77.ほんとに好きな映画で、好きすぎてアレコレ書けない・・・ 性別、年齢、経験で大きく評価が分かれそうな映画ですね。とにかく私にはズッキュンな映画でした。船でハベルとJJが語らうシーンとラストの切ないシーンが好きです。 男性と見るよりは女同士、自分の娘が大人になったら一緒に見たい映画です。いつか大きなスクリーンで見たいなぁ。 (その後リバイバルがあり、母を誘って映画館で見ました。母は懐かしいと言っていました。ケイティのキャラクターはやっぱ強烈!今で言う「ウザい女」。強い信念と根性があってとにかくヒステリック(笑)。でも人に対してはとにかく不器用すぎるとこが泣けてきます。でも不器用ながらも一生懸命なケイティは可愛い。彼女の性格は自分の嫌なところを見てるみたいで嫌なんだけど、こういう不器用なところが生身の人間っぽいなって思う。そういう彼女を優しく見守るハベルも凄いです。そしてやっぱり最後のシーンで涙が止まらなかった。大好きな映画を大きなスクリーンで見れるってすごく幸せです。) 【餅】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-25 23:32:03) (良:3票) |
76.「最高の日は?」「1937年!あのボートレースで優勝した日だ」「最高の年は?」「1943年!いや44年・・・(ハベル しばらく考え)45年、か・・・」ブラッドフォード・ディルマン扮するJJとレッドフォードのハベルがヨットの上で語り合う シーンがたまらなく好きだ。その他にも数多くの名シーン、名台詞の宝庫のような映画だけど、皆さん書いてらっしゃる通り、バーブラ・ストライサンドが好きかどうかで評価が分かれる映画ですよね。恥かしながら自分の恋愛映画のベストワン。これを越える映画にはもうめぐり会えないかもって正直思ってます。 |
75.映画『追憶』に関してはリアルタイム世代じゃないけど、B・ストライサンドって目が強く特徴的で神秘的な魅力があるので、彼女の目を見ていると魔法にかかったように奥へ奥へと引き込まれていくんですよね。そんな彼女の目に吸い込まれそうになりながらも、思いっきりハベルに感情移入し鑑賞しました。ケイトが駄目だと言う人が結構いますけど、僕はちょっと違いますね。彼女決して綺麗じゃないかもしれないけど、大好きなハベルに対して必死に自分の全てをさらけ出そうとする姿や仕種はケイト役にピッタリだと思う。それにケイトがあまり隙のない美人だと違うイメージの映画になってしまうので、本作が持つ‘追憶’と言う 感性や雰囲気を崩してしまうような気がする・・・。特にベッドシーンなどではS・ポラック監督が光の当て方やカメラワーク等を駆使して いかに女優を綺麗に見せようか苦慮する努力を垣間見ることができるので、注意して観て欲しいと思う。 自分から相手のことを一方的に好きになってしまうタイプの人や相手から一方的に好意を寄せられてだんだんと情が 移ってきてしまうやさしいタイプの人達は、主演の二人に共感できるんじゃないかな?そんな人達っていっぱいいますよね。ラストシーンで、久し振りに再会したハベルに「結婚したのか?」と聞かれ「結婚した。」と髪型を変え、妙に明るい態度 で振る舞ったのは、本当はシングルマザーなんだけど、昔の恋人が結婚したと言う事実をまのあたりにして、 精一杯強がって‘ウソ’をついたんじゃないかと思えてならない。絶対に訪ねて来ないことを確信していて 「訪ねて来て、奥さんといっしょに。」と。そこで、今まで歌詞の無かった曲に完璧なタイミングでヴォーカルがはいってくるんですよね。 うーん素晴らしい。このように最高の映画・最高のキャスト・最高の音楽がある限り一生映画ファンはやめられない! 【Fatman】さん 9点(2004-03-20 12:35:14) (良:3票) |
74.時代背景、思想、生い立ち、この時代を表現するには最高のキャスティングだったとおもう。ロバート・レッドフォードとバーブラ・ストライサンドでしか成り立たなかったお互いのセリフの奥底にあるどうしようもなくも変わることのできない心の中を見事なまでに観客に感じさせた映画だった。キューっと胸が痛くなって「心ってこの部分にあるんだなぁ」と当時高校生だった僕は映画を見終えて感じたのでした。 【潤平】さん [映画館(字幕)] 10点(2002-03-07 19:48:41) (良:2票) |
