55.名作風味の普通の映画。名作にしようという製作者の意図は感じられるが、結局は可もなく不可もなく無難なところに収まった。真田広之が暴走して親子どんぶりって方向性なら、問題作として印象にも残っただろうけど、どうにも普通って感じで、何度か見たんだけど印象に薄い。 【もとや】さん 5点(2004-03-10 16:29:13) (良:1票) |
54.入院した母が24年前に出せなかったラブレターを偶然見つけた娘(田中麗奈)が、宛先の人を探し出して二人を引き合わせようとする、という内容。ラブレターの内容を普通なら読んでいる娘か、書いた母の声でナレーションを付けるようなシーンだと思うのですが、内容にはほとんど触れず。入院した母のカルテを見せられ、無言のお父さん・・。だまってオルゴールを直すお父さん。写真を見つめる宛先の男・・。しかし、説明がないからこそ、観る側はイメージをふくらませて物語に入り込んでしまうって事もあるんですね。 娘はダメ男になっていたラブレターの受取人(真田広之)を見つけ出し、身だしなみを整えさせて、思い出の「願い桜」の下で二人を引き合わせようとする・・。クライマックスの桜のシーンは、少し予想外で、せつなかった。ラストは、できれば違って欲しかったけれど、ものすごく余韻の残る終わり方・・。最後に流れるオルゴールの音色がいいのです・・。 【ムレネコ】さん 9点(2003-11-15 01:27:49) (良:1票) |
53.原田美枝子の母と初恋の真田広之が25年ぶりに病室で再会するシーン。突然でびっくりする母、どう話をしたらいいかとまどう男。ぎこちない雰囲気。脚本があっても、それをどうしゃべって表現するかは俳優の器量なんだってことがよく分かりました。この二人はさすがにうまいですね~ 「間」のとり方がなんともいえません。 フレッシュな麗奈ちゃんが自然体で好感度大です。桜の木の下に来たのがお父さんだったというのがいいですねぇ。初恋は想い出で、今を生きるのは家族なんですね。とっても素敵な話でした。 【キリコ】さん 8点(2003-09-20 17:38:35) (良:1票) |
52.今現在、一人で映画の主役をはれる女優は日本では田中麗奈しかいない。演技がずば抜けて上手いとは思わないが、フィルムに映し出される彼女は魅力に溢れている。映画女優に必要なのは何をおいてもフィルムに映える魅力であると思う。この映画はそういう田中麗奈の映画女優としての力と可能性を存分に見せてくれる。 【スマイル・ペコ】さん 7点(2003-06-05 14:23:13) (良:1票) |
51.すごく丁寧な作りで役者陣も適材適所。特に田中麗奈、真田広之はナイスコンビだったと思う。喫茶店のホール係もgood。同じ音楽を何度も使うのが少し気になったけど、全体としてみると悪くない出来。メッセージもストレートでわかりやすい。あの時こうしていたら・・・なんて事は誰でも考える事だけど、大事なのは今を大切に生きる事。自分の事を思い出として大事にしまってくれている人。いるかなぁ~、きっといるだろう。いて欲しい。あの人がいたから今の自分がいる。前を向いて一生懸命生きよう。そんな気持ちにさせてくれる、あったかい映画でした。 【オニール大佐】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-02 17:36:13) |
50.作品のテーマを考えたら、岩井監督の「Love letter」と同じ“失われた時を求めて”というフレーズが思い浮かんだ。 ただ、この作品で、主人公が求めた“時”は母親の青春時代。 その過程で、自己の成長や家族愛が描かれている。 切ないラスト、美しい風景、美しい音楽、田中麗奈の熱演ということのない出来。 人は前を向いて進まなきゃならない生き物だが、その一方で、思い出に生かされている、ということも忘れてはならないと思う。 【なおてぃー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-13 19:43:06) |
49.思った通りに行動したり、言葉に出来ていれば、どのように人生は変わっていたのだろうか。 可能性は山とあっただろうが、日々を生きるために大概のことを肯定(正当化)してやり過ごしてしまう。 たまには立ち止まって、かつてあったかもしれない可能性を省みることで、将来への(同じく山とあるであろう)可能性へ目を向けることが出来るのかもしれない。 全ては行動を契機とする。 ひとつのアクションで人生は大きく変わるかもしれない。 希望は常に目の前にある。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-10-08 08:25:39) |
48.真田広之はカッコ良かったけど、映画に感情移入できなかった。また何年か後に見てみたい。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 2点(2007-08-11 16:09:23) |
