30.知的障害のある息子を溺愛する母が、息子の無実を証明してハッピーエンド! とはならない…一筋縄ではない作品。 想像の斜め上を行く展開。こうゆうパターンもあるか…と関心。 誰が監督かな?…ポンジュノかいっ!と更に驚き。 あの「ツボ」かホントに効果があるならば、いつか自分も使う日が来るかもしれない。。 【tonao】さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-05-16 10:11:51) (良:1票) |
29.「母」とはどうしてこうも愚かな生き物なのだろうかというステレオタイプなテーマではあるが、これを観て確信した。言い方は良くないが「母」とは一種の病気なのだと。はらみ産み落とした後に女が患う病。この病気には個人差があり、過干渉、過保護、過剰愛、逆にその重責から現実逃避思考に陥るニグレクト。それぞれどうかしてると思うが、仕方がないのだ。母という病を患っているのだから。かといって許されることではないという事は、言うまでもない。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-03-19 14:43:40) (良:1票) |
28.ラストに突きつけられる衝撃。 殺人シーンも容赦ない韓国映画だけど、筋立ても容赦なかった。 トジュンは、最初から母に鉄屑業者を殺させるつもりだった。 お前は幼い俺を殺そうとしたんだから、それぐらいやって当然だろ。 鍼箱落とすなんて危ないじゃないか。まさかと思って犯行現場を確認しに行って良かったよ。 息子を愛し、かつて手にかけようとした後ろめたさを引きずる哀しき母の映画。 |
27.決して愉快な映画ではないですが、映画の熱量が物凄いんですね。作り手の熱さが伝わってくる映画でした。最後はインド映画? 【東京ロッキー】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-22 15:21:41) |
26.「殺人の追憶」並みに重く、やるせない話だった。 しかも、こちらはユーモラスなシーンなど微塵も無く、常にシリアスな展開な為余計に疲れてしまった。 テーマ的には母親の子を思う気持ちというか、究極の親バカ映画というか、モンスターペアレント映画というか。 ポン・ジュノ監督らしい理不尽さと底辺に生きる人々がもがいて行く様は一貫してどこまでも不快にさせてくれる。 ふとした視点の転換により、作品のジャンルすら自在に操る様は相変わらず只者ではないと感じさせてくれる。 【ヴレア】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-12 19:22:15) |
25.もう10年近く前に映画館で鑑賞しましたが、本作品を越えるサスペンス映画に出会っていません。 韓国映画の底力を見せつけられた名作です。 【ジョウオンズ博士】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-02-24 19:47:11) |
24.素直にこれは許せないと思う気持ちもあり 向こうでも賛否両論あったそうだけど観ておいて良かったと思います。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-25 01:31:50) |
23.あまり気持ちのいい映画ではないが、最後まで引きつける力はある。 終盤は意外な展開になるし、結末はこうなのか、と感じた。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-09 13:17:30) |
22.殺人事件の真実には「そう来たか」という感じで意外でした。そのあとの母親の行動や心境は、許せるものではないけれども理解できる部分もあり何とも言えない感じでした。ただ、冒頭と最後のダンス、あれは自分としてはいただけないものでした。ああいう演出は自分には理解できません。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-11-15 19:15:35) |
21.最近、韓国映画を観るにつけ、韓国映画にはジャンルのカテゴライズを決められない映画が多いなーと思います。これはある意味、ハリウッドの作品にならされた僕なんかは、観ていて、どーいった感情で観ればいいか決めかねて、居心地を悪くさせる傾向にさせます。特にその傾向が強いのが、ポン・ジュノ監督の作品でありまして、「殺人の追憶」も「グエムル」も観ていて、戸惑うばかり、でも作品自体のレベルが高いのか、結局は面白いと納得してしまうとこがすごい監督さんだなーと。そんな監督の作品ですから、ある程度覚悟はしていたんですが、今回のは特に、なんじゃこりゃああ!でした。そのジャンル越えはもうすでに冒頭から始まっていて、草が生えた広々としたところで踊る年配の女性、笑っていいのか、すがすがしい気持ちになっていいのか、しかし、かすかに蠅の飛ぶ音がしており、禍々しさも感じるのです。それは特に印象に残ったシーンである、ウォンビンの携帯パカパカシーンも同じで、生々しいリアルな仕草で、めちゃくちゃ怖くも感じ、知恵おくれとゆう背景で切ない気持ちにもなり、笑ってしまいそうにもなるのです。どんなモードで観ていいかわからなくなり、思考停止で冷めた目で引いて見てしまった部分がかなりありました。でも、かなりドキドキするシーンもあります。母がある部屋からこっそり抜け出るシーン。とにかく、全体的にすごい作品であることはなんとなくわかります。観てる間は、前のめりでした。でも、観終わってから、どんな気持ちになればいいのか理解できないのです。あ、そうか、ただ狂ったように踊ればいいんだ。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-08 03:46:44) |