73.ハベルの人間性がすごく好きです。彼の一連の行動を、イージーで流されちゃってる人、とみる人もいるかもしれませんが(なにしろ当人のロバートレッドフォードがこの役柄に「芯がない」という理由で出演依頼をずっと拒んでいたというくらいだから)、ハベルはノンポリという確固たる主義の持ち主。そして周囲からの嘲笑の的であった偏狭の不美人(失礼!)を、嫌悪することもなく、かといっていい気にもさせず、時にはたしなめながら許容してくれていた。こんないい男、ちょっといないと思います。互いのスタイルを貫き愛し合いながらも別れを選ぶ2人は、恋愛としては悲恋だけれど、生き方としては私の理想です。ケイティーの髪振り乱したカッコ悪さは、自分の恥ずかしい日々とかなり重なり、赤面シーン満載でした。 【ちか】さん 9点(2004-06-18 20:10:50) (良:1票) |
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71.凄くよかった。30歳前後の人おすすめ。ラブストーリーを敬遠してきたけどこういう作品ならまたみたい。バーブラ・ストライサンド さんのファンになった。この作品を悪く言うやつは「ファシスト!」(笑)。 【膝小僧】さん 10点(2004-02-27 23:31:23) (良:1票) |
70.自分がトシとるほどに点数も、バーブラの肩持ち度も上がり、40代になってやっと二人を「そっかー、大人って」って受け止めれるように。(ただし涙は年々増える) ラスト、レッドフォードの「I can't..」の一言は 「結婚しない女」のジルや、「恋におちて」のメリルの とともに私の心に残る 3大I can't となりました。 女心を歌ってもらうならやっぱりバーブラNo.1! 【かーすけ】さん 10点(2003-05-15 10:01:56) (良:1票) |
69. 嗚呼アーサー・ローレンツの原作&脚本が…バーブラで全て台無し!主題歌だけ歌わせてりゃイイのに、何でこんな鼻のデ○いブ○な女をヒロインにするかな、シドニー・ポラック!!他に誰かもっとびゅーてぃふぉーな女優って当時いなかったの?アノ顔を120分てのは一種の拷問だわ、マジで。レッドフォード受難の迷作として、ミスキャストの極北として永く後世に語り継がれるであろう。 【へちょちょ】さん 5点(2003-01-12 01:45:17) (笑:1票) |
68.初めて追憶を見たのは高校生の頃、傲慢なケイティーに怒りを感じハベルに同情した私。その後年齢を重ね幾度も見ていくうちに彼への愛を求めつつも信念を捨てきれず自らその最愛の人さえも失ってしまう彼女の運命に女として共感を覚えます。私にとってケイティーは見るたびに味わいを増すまさに“するめ女”なのです! |
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67.何度見ても泣いてしまう映画。いくら愛し合っていても、一緒に生活していくとなるとまた別物なのよね。ラストでばったり出会ったレッドフォードとバーバラ・ストライサンドがお互いを愛おしそうにしばし見つめ合うが、またそれぞれの道に戻って行く。そして流れるエンディングの「The Way We Were」。あぁ、思い出しただけでも泣きそうだ。 【黒猫クロマティ】さん 10点(2002-08-23 16:43:44) (良:1票) |
66.冴えない男女の恋愛物語が、途中から赤狩りのオハナシになって、何だか妙な映画には違いないんですけれども、気が付いたらこのしみじみとしたラストへとちゃんと繋がっていく。チャッカリしているというか何というか。実際、しみじみとしちゃんだから、しょうがない。 主演俳優のことを私が「何も考えてなさそうな顔」と言った時、それは私が感心しまくっている時なのだけれど(ほんまかいな)、本作のレッドフォードなんかはまさに、その典型ですね。本当に何も考えていなさそう。素晴らしい。一方のバーブラ・ストライサンド、進歩主義者の役にしてはどうもブルジョアっぽく見えてしまうんですけど、とにかくそういう、一本、芯の通ったような彼女が、初めて家にレッドフォードが来た時にはソワソワしまくって、いそいそとお茶を淹れたりして、そうすると彼女の落ち着きのなさに連動するかのように天井の照明も揺れたりなんかして。 なのにレッドフォードは早速、居眠りこいている。いや、ホントに寝ているのかどうか、はたまたホントに寝ぼけてヤカンの音に反応したのかどうか、知らんけど、とにかくこの無神経男の手ごたえの無さの中、彼女もベッドにもぐりこむ。 赤狩り云々の部分は、ちょっと収まりが悪いんですけどね。わざわざこれをテーマに選んで、この程度の踏み込みでよいのか、と。戦時中からの発端を含め、長期間にわたるこの物語を、実際の近代史の中に刻み込もうとしていて、だけどまあ、時代の流れに振り回されたのか、それともいつの時代であろうとこの二人ではもともとうまくいかないのか(そんな気がする)。とりあえずラストは、しみじみと。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-24 12:54:32) |
