382.直前にあんな激しく体力使ってるんだもん。そりゃ逃げられないっすよ…。 【Minato】さん 7点(2005-01-05 19:21:56) (笑:4票) |
381.幼稚園の息子がどうしても観たいというので借りてきて、「コワイから観たくない」という小学生の娘もダマクラかして一緒に見せ、ついでに私とカミさんも久しぶりに楽しませてもらう。やっぱり、面白いものは面白いのです。シュワ型ターミネーター(という呼称は当時はなかったけど。というより正式名称では勿論ないけど)の超おおざっぱなサラ・コナー狩り、これだけでも天才的な発想だと思います。この猪突猛進型・出たとこ任せの強引さは、いくらあの(これも面白かった)『ウェストワールド』を引き合いに本作を二番煎じ呼ばわりしたって、ユルブリンナー型ロボットにはこのユニークさは無かったよね。銃砲店のオヤジのアワレな運命(同年の作品『グレムリン』でのアワレさも印象的だったディック・ミラー)が特に、シュワ型のアバウトさを象徴しています。このいい加減シュワに対し、マイケル・ビーンの貧乏くさい(いや失礼)、影の薄い(これも失礼か)、憂いを含んだ表情がいい雰囲気。シュワほどムキムキではないけれど引き締まった肉体が織りなすアクション、倒した警官から手錠のカギを奪う際などに見せる熟練兵士らしい冷静沈着さも魅力的です。シュワは無敵の強さだけど、戦いの中で、髪が焦げてチリチリになり、眉毛もなくなり、さらには手の故障、目の故障、足の故障、そして…と、少しずつ壊れていく様が、かえってそのタフさを表現しているのも面白いですよね。未来における機械と人間の戦争、その最終決戦が現代で行われるという設定が、解説調にならず物語の中で徐々に解きほぐされていくあたりも、脚本が念入りに編まれているし、といってもちろん複雑になりすぎることなく、スピード感としつこさを併せ持ったアクションで引っ張っていきます。戦いの終わりの方では、もはや怪奇趣味といってもよいようなテイストで緊張感を持続し、トドメの場面ではこれでもかという細かいカット割りによって、真のクライマックスを築き上げる。やっぱりこれ、いい映画です。面白いです。 【鱗歌】さん [DVD(吹替)] 10点(2015-02-14 13:54:57) (良:2票) |
380.私にとってもこの映画はアクションよりも恋愛色の方が強いです。確かにシュワちゃんのターミネーターがこの世に現れた記念作品ですが、それよりも憧れの女性を守りにきた青年の熱意に胸が熱くなった女子の一人です。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-24 01:56:45) (良:2票) |
379.「2」よりも,この「1」の方に異質なほどの強烈な暴力性を感じる。「2」がハリウッド式娯楽大作製造機にかけられてできた一種のテーマパーク的映画なのに対して,本作にはそういった影はない。もっとも,さほど期待をかけられていなかった時のキャメロン作品だから,と言うと身もふたもないのであるが,実際にはそれが正解なのだろう。しかし私はそんな風には思わない。「1」が映像として「2」に見劣りするのは認めても,映画として格下だとは思わない。私はこの「ターミネーター」が大好きだ。劇場,ビデオも含めて十数回は観た。そこまで惹きつけられる最大の理由とは何かと問われると,それは冒頭に書いたように,他の凡百のアクション映画とは肌触りが違う暴力性だとしか答えられない。そのことに大きく貢献しているのがシュワルツネッガーであることは,今更言うまでもない。この頃のシュワ氏は箸にも棒にもかからない大根役者で,もしガタイがゴツいだけで彼が選ばれたのであれば,キャメロンは実に幸運な選択をしたと思う。筋肉自慢の役者は大勢いても,爬虫類の目をしたマッチョはそんなにはいないからだ。極限的に非人間的で,反撃する気力も萎えるほどの強力さを備えたキャラクターにぴったりとはまる役者。演技の出来不出来以前に,何かしら相手を不安に陥れる男。当時のシュワ氏にはそれらがすべて内包されていた。確かめるために,あとでもう一度観てみようと思う。ところでこの映画,銃器マニアを面白がらせる工夫が結構あります。例えばアクション映画のお約束となったM16をあえて使わず,AR18という玄人好みのやつにしたとか,ガンショップでシュワの「プラズマライフルは?」の問いに,店主が「まだ入荷しておりません」と答えるところなど。ニューモデルが頻繁に出る銃業界では,売る側が知らなくてもあえてそう応対するのが通例となっているということを,この映画で初めて知った。キャメロンは細かい部分をいじくるのが好きですね。 【Roxy】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-07 10:11:09) (良:2票) |