47.この映画のジャンルが「青春映画」に分けられていたけど、「家族ドラマ」にしたほうがいいと思う。あ、でもそうしたら初恋っていう感傷的なイメージが壊れるか。なるほど。病院でのぎこちない会話に少し不満も残ったが、ゆっくり降り返ってみればリアリティがあって良かったのではないか。中だるみもあったが、最後は不思議とすっきりした気持ちになることができる、良質な邦画だった。 【mhiro】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-09-27 10:16:24) |
46.シンボル化されたメロディーがまず切なくてよろしいですな。あとは真田広之の顔が‥顔がってか、二重が‥わぁ二重だすごい二重だ。斜めから見るとかっこいい~~~~わ~かっこいい~。でも田中麗奈甘いよ。ソーラバーチはブシェミだからね。おまえブシェミだったら逃げ出してたろうよ。真田広之でよかったね。私もブシェミとか平田満とかあまのじゃくばっかり言ってるけどかっこいい人だって好きなんですよ。ね先輩。(キモス) |
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45.2000年度の邦画No.1でした。大きな展開は在りませんが、切なさが何ともしみじみと胸にしみる作品でした。 【MID】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-04 20:24:54) |
44.期待以上の作品でした。心温まる良い映画です。 【シュシュ】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2005-04-23 15:43:14) |
43.人は色んな出来事を経験する。部活、受験、進学、就職、恋愛、転居、出会い、別れなどいろいろあると思う。うれしいこと楽しいことばかりではなく、悲しいこと苦しいこと辛いこともたくさんある。困難なことにも逃げ出さず立ち向かっていく勇気を持っていこう。そして、それを一つ一つ乗り越えて一回りずつ成長しよう。人生は一度きりだからね。しかし失敗や挫折をしたからといって、そこで終わりでわない。そこからやり直せば良い。その時々を精一杯生き、悔いの残らない人生を送ろう。 【武蔵】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-03-14 11:45:51) |
42.落ち着いた雰囲気で終始安心してみることができました。「がんばっていきましょい」と同じく行動派の高校生を演じた田中麗奈、別にたいしたことしているわけでないはずなのに、終始目をひかれて、しかも演技だというのを忘れて「なんで病気の母親をドライブに連れて行くんだぁ」など本気でつっこみをいれてしまったりしました。(それくらい自然だったというわけで。) 話の内容は、幼い頃から母親が入院を繰り返していた私としては、人ごとではなかったです。「ちょっと悪いところを取りに行くだけよ」「お父さんとうまくやってるの?」子どもに伝えるときの夫婦の微妙な間、家事のメモ書きなど”そうそう!”という場面がたくさんありました。私だったら、母親の初恋の人を探すんでなく、その時間母親ともう少し長く過ごしたり話したりしたいような気もします 追伸:この春休みにその母親がまた生死に関わるような大きな手術をしました。「櫻の下で綺麗な思い出を作れなくてもいいから成功して」と思っていたところ、無事なんとか成功しました。手術前に「初恋の人探してあげようか?」と訊いたら、やはり「莫迦、そんなことより家ちゃんと掃除してる?」と言われました・・。 |
41.私だったらどうするだろう。。。。 そんな事を考えながら映画を見ていました。 真田さんはかっこいいですね。男ながらに惚れました。 ギャンブル好きなのは頂けませんけど…。 |
【PAD】さん 7点(2004-10-13 14:55:03) |
【アルテマ温泉】さん 6点(2004-08-30 22:10:17) |
38.なんとも切なくなる作品です..初恋..だれもが経験するほろ苦い思い出..過去を掘り起こしても何も見つけられない?..自分にとって“一番大切な人”を見失ってはいけない..そんなメッセージが伝わってくる作品です.. この映画の受け止め方は、年齢によって左右されるでしょう... 【コナンが一番】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2004-07-12 14:45:42) |
【Piece】さん 9点(2004-06-12 00:21:20) |
36.話の筋自体はそれほど異質なものではなく平凡なストーリーだと思う。けれども退屈はしない。キャストがはまってるからだろう。この話、このキャスト以外に考えられない… 【はざま職人】さん 7点(2004-06-05 00:51:44) |