13.まさにスクリューボールド・コメディの傑作中の傑作。ヘプバーンの真に偉大な演技の1つといえる。間合い、テンポ、ストーリー、演技どれをとっても、一流の作品。まさにコメディとは、こういう映画を言うのです。ヘプバーンの意欲は、彼女自らが、舞台化権を取得し、大成功を収めた後、MGMに持ち込んで映画化にこぎつけ、絶賛された過程をみてもよくわかる。ちなみに舞台ではヴァン・ヘフリンとジョゼフ・コットンがスチャワートとグラントの役を演じていました。 【ノブ】さん 10点(2003-02-01 18:45:14) (良:1票) |
12.この映画、面白いですねぇ。最初のシーンなんか、最高です。歴史に残るような大女優にあんなことするなんて、信じられません。でも、そんなところが面白さの要因になってます。残念ながら英語がわからないので、字幕を読むだけなのですが、それでもテンポの良さや、独特な言い回し、ブラックジョークなど、面白さてんこ盛りです。もし英語が理解できたなら、腹を抱えて大笑いしていることでしょう。主役の3人は、当時すでに大スターだったと思います。そんな3人を揃えられたこともすごいことですし、3人が出演してくれたことにも感謝したいくらいです。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-16 17:30:47) |
11.前夫や雑誌記者らがロード家に乗り込んでくるあたりまではおもしろいのだが、前夜祭パーティあたりからだんだん退屈になる。金持ち上流社会と付き合うには「忍耐」が必要というのが身にしみる。それと元が舞台劇でスクリューボール喜劇?なのか、台詞がやたら多いし、見るのが疲れる。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-28 09:10:50) |
10.キャサリン・ヘップバーンをヒロインに、ケイリー・グラント、ジェームズ・スチュワートが脇を固めるラブコメ風の映画。 スクリューボール・コメディーからマシンガントークを取っ払ったような感じで、テンポがかなりもっさりしており、ストーリーは素直につまらなかった。 取り立ててシナリオで笑わせるというわけではなく、ドタバタ喜劇というわけでもなく、どうにも中途半端な印象を受けたんだけど、後半からはもうどうでもよくなった。 見所としてはやはり三人の俳優さん。当時は洒落た映画という位置づけだったのかもしれないが、そういった意味での感覚や雰囲気を楽しむ映画なんだと思う。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-08-02 08:49:15) |
9.リメイク版は未見。この頃キャサリン・ヘプバーンのコメディエンヌ?のようなコミカルな演技はほんと凄いなぁ。ケイリー・グラントとジェームズ・スチュワートを差し置いてのこの印象。個人的には血縁はないけど同じヘプバーン姓のオードリーよりも強いなぁ。でもまぁ軽い雰囲気は好きだけど戯曲が原作なのでセリフのちょいと逃してしまうと話がこんがらがっちゃうのは少し辛かった。1回少し巻き戻して見たけどさぁ(笑) |
8.豪華競演を楽しんだだけみたいなもので、ストーリー的にはいまいちよくわからなかったです。あのカメラマンの恋愛事情はなぜか結構好きです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-19 22:26:52) |
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7.とりあえず、登場人物の性格や価値観がよくわかりません。当然、なぜその行動をとったのかもわからず、特に終盤の展開は意味不明でした。どうもこれは、字幕で見たのが悪かったのかもしれません。やはりこのような台詞劇は、吹き替えで見るのが正解でしょう。コメディとしてはけっこう笑えるのですが、ドラマ部分が理解できないのでは仕方がありません。が、妹役の Virginia Weidler がむちゃくちゃ可愛かったので、おまけで+1点。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-08-12 16:17:50) |
6.みんなが言いたいことをそれぞれ好き勝手に言い合うのが2時間続くという感じで、物語やドラマ性というものが感じられませんでした。キャサリン・ヘップバーンのキャラの濃さ以外に見るべきところがありませんでした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-06-24 02:58:32) |
5.あれ?なんかどっかで一度見てるような気がするけどって思っていたらそうか!この作品のリメイク版がグレース・ケリーの「上流社会」なんだね。で、どっちが好きかということで判断すれば私は「上流社会」のが好きです。冒頭のキャサリン・ヘップバーンとケイリー・グランドの喧嘩の場面、この場面、全く二人に台詞がない。台詞など無くてもこの二人がうまくいってないのがよく解る。この演出はまず素晴らしい。台詞に頼ることなく状況を伝える。これは俳優の演技で見せる作品で、けして、大笑いするようなドタバタを期待しない方が良い。はっきり言ってコメディというジャンルに属しながらも笑えないのです。だからといってつまらなくはない。そして、この作品の私の注目は大好きなヒッチコック作品に多く出ている二人の俳優、ジェームズ・スチュアートとケイリー・グラントの共演てのがとても興味を誘い、正反対な二人の男が1人の女に惑わされるてのが面白い。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-01 21:33:56) |
4.先に『上流社会』のほうを観ていたので、色メガネで観てしまったかも。キャサリン・ヘプバーンとグレース・ケリーだと後者のほうが断然キレイだなぁとか、妹はバレーしながら挨拶してるよ!とか、おおお、ヨットの名前は“トゥルー・ラブ号”なんだ!とか。ヨットの名前を聞いただけで、クロスビーの♪とぅる~~~・らぁ~~~ぶ♪が頭の中をリフレインする。しまいには、両者ともどもごちゃまぜになって、“トゥルー・ラブ”をケイリー・グラントが歌ったような気持ちに。こっちで唄ったのはJ・スチュアートだっつーの。それも“オーバー・ザ・レインボウ”だし。むぅ、これは、冷静に観ることはできない。普通なら原作とリメイクどっちがいいか?なんてナンセンスな問いかもしれないけれど、この作品に関してはついつい比べてしまう。というのも、ストーリーがまったく同じで、あとは役者さんの個性にあわせて行動がちょっと違っているから。また、どっちの作品もスターそろい。もう、好みの問題でしかないよーな。てなわけで、私は歌にジャズ、踊りとグレース・ケリーの『上流社会』のほうが好きです。あっ、それとこの作品のJ・スチュアート、例の雑誌記者は余裕がなくて、人間的にはイマイチでした。30歳にもなって何かに怒っていて、それで偉そうに「金持ちはどーたらこーたら」って言っているくせに世間知らず。逆にケイリー・グラントのほうはニヤニヤしていて、人を小バカにしたような感じが、どうも、ねぇ。彼ららしいっちゃぁらしいんだけれど。やっぱり『上流社会』のほうの二人組のイメージが頭に入り込んでいるからかなぁ。どっちを先に観るかで、変わってくるのかもしれません。 【元みかん】さん 7点(2004-12-20 01:53:40) |
3.話としては最後の急展開が楽しかったが、キャサリンヘプバーンはあまりよくなかった。個人的には彼女の演技は中年以降がよい。 【HK】さん 7点(2004-06-20 11:35:55) |
2.ケーリー・グラントとジェームズ・スチュワートが共演しているのが珍しい。キャサリン・ヘップバーンは若い頃から演技がうまかったのもわかる。ただ、この脚本、最初は舞台で当たりをとり、映画も当たったようなのだが、どこがそんなに当時の観客を惹きつけたのか全くピンとこない。ヒロインが、翌日記憶が飛ぶほどまで酔っ払ってしまう話は、好みでない。 |
1.1940年代のアメリカ人の考え(常識?)と今のアメリカとは全くの別物、時代は悪く変化しているのか。今見てもそこそこ楽しいラブロマンス。グレース・ケリーの上流社会は、この映画のリメイク版。 【父ポン】さん 5点(2001-12-09 17:54:52) |