378.自分の生まれた年に、こんなに面白い映画が公開されたなんて・・・・・信じられへん!(←わかる人だけわかってください) |
377.最初の電話帳で対象を探し個人ではなく、名前を殺しにきた、まさに機械的に殺していく過程が綺麗。アクションでありホラーでありSFですが、始まりと終わりが綺麗にまとまった、隙のない傑作です。 ……ところでもしサラ・コナーがまだ他に居たとしたら、あの上半身骨だけで殺しに行ったんでしょうか(^^;; |
376.得体の知れない圧倒的パワーを持つものに、理由も分からず追いまわされる主人公。ただ逃げ惑い、絶望の淵に追い込まれる。だがやがて、意を決し、捨て身の反撃に出て相手を倒す。考えてみれば、スピルバーグの出世作『激突』と同じストーリーである。スピルバーグは追跡者を敢えて露出しないことで恐怖感を演出してくれた。逆にキャメロンは、ターミネーターの強さを徹底的に見せることで『激突』とは、異質の恐怖を観客に与えることに成功している。どちらが、より恐怖感を増幅しているかについては、甲乙つけがたいが、思い比べてみると、初見においては、『激突』のそれが、若干優っているように思える。だがそれは、決して『ターミネーター』を否定するものではない。『激突』には『激突』の、『ターミネーター』には『ターミネーター』の恐怖がそこにある。 【pony-boy】さん 7点(2004-01-05 22:16:17) (良:2票) |
375.冒頭、人の頭蓋骨が機械のキャタピラによって踏み潰される場面はクライマックスでT-800の頭部がプレス器で潰されるのと対になっています。ジェームズ・キャメロンがどの程度意図したかはわかりませんが、未来から武器を持ち込めないという設定は低予算の中でリアリズムを保つためだけでなく、もう既に人間は車や銃のような簡単に人を殺すことのできる機械に囲まれて生きているという事実を浮き彫りにしてはいないでしょうか。最終的にこの映画で人間は現代の機械の力を借り未来の機械に辛くも勝利するわけですが、ターミネーターはいわばその孫にあたるような存在なのであり、悲惨な未来は現代の延長線上にあるのです。次作では残されたマイクロチップがスカイネットの起源であると設定し、それを何とかすれば救われるという安易な解決策を提示してしまったことで、単純なエンターテインメントとしては良いのかもしれませんが文明批評的側面が弱まってしまったと思います。 |
374.公開された時、池袋東口の今のビックカメラのあたりに映画館があって、正面に等身大の シュワちゃんのパネルが飾ってありました。 逃げても逃げても追いかけて来るT-800にはビビリましたよ。 ヒロインのサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は大学生には見えませんでしたが(笑)、 人類抵抗軍のカイル・リース(マイケル・ビーン)はカッコ良かった。 同期入社のヤツが遅い5月病らしく、駅で「じゃあな」と別れて見送ったが人混みに消える 姿が弱々しく見えて、追いかけていって「映画観ないか?おごるよ」と声をかけた。 観終わって劇場を出た時に顔を輝かせて「面白かったよ!」。 でも2ヶ月後に「仕事が合わない」と転職してった。どこかの空の下、元気かな? 【横浜っ子】さん [映画館(字幕)] 10点(2019-10-12 03:51:28) (良:1票) |
373.不死身のムキムキがしつこく追いかけてくる様は手に汗を握る。 ところでターミネーター登場シーンの、ダダン ダン ダ ダン!ダダン ダン ダ ダン!!ダダン ダン ダ ダン!!!タララ~タ~ララ~。。のBGMは、誰もが知っているおなじみフレーズ。結婚式で新郎新婦入場の際のBGMとして結構使える。 【くまさん】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-07-07 03:07:49) (笑:1票) |
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372.初めて観たのはT2公開初日の前日。この度DVDで改めて観直したら、シュワちゃんの股間からボカシが除去されてた。ブ~ラブラ。。 日本もききわけが良くなったのね。 執拗に追い回してくるターミネーターが本当に恐ろしい。スタン・ウィンストンいい仕事しました。 【BROS.】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-24 23:38:24) (笑:1票) |