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19.久々に韓国映画を観たけど、私が見た韓国物って知的障害者をネタにしたものが多くて、正直「またか…」って感じでした。監督の「殺人の追憶」に似たカラーが出ています。これって「どんでん返し」なんでしょうか? 不完全燃焼の終わり方に納得いかなかったです。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-15 22:59:05) |
18.大量に張られた伏線を全て回収した脚本が凄いね、衝撃的な名作 【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-04-06 01:37:38) |
17.見ててイライラした。僕には合わない作品。後半は面白かったけど。 【黒ネコ】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-06-08 16:42:55) |
16.韓国映画から若くて綺麗な女優を引いたら何も残らないだろうとバカにしてたけど、考えが甘かった。 この作品は見た後にどんよりとした嫌な記憶を残す。 こんな後味の悪いシナリオをよく思い付いたなと、脚本家の精神構造が心配になるほど嫌な話でした。 少なくとも面白いという種類の作品じゃないことは確かで、僕はこの作品を誰かに薦めようとは思わない。 どう考えても嫌な思いしか残らないんだもの。 まあ、見た後で記憶を消すということなら、害はないのかも知れないけど。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-13 17:25:08) |
15.知的障害を持つ息子の殺人の容疑を晴らす為に奔走する母親の姿を描いたサスペンス映画。こうしてあらすじだけ書くとなにやらハートウォーミングな雰囲気だが、その実体は近親相姦ギリギリの母子関係を延々と見せられるという嫌がらせの様な変態映画である。なんで映画を観るのにこんないたたまれない理不尽な思いをしながら観なきゃいかんのか、と被害者意識に苛まれながらも最後まで観賞。これを純粋にエンターテイメントとして楽しめる人って相当に歪んだ性向の持ち主だと思うのだが、そう考えるとここでの異様な高評価っぷりは薄気味が悪いとしか言い様がない。「母の愛は海より深し」とはよく言うが、海より深い愛というのはもはや狂気と紙一重という事なのか。ラストの“ええじゃないか・エンディング”には驚愕。こんなんアリかよ。傑作であるかどうかはともかくとして、少なくとも日本のメジャー資本では絶対に作れない映画である事は間違いない。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-06 20:41:10) |
14.面白すぎる、凄すぎる。この監督は悪魔と契約でもしてきたのか。全てを忘れようとして踊り狂うあのラストカットは映画史に残る出来。 【bolody】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-08-09 23:58:26) |
13.文芸作としてもミステリーとしても超超一流。我が国では実写でもアニメでも「考えてるふり、意味のあるふり」でごまかす悪癖が蔓延しているが、本作にはそんな甘えは微塵もない。描きたい深い内容があり、しっかり構築された物語があり、落語のようなちょっと笑えるオチまである。特に、なにげないエピソードに重大な伏線が隠されている無駄のない脚本は悪魔的な周到さだ。中盤以降のたたみかけるようなダイナミックな展開は圧倒的で、「この話まだ転がすことができるの!?」という驚きの連続でした。素晴らしいとしか言いようがない。 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-16 09:00:31) |
12.評価が高かったので、観ないといけないと思い、やっとBSで観ることに..予想していたストーリーとは違いましたが、なかなかすばらしい出来です、映画として完成度が高いですね~ 監督の才能を感じます..って、「殺人の追憶」の監督じゃないですか(知らずに観てしまった)..どうりで、一味違う訳だ... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-27 12:53:46) |
11.オープニングのオバチャンのダンスからして、わけがわからない。 序盤なんか、少し退屈なくらい、話がどう進むのか、予想もつかない。 でも、中盤からは、どう話が進むのかわからないまま、一気に緊張感が出る。 そういう意味では、サスペンスとしてよく出来ている。 ただねえ、見てて楽しいわけじゃない。 「頭が悪いから、人に騙されて、人に嫌われて、貧乏で」って、それじゃ見ているほうは救いがないじゃん。 それがこの映画のウリなのかもしれないけど、自分にはどうにも。 だから、見終わったときの感想は、「お前ら、子供が5歳のときに死んどけ」だった。 邦題を「母なる証明」ってつけた意味もわかった。 これは、角川映画「人間の証明」のオマージュでしょう。違うかな?雰囲気はよく似ているから。 ただし、映画としての出来は、こっちのほうがはるかにいい。 でも、もう一度見たいとは絶対思わないっていう意味では、同じようなもん。 【まかだ】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-07 16:37:40) |