65.この映画大好き。冒頭に流れるバーブラの歌で心を捕まれた。ストーリーは、リベラルな政治色の強い長期のラブストーリー。レッドフォードの影薄し。バーブラの気の強さが出ている映画。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 9点(2018-12-31 12:33:42) |
64.ヒロインは最初から思想信条がピッタリのジェームズ・ウッズを選んでおけば、映画になるようなエピソードもなく、追憶に浸る必要もなく、ラストシーンはきっと2人仲良く街中でビラ配りなどしていたことでしょう。世の中にはそういう人生を歩んでいる人も多いはず。 しかし、それが本人にとって本当に幸せかどうかは微妙なところです。激しく燃えて激しく泣いて、思い出すたびに頭を抱えて後悔したり自責の念に囚われたりするような経験があると、その本人はともかく、周囲からはけっこう羨ましく見えるものです。だから映画が存在するという、身もフタもない話ですが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-27 01:01:28) |
63.気が強くて自分を曲げない彼女が、一度は別れようとした彼に電話で懇願したシーンが可愛かった。惚れた弱みですね。結局最後は、切ないですがこの二人にとって正しい選択だったなというラスト。リアルな男女の機微を描いた良作です。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-03-04 18:22:45) |
62.ブラピと似ているなぁ。いや、プラピが似ているのか。正直な話、映画の脚本がどうのこうのの辺りがよく理解できていません。当時のソ連がどうなのかはよくわかりませんが、現在、アメリカ型の資本主義が限界に近づいていることは、何となく感じている人が多いのではないでしょうか。 【マー君】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-02 12:06:08) |
61.なんとなーくですよ、旦那がロバート・レッドフォードに似てるんです。そして私は激情型。そして喧嘩が絶えない夫婦なもので、鑑賞中にうちらに似てるな…なんて思えてきて。そんな見方をしていたものだから、ラストの方ではもう切なくて切なくて。鑑賞後、主題歌もまた素晴らしいから、2人のthe way we were...追憶...なんて良いタイトルだよっ!とつっこんでしまった。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-04-19 23:05:46) |
60.レビューの多くに「赤狩り」って言葉を見受けるけど、正直、時代背景に私自身、投影できなくて困りました。「ヘイズコード」という当時映画製作に与えられた規則を知ったのは、つい最近のことで、そうは言っても、ケイティの、ハベルへの愛と生涯を政治運動に捧げる姿勢の両方を取ろうとすることに感情移入できず…。というわけでこの点数であります。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-15 07:42:23) |
59.それなりの映画でしたが自分の価値観とずれているので共感度が低いです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-28 21:06:23) |
58.性格、主義、主張の異なるハベルとケイティだからこそ、強烈に惹かれあい、その分衝突もする。似たような恋愛経験があるから身にしみてわかる。別れ話の夜に「話し相手になってほしい」と電話する場面は非常に印象的。学生時代からのふたりの歴史がある分だけ、ラストの切なさが際立っている。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-15 11:20:45) |