143.こんなんで評価されるようじゃどうしようもないですね。これだけ一般受けが賛否両論なのにテレビで北野映画をまともに批判する人がいないのはなぜなんでしょう?この作品は全く見どころなし、人を殺すシーンが多すぎる。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2006-08-31 12:48:40) (良:1票)(笑:1票) |
142.【STING大好き】さん の言われるようにこの作品には日本の美というのが大きなテーマとして存在する。寺の鐘の音、蛍、雪、桜、花火そして寡黙な男と一途な愛が終始、今では感じることの少なくなった日本の美を感じさせる。そしてまたまた【STING大好き】さん の言われるように撮影や編集の際の巧妙な仕掛け(映画を作るうえでのいろいろな技術)が映像の美として、そして一本の映画としてホントに楽しませてくれる。特に無声映画における音楽のように、会話の無い画面に久石譲の緩急つけた音楽が各シーンに色を付け説得力あるシーンにしているのがいい。確かに、劇中に描かれる絵はいいが、病院や金融屋の事務所、喫茶店などやたらとバックにこれでもかと絵があるのはあざとく感じます。肝心のストーリーのテーマは、「ありがとう ごめんね」この言葉に集約されてるように思います。 人間、ひとりでは生きていけない。青い空に響く2発の銃声、花火だったらいいのに...。 エンドロールの間、そんなふうに思っていました。 【R&A】さん 9点(2003-10-15 13:18:18) (良:2票) |
141.あくまでも私個人の感性とは全く合わないです。いい所を探そうと努力したのですが、見つかりませんでした。(この映画が好きな人には申し訳ないです、、、。)つまみ枝豆なんてコントみたいな喋り方だし、とにかく登場人物のセリフが下手すぎて、ぎこちない。怪我をした刑事が書く絵まで自分(北野武)の絵を使って、自分の才能を世間に認めさせようって感じがする。やっぱり「北野武」よりも「ビートたけし」の方がいい。文化人になろうとしないで欲しいなぁ。いっその事ドタバタB級オゲレツコメディーでも撮ってくれた方がいいかも。 【kazoo】さん 0点(2002-04-24 10:42:59) (良:2票) |
140.相変わらずちょっと大袈裟な久石譲の音楽と、しつこい劇中画は少し気になるが、基本的に静かな映画であり、その静けさと同居し得ているバイオレンスシーンが鮮烈。 ストーリーの筋は絶望的であるのに、夫婦間のシーンはとても微笑ましく、時に挟まれるコミカルなシーンも浮いていない。 他人といるときは無表情で心ここにあらず。敵と認識した相手には容赦も躊躇もない徹底的な暴力を振るう。そんな男が奥さんに見せる表情がとても優しく温かい。 ここまで極端でないにしても、残酷さと愛情と悲しみは誰しもが併せ持っている物であると思うし、生きている限り死は人間の永遠のテーマであるわけで、好き嫌いはあるにしろ、どっかしらで共感できる部分があると思います。 ポジティブとかネガティブだとかそういうレベルの話でクドクドと語らせない、こういう冷静なタッチで描かれた作品はとても好きです。たけしの哀愁はやはり特異。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-08-09 01:28:11) (良:1票) |
139.大切なものが少ないと、こんな風に自分を切り離していける。花火の命は短い。でも花火はそんな事は考えていない。ただ轟音とともに打ち上がり、鮮烈に散る。残された方は目に焼きつくまま花火を忘れない。いい映画だと思いました。 【まりんこ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-01-12 18:13:18) (良:1票) |
138.たけしの絵の展覧会映画な部分がちょっとしんどい。絵はよーできてるけど、絵を見たい気分ちゃうかったし。自分の映画やから、一生もんやし後世にも残るし、だからいれておきたい映像はみんないれとくって感じがせんでもない。俺、芸術肌ちゃうからわからんけど。俺が監督やったらそー思うな~って気持ちがなんとなく、この映画観ててわいてきたから。でも、一人より二人のほうが時には淋しく見えるってのが良く出てる。特に二人の距離が近いほど、淋しく物悲しい。たけしの映画はいつも物悲しい。死を身近に感じる物悲しさがいつも漂ってる。この感覚、酔えるときと、無理な時がある。無理な時に、たけしの映画を観るとやっぱしんどい。元気になりたい時に絶望的な歌を聞ききたくないのと一緒。それだけ影響力があるってことやね。あと、笑える部分は油断してたので声を出してわらってしまった 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-17 10:05:08) (良:1票) |
137.テーマは、日本的伝統である「心中」なのだろうと思いました。、、、、もちろん、最近でも、病気を苦にしての心中、将来を悲観しての心中というのは、珍しくはありません。しかし、そうした心中は、片方は、身体的にも社会的にも健在なのですから、ある意味では責任の放棄で、同情の余地はあっても、美しくはありません。、、、、、この映画で追求されているのは、美しい愛の形としての、それ以外に選択の余地はないような心中。、、、、西刑事は、妻が不治の病であることを知らされた瞬間から、心中を心に決めたのでしょう。ただし、美しく、不可避の心中を図るためには、自分の死も必然となるようにしなければなりません。そのために彼が選択したのは、自らの社会的な生の抹殺。彼が弾痕を打ち込む犯人やヤクザは、自らの社会的存在でもあり、だから、彼が弾痕を打ち込むほどに、彼の社会的生命は砕かれ、ともに死を迎える存在として、彼は妻に近づくことができるのでしょう。、、、、、、、、、、どうしてもわからないのは、「ありがとう、ごめんね」の「ごめんね」がどうして必要であったのかということ。そして、西刑事は、そこまで愛する妻を一発目で本当に撃てたのか、ということです。、、、、、最後の娘の表情からして、二発とも空に向けて撃ったということはなさそうです。二発目は確実に自分に撃っているでしょう。では一発目は、、、?、、、その答えは、それぞれの見る人が理想とする愛の形によって決まるのかもしれませんね。 【王の七つの森】さん 9点(2004-11-29 13:47:33) (良:1票) |
