案の定、本作でも号泣しておりました。父親と一緒に。男性にとってのほうが“ツボ”なのかなあ。私はちょっと目がしらが熱くなった程度です。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-01 23:04:01) |
10.地味なんだけど、本当に、じわあってきます。 犬への愛情とモデルとなったハチへの尊敬の念がすごく伝わってきます。 なんというか、こういう映画をもっともっと見たいなあと思いました。 一時間半が、あっという間でした。 鑑賞後 ほっぺたが涙でべたべたになってました。 犬の表情がすばらしかった。 地味に労作。 犬好きじゃなくても感動するし、犬を飼ってる人ならもうたまらないだろうなと 思いました。 【ひであき】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-20 17:00:01) |
9.元ネタも十分すぎるほど知っている。 狂おしいほど犬好きな私は、山城新伍が苦手だと言いながらも大泣きし「映画の出来不出来などどうでもいい」とまで言い切ってしまった。 そうした反省を踏まえて今回は冷静に鑑賞するべく、本作に臨んだ(大げさ)。 ところが、ハルストレムはやってくれた。 想像していなかった「ハチ視点の映像」により、相当早い段階でギブアップ。 ってか、遠い異国で迷子になるハチを見ただけでグロッキー状態。バカじゃないか、あたし。 素直に感動できるのは、欲張らず、奇をてらわず、小さな出来事を丁寧に積み重ねていくハルストレム監督の抑えた演出のたまもの。 やっぱりうまい。 【poppo】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-09-25 10:31:41) |
8.オリジナルはなかなか泣かせた。それをハリウッドがリメイクなんだけど、日本のわびさび感はさすがに表現しきれなかったか。日本版は仲代八千草のまあ芸達者だったし。しかし、犬の愛らしさ表現はさすがハリウッド。感心した。吹き替えで見ちゃったんだけど、北大路真矢はというのは? 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-08-06 22:56:01) |