93.クリストファー・リーブありがとう。スーパーマンよ永遠なれ。 【パセリセージ】さん 10点(2004-10-12 19:48:28) (良:6票) |
92.何度見たことだろう。サントラを何度聞いた事だろう。映画少年になりたてとしては最高の教材だった。クリストファー・リーブのそのまんまの容姿にアメリカンコミックの映画化に対する情熱を感じ、CGもない時代にピアノ線であそこまでスムーズに離陸させる技術と俳優魂に敬意を送ったものだ。話題と見所満載の映画だったが、私のお気に入りはなぜかクラーク・ケントの青年時代。実力を隠しながらアメフトの雑用係で過ごす姿、わずかな恋心を同級生に抱き交わす会話がなんとも切ない。そのあとに来る養父の「きっとお前はなにかの目的のためにその力がある。フットボールのためじゃない」というセリフも素晴らしい。そして特に好きなのは、クラークの旅立の日のシーン。網戸から見つめる養母の切なくも暖かいまなざしは、クラークからの告白を聞かずとも彼の旅たちを悟っている。そして草原に一人立つクラークの下に歩み寄る養母。音楽もジョン・ウィリアムスの真骨頂、コントラバスとチェロの低音弦楽器から徐々にバイオリンへと引き継がれるストリングスも完璧だ。アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」を思い出す叙情豊かなシーン。単なるアメコミヒーロー映画のはずがそこに垣間見る絵画の世界、30年以上たってもこの映像が忘れられない。そしてラストのエンドテロップ直前に地球から宇宙空間に飛んできてカメラ目線でにっこりするスーパーマン。何度見ても思わず嬉しくなってしまう。数多くのアメコミヒーローの映画がある中で、このスーパーマンだけは最も心の奥にあることを実感せずにはいられない。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-08-30 17:28:18) (良:3票) |
91.何十年かぶりに観てみました。特撮は今でも意外に見れる。質感は明らかにプラスチックだったり発泡スチロールだったりするのだが、シーンが要求する風景をきちんと作り上げている。なにせ原作があるのでスター・ウォーズみたいに上手く作れるシーンだけで構成するわけにはいかない。そのほぼ翻案なしのアメコミ世界を現代(当時)に直でつなげてしまうのが凄い。 しかし悪役のおもしろ演出はいいかげんくどい。笑ってる間に垣間見える残虐さにドキッとする展開は上手いがあざとい。他にも変なところ、矛盾してるところ、ダサいところ、冗長なところは山ほどあります。それを全部救ってしまうのがクリストファー・リーヴ。 あの顔、あの体格はスーパーな男そのもの。スーパーな笑顔、スーパーな怒り、スーパーなイケメン声、それがメガネ一個でガラリと印象を変える。よくあんな俳優を見つけてこられたものだ。 CGなんかなくても超人のパワーを感じさせるクリストファー・リーヴ。赤青スーツが史上唯一似合う男クリストファー・リーヴ。クリストファー・リーヴはスーパーマンでスーパーマンはクリストファー・リーヴ。クリストファー・リーヴよ永遠なれ。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-18 23:03:10) (良:2票) |
90.スーパーマンと言えば誰が何と言おうと、クリストファー・リーブである。それは男はつらいよの寅さんこと車寅次郎と言えば渥美清である。というのと何だか似ているような気がします。素顔をさらけ出すヒーローに多少なりの違和感を覚えつつもそれでもスーパーマンというヒーロー像を作りだした功績は賞賛に値いするのではないでしょうか!この映画が無ければ、生まれていなかったら、昨今のアメリカンコミック系のSFアクションが沢山、作られるようなことはないだろうし、そういう意味でもこの映画の価値は高い。スーパーマンと呼ばれることを選び、最後までみんなのヒーローであり続けたクリストファー・リーブ!その道を選んだ役者としての、いや、役者というより一人の人間としての男としての生き様のかっこ良さは永遠のヒーローの名に相応しい。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-26 21:06:42) (良:2票) |
89.クラーク・ケントに萌えます。なにしろクリストファー・リーブがかっこよすぎるのです。それだけではなく、仕事ができてガタイもいいのに、好きな女には一途で、でも奥手で、ださい眼鏡をしている。こんなに萌える要素がある作品はほかにはありませんよ奥さん! 【さそりタイガー】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-09-05 22:42:28) (良:2票) |