371.ここまで追いかけられるほど逃げられません…私は(笑) 【栗頭豆蔵】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-06-12 14:30:30) (笑:1票) |
370.初見のときはシュワちゃんの威圧ぶりが怖かった。人間の皮膚で覆われつつも、その行動には人間味のかけらも感じられないマシーン。あくまでミッションを遂行するシュワちゃんの攻撃にはまじびびった。さっさとくたばれと何度も思ったな。 【アルカポネ】さん 7点(2004-01-25 19:34:18) (笑:1票) |
369.今でもキャメロンの最高傑作。SFアクションとしてもその質の高さは星の数ほどある同類の映画を凌駕している。配役も適切で、シュワを選んだのも成功の一つと言えるだろう。基本的に彼は演技がヘタであるが、ターミネーターのようにほとんど喋らず、機械が持つ無機質さやパワフルなところは彼のような役者でないと務まらなかった。キャメロンの映画に対するストリクトさは有名で、それがB級であるはずのこの映画をA級レベルまで押し上げた理由の一つであろう。もちろん脚本も当時としては画期的なものであり、そのアイデアと構成は大胆かつ緻密である。今なお色褪せない不世出のSFアクション。 |
368.シュワちゃん本人がすでに化け物(失礼)チックなので、冷酷な殺人マシーン役はぴったり。ロボットじゃなくても彼に追ってこられたら怖いです。 【 - @】さん 8点(2003-10-28 13:11:14) (笑:1票) |
367.公開当時、キャメロンやシュワちゃん、ビーン、ハミルトンにヘンリクセン、みんな当時はB級監督にB級常連俳優、しかも低予算。「ターミネーター」はまぎれも無いB級作品だ。しかし面白い。A級に引けを取らないどころかある部分それ以上の出来だし、傑作のエンターテイメント作品と言っていいと思う。 【カズゥー柔術】さん 10点(2003-10-21 10:38:33) (良:1票) |
366.最高です。 マイケル・ビーンかっこよかったです。 いまじゃ49ぐらいだったかな 【伊藤さん】さん 9点(2003-10-15 20:39:30) (笑:1票) |
365.面白かったとは思うんですが。それより気になったのが最近古い作品のレビュー中に当時のCGって言う表現がチラホラ見られるようになってきた事。これからの若い世代にはもっと増えるんでしょうね。昔はどうやって撮影したのかだけで番組ができるほど特撮技術っていうのは創意工夫のかたまりだったのが、今やCGでより手軽に自然に表現できる時代。アナログな合成技術も当時のCG技術という認識をされる時代にすでに突入しつつあるんでしょうね・・・。時が経つのは速い。 【いちにー】さん 6点(2003-05-17 12:37:51) (良:1票) |
364. キャメロン起死回生の一作。成功の立役者は当然シュワ。無表情で無口な殺人アンドロイド役なんて正に彼のためにあるようなモノ。これなら大根のシュワでも何ら違和感がないし、アノ棒読みの「Get out!」や「I'll be back!」も活きてくるってモンだ。いくら倒してもゾンビの如くムックリ起き上がってくるタフさも、あのマッチョな体格が有無を言わさぬ説得力を放つ。シュワ唯一の適役だった、と個人的に決めつけてたりする。ストーリーの方はタイムパラドックスを知り抜いたSFマインドの持ち主がスタッフにいなかったらしく、可成りテキトーかつ好い加減。過去で死んでりゃあ、未来から来れる(ラ抜き表現)訳ねーだろ!まぁ、そういうアバウトさもシュワの迫力で誤魔化してたんだが、燃やされてヒョロっちい機械になった途端に全然ダメ。例えCG使っててもダメだったと思うぞ。それほどシュワが良かったってコト。以後のシュワが如何にダメダメかは…ここでは語り尽くせないので割愛! 【へちょちょ】さん 8点(2002-12-29 04:27:04) (良:1票) |
363.私は当時映画で二回しかみる事ができなかったけど、ビデオでは数えきれないほど見ました。ターミネーターは、ラブストーリーだ思っています。マイケル・ビーン無くしてはターミネーターの成功は有りません。あの切ない一途なマナザシがが分からないのでしょうか?ターミネーターを見ないと絶対に損だと思うのは私だけでしょうか? 【イクコ】さん 10点(2002-11-08 22:41:36) (良:1票) |