136.無理に批判や絶賛することなく、観ればいいと思います。どうも、過去の作品のしがらみに囚われているように思いました。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-15 15:39:21) (良:1票) |
135.8.☆様と同意見です。人の目をつぶしたり、妻を射殺したりするのは、本人にとって必然性があることなんだろうから、とやかく言っても始まりませんが、やったらやり返されることもあるという発想がまったく欠落しているように思います。きっちり借金を返済してケジメをつけてから死んでいく男の美学を描きたかったのかも知れませんが、それだって銀行から盗んだ金です。まあ、勝者の美学に貫かれたこの映画に意義をとなえればとなえるほど、自分が敗者のような気分になってくるので、このへんでやめておきましょう。 |
134.どうしよう、この映画って評価低いんですね…(汗)私はこの映画、大好きです。暴力シーンがあるにも関わらず、とても静かな映画です。久石譲の哀愁漂う音楽に、思わず息を飲む綺麗な風景、所々で観られる監督の絵が、観る者を圧倒させます。私は、岸本加世子の、台詞の少ない演技に感涙してしまいました。台詞の無い演技というものは、べらべらとまくしたてる演技よりも数段難しいものです。この映画を観て、彼女の見方が変わりました。邦画で一番好きな作品です。 【Ronny】さん 10点(2003-10-26 22:06:42) (良:1票) |
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133.駄作。ナルシストに付き合うのは、たとえ映画でも本当に疲れる。元同僚の刑事たちが、たけしが演じた男のことを「俺には、あんなことは出来ない。」という意味のことを言って誉めるシーンには、「お前、それ、逆じゃないのか?」と失笑してしまった。映像もただ風景を撮影しただけという「絵葉書以下」のシーンばかりで、観ていてイライラする。 【ジョーボブ】さん 1点(2003-05-31 21:26:00) (良:1票) |
132.オープニングで泣きました。静謐で美しい映画やと思いました。絵も面白かった。 【山本】さん 10点(2003-05-09 04:06:25) (良:1票) |
131.いつ面白くなるのかなーと思ってたらそのまま終わった。どこで泣くのかもわかんなかった。 【あああ】さん 0点(2003-02-06 22:50:02) (良:1票) |
130.というか、、、たけしの映画のなかでも最もよいと思う。。 【リョウ】さん 10点(2003-01-19 19:21:27) (良:1票) |
129.まず薬師寺のヤクザ役がハマリすぎていたのが第一印象。。雰囲気は好き。 【Asann】さん 6点(2002-11-21 12:41:40) (良:1票) |
128.上手く言えませんが、一つ一つのシーンが綺麗な映画でした。全体的に台詞が少ないです。立場の正反対の二人の男が好対照で印象的でした。 【えむおう】さん 8点(2001-11-18 22:52:48) (良:1票) |
127.自分は中学時代よりビートたけしのファンであるが、映画に関しては数作しか見ていない。北野監督自身の暴力衝動を映画にぶつけている様にしか見えなかったのだ。本当に殴ってるシーンも多々あり、自分の好みのジャンルとはかけ離れている。この映画も同様なのだが、そこそこ好印象である。大変芸術性が高い。序盤はちゃっちゃと撮ってるイメージだったが何の何の、見るうちに緻密に計算された画作りに驚く。言葉少なく映像で語り、寡黙なたけしは相変わらず殴る殺すとボコボコなのだが、氏の絵画に和まされる。暴力衝動と、絵から伝わる温かみのある人柄の二面性に、北野武という人物そのもので楽しまされている事に気付く。良い意味でずるい作品だ!実際ストーリーに関しても、たけしの残酷さと優しさのアンバランスをバランス良く描いた話であり、大杉漣の追悼という事で放送された手前大杉漣の良さを堪能するつもりが完全にたけしワールドである。はい、たけしですよ。と、和膳に乗せて品良く差し出された感じ。盛り上げる音楽も素晴らしいと思ったら久石譲だった。それにしてもたけしの絵画が非常に印象に残る。アートたけし展、近所に来ないかなぁ。 【にしきの】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-03-21 09:05:27) |
【へまち】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-06 22:38:41) |
125.刑事役だったが、まーヤクザですな。シナリオも纏まっててよかったと思います。 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-25 12:48:20) |
124.これがキタノブルーだ。色濃い青テイストが強烈。 こんな熟年ラブストーリーの見せ方ができるのもたけし。 刑事という立場から様々な人間の生き方を哀愁漂わせそんでもってやり過ぎ感も忘れない。 まさに人生の最後に一花咲かせるHANABI。これもまた夏に観たい一本である。 |