88.グレン・フォードが亡くなった。彼が演じるスモールヴィルの農夫ジョナサン・ケントは、音と映像で素晴らしい別れの場面が用意されたマーサ・ケントに比べかすみがちだが、わずかな出演時間の中で息子に告げた「お前がこの星に送られた理由はしらねぇが、タッチダウンするためじゃねえ」。「人生、小さなことは気にするな」ということをこんなに説教くさくなく軽妙に語った言葉を他に知らない。ミス・テシュマーカーの「アタシって善い人とはすぐに別れるのよね」とともに、M・プーゾの脚本はただ一言でその人物を忘れがたいものにさせる。情緒ある前半部を受けてメトロポリス・パートは小気味よい。最初から完璧だったC・リーブの二役、オティスとテシュマーカーを従えたJ・ハックマン版ルーサーの絶妙な間の取り方。人を食ったようなラストも誰も予想しないという点ではMUST BE SUPER. 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-02 20:24:15) (良:2票) |
87.《クリストファー・リーブ》まさにこの映画の為に生まれ、彼の人生はスーパーマンそのもの。この映画のラストで見せる、彼の微笑みが忘れられない。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-17 19:11:22) (良:2票) |
86.かっこ良過ぎるよクリストファー・リーブ。ちっとも色あせてないよスーパーマン。最高だよスーパーマン。 【ボビー】さん 8点(2004-11-22 23:53:17) (良:2票) |
85.クリストファー・リーブにマーロン・ブランド。この作品に出た二人に近い日に死んでしまったことに少し運命なものを感じました。今はいないこの二人が出ているだけでこの作品は名作だと思います。 【ALEC】さん 8点(2004-10-12 20:38:05) (良:2票) |
84.幼いスーパーマンが、中西部の田舎町で育つ場面の何という美しさ! ほとんどアンドリュー・ワイエスの絵画的風景とノスタルジックな情感豊かさに、思わずナミダが出そうになってしまった…(この部分が劇場版より長いヴァージョンがあるそうだけど、ぜひ見たい!)。そして、空を飛ぶ、というイメージを、この映画ほど優雅に、ポエティックに見せてくれる映画もないんじゃないかな。日本じゃ(本国アメリカでも?)大味なアクション監督と思われているリチャ-ド・ドナ-監督だけど、彼の映画には、どんな失敗作(『リーサル・ウェポン2』『ラジオ・フライヤー』…)にも不思議なセンシティビティーとロマンチシズムがあって、もっとその部分に光が当てられてもいいのになあ。とまれ、この『スーパーマン』は、ドナーの最もロマンチックな映画であります。 【やましんの巻】さん 10点(2003-05-26 15:15:00) (良:2票) |
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83.アメコミヒーローモノの元祖にしてもはやクラシックとも言われる本作ですが、正直、僕は当初は近年のCGバリバリのアクションのアメコミヒーローモノに比べると古臭くて退屈なんだろうな~と思ってました。 しかし、実際に見てみると面白いではありませんか!?もちろん、アメコミヒーローモノ特有の激しいアクションを求めてしまうとそんなシーンはありません。この映画の良さは主人公であるスーパーマン/クラーク・ケントの誠実な人柄やヒロインとのロマンス、ジーン・ハックマン演じる敵役のレックス・ルーサーを始めとするキャラクター達のコミカルな掛け合い、ジョン・ウィリアムズの音楽などが昔ながらというか、時代を感じさせても、色褪せない普遍的なモノにしているように思います。それらがきっと本作をアメコミヒーローモノのクラシックとしているのではないでしょうか? 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-09 23:32:40) (良:1票) |
82.本当に、久々に見た。印象的なシーン以外はすっかり忘れていた。ただ、最近マンオブスティールやスーパーマンリターンズを見たばかりだったので、どうしてもその辺と比較をしてしまうのだが、映像的な技術やかっこいい演出は当然負けている。弾丸が眼球ではじき飛ばされるような、すごい映像等はない。それでも、その二つには負けない面白さが充分にある。途中中だるみするシーンもあり、2時間でおさめてほしかったという気持ちもあるが、スーパーマンはやはり、人を助けて、そこに歓喜するというところがあり、マンオブスティールのように、人助けよりも敵と戦うという感じだと、イマイチ乗り切れない。マンオブスティールが、この映画の新解釈として作られていたら、もっと面白かったろうに残念である。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-10-02 11:58:11) (良:1票) |
