8.切なくもあり、痛快。「人呪わば穴二つ」という言葉がホントにシックリくる映画。 パリッとした服装から、徐々に薄汚れてゆき、最終的には怪物化していった父親の様相が、実に象徴的でした。ケビン・ベーコンの怪演技ならでは、と言った感じ。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-03 02:07:23) (良:1票) |
7.息子を殺害したチンピラに父親が復讐したことで、ギャングとの全面抗争になってしまうというオハナシ。良識あるブルジョア家庭の親父を演じるのは曲者ケビン・ベーコン。と言う訳で、もともとあんまり良識があるようには見えないのです。後半の暴走は保証済み。演出の方も、復讐や抗争へと向かうドライビングフォースがいかにも顕著で、映画の中に敷かれた物語のレールが透けて見えており、こうなるともう、息子を失った哀しみ・慟哭、暗黒世界へ足を踏み入れる躊躇・逡巡、そういったものはあまり感じられなくなります。ラストで主人公はトラヴィス化してしまうに至っては、「ホラ言わんこっちゃない」と言いたくなっちゃう。じゃあ何よ、ケビン・ベーコンならダメで、“ぶろんそん”なら良いのかよ、と言われれば、まあ、残念ながらそうなんでしょう(笑)。しかし、「今さらこんな映画作っちゃって」というツブヤキの影には、「待ってました!」という嬉しさプラス懐かしさがあるのもまた事実。中盤の、街で突然ギャングに襲われるシーンがいいですね。街中だったのに、路地裏に逃げ込むと途端に周囲の光景がスラム化する怖さ(ホントにこういう地理なのかは不明)。立体駐車場での長廻しのオモシロさ(手持ちカメラがクレーンに乗ってまた手持ちに)。クライマックスの銃撃戦もなかなか見事でした。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-06 23:41:48) (良:1票) |
6.みなの評価が高かったから見てみたけど、これ、おもしろいか? 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-06-10 15:42:47) |
5.割と分かりやすい復讐劇。「ソウ」も「デッド・サイレンス」も誰かの復讐心が起点になった話だったが、本作でようやく復讐者側を主人公にした直球の映画を撮ったなという印象。有り体に言えばマッドマックスがこれまでずーーーーーーーーっとやりたかったんだろうこの監督は。既に何度も書かれている通り、立体駐車場での長回しを挟んだシーンはサイコーだ。そして復讐は高くつく己の持つ全ての物を失う覚悟がなければやるべきではないと思わせてくれる映画だった 【よいしょ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-15 18:30:03) |
4.テンポがよく見応えのある映画でしたが脚本の出来が若干荒いと思います。ケビンベーコンはとても良かった。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-23 01:07:18) |
3.ケビン・ベーコンが出てなければ、だぶん見てないと思います。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-17 14:37:30) |
2.なんだかスチーブンセガールが大好物そうな作品ですね。 【くまさん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2010-10-04 00:31:32) |
1.ヴィジランテ・フィルムとしては出色の出来栄え。 復讐は復讐しか呼ばない負の連鎖というのを思い知らされた。力意外で解決できる方法があるはずでは?という投げ掛けもない故に重苦しい悲壮感が全体を漂っている。やっぱりアメリカ銃社会は恐しい。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-29 10:11:39) |