105.オズの国へ移行するとモノクロから一変して色彩が豊かになり幻想的な世界へ足を踏み入れた雰囲気が一気に高まる。遠くの風景は絵で構成する舞台装置のようでありながら映画と見事に融合させられており、イマジネーション全開のファンタジックな世界は何とも素晴らしい。そのうえ突飛なキャラクターたちも子供騙しに留まらず驚くほどの説得力を備えている。見た目はけっこう不気味であるがユニークで愛らしいライオン。青い空を真っ黒く切り裂く魔女の恐さ。無駄なシーンは見られず、音楽はパワフルで明るくてとことん楽しい。そしてチョコチョコと付いて来る犬のトトの可愛らしいことと言ったら無い。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-03-02 18:17:01) (良:3票) |
104.レトロな雰囲気好きです。 衣装やセットの豪華さ、大勢出演による画面の広がりにも感心。 ファンタジーを作るんだ!製作者たちの全力の仕事が素晴らしい。 それぞれのシーンの質の高さ、に拍手。 ドロシー役のジュディさんはもとより、案山子、ブリキ男、ライオン、そして魔女たちの魅力たっぷりの演技に引き込まれた。 幾度も観返したい心ワクワクの作品。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 9点(2022-05-31 11:01:54) (良:2票) |
103.夢があって、ユーモアがあって、綺麗で、これが本当に70年前の映画ですか!?って言うほど今観ても本当に綺麗です。ドロシーが家のドアを開けた外には色鮮やかな世界が広がっている。この瞬間は今観ても感動的ですらあります。その瞬間から観ている子ども達はワクワクドキドキしながらドロシーと一緒に魔法の国を冒険する。そして大人達は童心に帰る。カカシさんにブリキ男に臆病ライオンといったドロシーと共に冒険する楽しい仲間達も、名曲“over the rainbow”にその他の楽しい音楽も歌も踊りも、作品のテンポの良さも驚くべきクオリティの高さです。そしてジュディ・ガーランドの魅力。彼女の存在抜きにこの映画を語る事は出来ません。セットも着ぐるみも古臭さを感じさせないし決してチープなんかじゃない。全てに感じさせる温もりのある手作り感がいいんです。「時の流れもこの物語の魔力は消せません。子供心を忘れていない人と子どもたちにこの映画を捧げます」という冒頭の語りがこの映画を見事に言い表しています。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 10点(2010-04-10 22:22:12) (良:2票) |
102.この映画は本当に観る者を幸せにしてくれる映画ならではのマジック、正しくタイトルにもある「魔法」の力を持った物凄い映画です。この映画が作られた1939年というまずはこの時代、今から70年近くも遥か昔に今みたいにCGなどない時代にこれだけの素晴らしい映像を撮ることがどれだけ大変か!それだけでもまずは凄いのに、しかもこの映画、おとぎ話であるにも関わらず登場する人物全てを演じているのがみんな人間であるというのもこれまた凄い。親しみのあるキャラクター達、そして何よりも主演のジュディ・ガーランドが素晴らしい!彼女の歌う「虹の彼方に」は映画史に残る永遠の名曲として語り継がれている。勿論、単なるファンタジー映画でないそこにあるのは家族の物語でもあり、これは文句なしの大傑作です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-07-06 19:53:39) (良:2票) |
101.この映画が作られた頃の日本では、学校の学芸会では「勧進帳」とか「曾我兄弟物語」といった、主君に忠誠を誓う話や敵討ちがテーマの日本の時代物しか演じてはいけなかったという話を祖母から聞いたことがあります。学校で教わる教科書に載せられている物語なんかも、みんなそういう話だったんだろうな~。その頃のアメリカでは、本当に子どもを楽しませるために作られた、夢にあふれるこんな映画があったのか!と思ってしまう…。日本でもし、その頃にこの映画が入っていたら、「虹の彼方に」に聞き入り映像の世界に魅了された人も多かっただろうな。こういう作品を作っている国と戦うのかと思うと空しくなるだろうし、それぞれの国の民族のレベルの差を感じてしまう人も多かったんじゃないか…この映画を観ると、どうしてもそんなふうに考えてしまいます^^; |
100.これは特撮というよりは手品の楽しさですね。いったいどうやって撮影したのか、なんてことは、何でもできちゃう今の映画には感じなくても、こういう映画では強く感じて、それがまた楽しいんですね。ドロシーのお供の皆さんはどう見たって普通の人がかぶりものしてるだけ、の筈なんですけど、映画の中では不思議なことに違和感がない! 【鱗歌】さん 8点(2003-08-24 14:21:46) (良:1票)(笑:1票) |
99.本当に素晴らしい映画だ…。とても半世紀前に作られたとは思えぬ美しい映像と色調の鮮やかさ。初見は小学生の頃だったが、何度観てもその感想が変わる事はない。CGもない時代に、よくぞここまで表現と演出が出来たと感心せずはいられない。まさに、ファンタジー映画の金字塔である。以後の後継作品にも大きく影響を与えたという意味でも、この作品のレーゾンデートルを高く評価したい。そして、ファンタジーという当時としては難しいであろう舞台に挑戦し、我々に夢と希望を与えてくれた撮影スタッフに敬意を表して満点…にしたいが、以後この作品を超えるファンタジー映画が出てくる事を願って、この点数を捧げます。 【_】さん 9点(2003-06-29 21:19:12) (良:2票) |
98.これまでの人生で一番たくさん観た作品。娘が2歳頃からの一番のお気に入りで、毎日のようにビデオを観ていました。遊びに来ていた近所の子供たちも気に入ってくれて、みんなで♪Somewhere、 over the rainbow、 skies are blue~って歌っていましたっけ。いまだ映画史上№1ではと思わせる美しいカラーと、甘く懐かしい思い出とともに、私にとって宝物のような映画。 【poppo】さん 10点(2003-05-17 19:56:09) (良:2票) |