81.アメコミヒーローの中で今でもダントツで大好きなキャラです。リーヴさんが演じる4部作の中でもこの1が一番好きです。2は良しとして、3と4のレヴューはしたくないので、ここにまとめますw それぞれ話はめっちゃくちゃですが、いいんです!スーパーマンがいる世界なら! 【movie海馬】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-21 21:52:24) (良:1票) |
80.スーパーヒーロー物をハリウッドが本気で作るようになった先駆けの作品ですね。ジーン・ハックマンを起用したことが話題を呼びました。出演者の中で、一番の高額ギャラで、名前も最初に出てきます。彼が出演したことで、この後、コミック作品の映画化に大俳優がイメージを損なうことを恐れずに出演するようになったと思います。作品の出来は期待度からすると7割くらいの出来で、満足感や、高揚感にちょっと欠けるのが残念です。若き日のクリストファー・リープはスーパーマンのイメージ通りで、素晴らしいです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-24 11:39:45) (良:1票) |
79.よく考えたら(もとい、よく考えなくても)このラストはすごいですよね。ここまで豪快に「ほら、こうなるんだぜ!」とやられると、納得させられたような気分になります。子供心にとても興奮したので、当時の気持ちに戻って8点献上。 【金子淳】さん 8点(2004-07-08 10:11:33) (良:1票) |
78.スーパーマンシリーズの1作目と言うことで、少年時代からの成長期が描かれており、その辺のサービス精神はリチャード・ドナー監督ならではってとこか。また「ゴッド・ファーザー」のマリオ・プーヅォが脚本に参加していることも大きいのかもしれない。「ゴッド・ファーザー」と言えば、マーロン・ブランドも参加していて、裁判沙汰を経て当時の出演料最高記録を更新したことでも話題になった。と言いつつ、話題性だけでなく、案外子供の映画にならなかったところが良かった。 【イマジン】さん 9点(2001-02-23 10:13:03) (良:1票) |
77.こんなにも上手に映画にできるなんてと、当時はエラク感動した。既に何回観ただろうか。最初に変身して登場するシーンがとにかくシビれる!それに、ジーン・ハックマンのコミカルな演技がとってもイイ。 【ヒアロウ】さん 10点(2001-02-23 01:49:50) (良:1票) |
76.映画はカーテンの画面から始まり、やがて白黒スタンダードでコミック・ブックをめくる少年の手に。その中に描かれている建物の広告塔(デイリー・プラネット新聞社)の地球儀の周りを回り始め大宇宙に飛び出して行き、例の青く光る帯をひいてタイトル文字が現れては消える。やがてクリプトン星のクリスタル都市へ・・・という見事なオープニング・タイトル・シークエンスは、J・ウイリアムスのテーマ曲と共に見事であります。 緑の平原の中にポツリと家があって、とてつもなく広い青空の彼方には地平線が見えているという、アメリカのノスタルジックな風景が素晴らしく印象深い。今は不幸にも障害者となってしまったクリストファー・リーブだが、本作で華々しくデビューした彼の勇姿がなんとも眩しい。 【ドラえもん】さん 8点(2001-02-17 00:05:07) (良:1票) |
75.たぶん超久しぶりに再見。だけどまったく覚えていませんでした。 とにかく、最初の50分がやたら長い。みんな知ってるスーパーマンの生い立ちなんかどうでもいいから、とっとと新聞社で活躍するところを見せてくれと。その後の活躍はさすがに人知を超えています。まあスーパーですから。 個人的なツボはジーン・ハックマン。カリフォルニアを海に沈めれば、その奥の砂漠地帯が海岸線になって地価が上がるという、いかにもアメリカンな短絡発想がすごい。こちらのほうが、よほどスーパーでした。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-02 22:59:58) |
74.ふわっと飛ぶところとか、荒唐無稽のなかに上品さがあっていい映画だと思うけど、 これを観て、「梅干し食べてスッパマン」を思いつく鳥山あきらのギャグセンス はあらためてすごいな。 【michell】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-08-25 10:37:42) |