97.80年前の作品なのでもはや批評はやぼ。ドロシーの愛らしさと歌声に魅せられる、犬のトトの動きがあり得ないくらい素晴らしい。名犬。幼い女の子がいたらまず見せてあげたい作品。時々英語教材で使われるのが多い作品、なんとなく定型的なフレーズが多いので勉強になる。 【タッチッチ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-09-07 12:14:31) (良:1票) |
96.確かに初見の年齢が重要かもしれませんね。私も幼少期に出会えて幸運だった1本です。親が映画好きで良かった。"オーバー・ザ・レインボー"よりもマンチキンからの"フォロー・ザ・イエロー・ブリック・ロード"シーンが好きで何度も観てしまいます。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 10点(2012-04-15 02:38:29) (良:1票) |
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95.楽しかったです。子供の頃に絵本で慣れ親しんだ物語なのでとても懐かしく感じました。絵本から飛び出したような映像が美しかったです。名曲"Over the Rainbow"がこの作品に永遠に色あせることのない輝きを与えてくれています。 【ギニュー】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-27 19:59:05) (良:1票) |
94.なんの思いいれも無いまま見たせいか、私にはただただ、子供っぽいお遊戯映画にしか見えなかった。全く、全く、まぁ~っっっったく!面白くなく、映画として評価しろと言われたら、申し訳ないがこの点数になってしまう・・・。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-11-03 17:35:07) (良:1票) |
93.子守唄同盟の三人組などのマンチキン達が本当にキュート。ずっと尻尾を振りつつ後をついて来るトトも見た目はみすぼらしいけど可愛かった…。ちょっと古さは感じますが(当たり前ですね)、ため息が出るほどの圧倒的な幸福感でした。ハッピー。 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-20 04:26:58) (良:1票) |
92.すごい!こんなに古い作品なのに今も全く輝きを失っていない。そりゃセットや特殊効果は最近の映画にはかなわないけど、もっと大事な"何か"がこの作品にはある気がします。ジュディ・ガーランドも超キュート。セピア色の画面がカラーに変わった瞬間の感動は今でも忘れられません。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-29 16:29:57) (良:1票) |
91.素晴らしい歌の数々。愉快なキャラクターたち。見ているだけで楽しくなるダンス。この映画は見る人全てに元気を与えてくれます。 【さそりタイガー】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-15 02:56:21) (良:1票) |
90.原作を読まないで映画を見たんですけど、すごく考えさせられました。冷静に考えれば、ルビーの靴を履いた時点でドロシーは家に帰れたんですよね?でも、彼女はもし北の魔女から家に帰れることを先に聞かされていても、かかしたちとともに旅をしたと思うんです。かかしたちのほしがっているものが手に入るまで。というか、本当は手に入れてないけれど、4人で危険や苦しみを乗り越えた経験が、彼らの他に代えることのできない宝になっていたと思うんです。その時点で知恵や勇気、そして心が生まれたんだと思います。3人をここまで導いたドロシーこそ、本物の「オズの魔法使い」でしょう。 【トナカイ】さん 9点(2005-01-29 17:56:21) (良:1票) |
89.これを観て幼稚園のころの学芸会で、オズの魔法使いやっていたのを思い出しました。ああ、なつかしいなあ・・・でも、私の幼稚園では、ドロシーが西の魔女に捕まるシーンといった重要な場面を「子供には刺激が強すぎ」とカットしてしまっていたのです。だから、「あ、あの時やらなかったシーンがある」と、ちょっぴり嬉しくなったり。 |
88.小学生の頃に見たきりで(しかも地上波!)、本当はレビューするのが憚られるのだけれど、あえてあの素晴らしい印象を壊したくないので、もう一生見ない事に決めている。なのでレビューしてしまおう! 家が巻き上げられる所、ビックリしたぁ。いきなりカラーに変わる所、おどろいたぁ。泣いたし、笑ったし、とにかく感動した。「ハリボテじゃん!」という先入観がなくこの映画を観れたのは幸福な事でした。 【ともとも】さん 8点(2004-10-22 22:28:45) (良:1票) |
87.最近のファンタジーSF映画を見るくらいなら…「オズの魔法使」を再映してもらったほうがずっと良いです。特撮技術も現在よりつたないですが、それが映画の評価を下げる事につながりません。本作を見ると映像の現実味よりも、映画の現実味があります。適切に指摘できませんが、最近の映画に欠けている部分を発見できます。 【ても】さん 10点(2004-08-15 02:09:45) (良:1票) |
86.なんとも楽しいお話ですね。映像も色とりどりでキレイです。これが1939年制作!? 驚きました。ジュディ・ガーランドはドロシーを演じる為に生まれてきたのでは ないかと思うほどよく似合っていました。 【しまうまん】さん 9点(2004-06-17 19:58:55) (良:1票) |