294.数あるPixer作品の中でも,とりわけ光り輝いていて,実にすばらしい。精緻を極めたCGも,練りに練り込まれたシナリオも抜群だが,この作品の肝は,観る側もそして創る側もみな子供の視点という椅子の上に座っているということである。いや,座らされていると言うべきか。無理矢理そうさせられるのでなくて,あざとくなく自然とそうなっていくのだ。うまいという表現はもはや当たらず,あえて作品が持つ魔術的な磁力のせいと言わざるをえない。Pixerのスタッフたちが心から楽しみながら仕事しているという雰囲気が映像から伝わってきて,何だか羨ましい。こういう洒脱なファンタジーは,残念ながら日本人の手に余るのをまざまざと思い知らされるせいもあるかな。全編,洒落た遊び心が満ち満ちて,ケチをつける気にすらならない。文句なしの満点です。ところで,終盤,敵役のランドールが追放されたトレーラーハウス。あれって,バグズ・ライフにも登場してます。そんなどうでもいいことを,楽しい仕事ゆえの余裕からか,何のてらいもなくやってしまうPixerの懐の広さに脱帽であります。 【Roxy】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2006-06-23 17:45:37) (良:2票) |
293.ドアをどんどん開いていくと、いろんなところに行ける……まるでドラえもんの「どこでもドア」のようなドアたちが大量生産されているのがスゴイ。ただ「どこでもドア」と違うところは、一つのドアが繋がっている場所は一つのみってところ。だから、同じ場所に行こうと思うと同じドアじゃないといけない。あの女の子の部屋に繋がっているかわいいドア。必至に女の子をウチに帰そうとする、サリバンとマイク・ワゾウスキ(何故かフルネーム 笑)のあわてぶりが、とっても楽しかった。特にマイク・ワゾウスキ(やっぱりフルネーム)。おねえちゃん(っていうのかな?)を高級鮨屋に連れていっているときに女の子と遭遇。子どもに関わるほどヒマじゃなく、女の子をわずらわしいと思っているのに、どうしても放っておけない、このジレンマ。なんかとってもカワイイって思っちゃいます。ドアを開くごとに、紙芝居のように変わっていくいろんな風景をワクワクしながら観ていました。特に日本家屋のときは、ちゃんと障子を引いていた(ドアを開くのではなくてね)ところなんて、芸が細かいなぁって感心しましたです。 【元みかん】さん 8点(2004-06-21 23:36:38) (良:2票) |
292.かなり7点に近い6点です。前半は本当によく出来ていました。モンスター会社の紹介(世界観や今置かれている立場等)はワクワクさせられるものがあり、楽しかったです。ライバルと営業成績を競う合うなんて『あるある~』と大人も見れちゃいますよね。 後半以降のドタバタ劇は良くあるもので、もうひと捻り欲しかったですねー。 でも、十分面白かったです。脚本がしっかり作りこまれていますよね。こりゃ、子供はハマるわ~と納得。 最後に、点数には反映させていませんが、エンドクレジットのNG集は『アニメなのに何これ?』と急に現実世界に戻されて興ざめです。 個人的には絶対不要だと思います。 【はりねずみ】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-03-12 19:19:04) (良:1票) |
291.他の方が仰っている通り、「大人も子どもも楽しめる」というよりは、子どもがいる大人が子どもと一緒に観ると微笑ましい感じに楽しめる、子供寄りの映画だったように思います。ただキャラクターには魅力があり、ディズニーランドでサリーを見つけたときはテンションがあがったので、そこそこには楽しめたんだと思います。 【なこちん】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-01-21 00:10:30) (良:1票) |
290.テレビでやっていたのをたまたま見たのですが、ストーリーも良くまとまっていて、CGも良くできているし、ファミリー向けにお薦めの一作です。吹替も違和感を全く感じませんし、全体として非常によくまとまっていると思います。ただ映画に期待したい感動やスケールの大きさという点ではやや物足りなさを感じます。肩の力を抜いてまったり観るには丁度良いんですけどね。 【TINTIN】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-01-05 21:36:09) (良:1票) |
289.これは子供から大人まで楽しめる作品ではないと思います。 子供がいる親(大人)が「子供と一緒」に見れば楽しめる作品なのではと思った。 なんというか絵本を見ている感覚に似てます。 良い大人が子供向けの絵本を読んで感動した!とはならないでしょう。 それと同じように、淡々と特に盛り上がりの無いまま進み、ごく普通に終わる映画でした。 映像の技術は本当に素晴らしく、現代の技術はここまで出来るのか!と驚きました。 でもただそれだけで、内容は特に心に残りませんでした 【非映画人】さん [DVD(吹替)] 2点(2008-06-10 02:51:54) (良:1票) |
288.ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!て叫びたくなるほどやられた。なんて可愛さなんだ!ブーに対するサリーの優しさ、もう駄目です。この映画の持つ心温かい眼差し、全てが大好きでたまらん。ブーになりたい。でも私は男だから絶対に無理!ブーが欲しい。ブーの父親になりたい。ブーの父親が駄目なら兄でも良いからブーの家族になりたい。ブーのフィギュアも欲しい。ブーのポスター、ブーに関するものなら何でも欲しい。とにかく好きで好きでたまらない。こんなアホなコメントしか書けないけど、好きです。好きです。文句なしに満点! 【青観】さん [映画館(吹替)] 10点(2005-08-26 21:40:26) (笑:1票) |
287.いやぁ。笑いました。泣きました。あれだけ起伏の大きいアニメも久し振りです。サリーもマイクもとっても魅力的なキャラクターでした。ブーも可愛かったです。今年のディズニーオンアイスはモンスターズインク。今からとっても楽しみです。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-06 09:51:37) (良:1票) |
286.おおおー満点! CG技術なだけじゃない、なんというか、このCGあっての、この脚本、ストーリー、設定!こりゃすごいんじゃないでしょうか。万人に向けておすすめ出来ます。やっぱり家族でどうぞかな?トイストーリーを劇場で観たときほんとにびっくりし、俳優がいらなくなるんちゃうかと思ったものです。当時はCGをそういう何かに取ってかわるものととらえてました。今思うと技術は更に発達したし、更に発達すると思いますが、CGをここまで生かしきってる作品は、この他には「ラージヒルペアジャンプ」くらいしか知りません。なんじゃそりゃ。最新作「ファインディングニモ」でさえ、アニメでも良かったんじゃないかと思えるほど。技術は確かにすごいんですが、それがどうこうじゃないんですね。CGで今までなしえなかった当時の町並みを再現、とか、最高峰超リアルCG映画!とかじゃなくて、こういう「CGならでは」のものをもっと見たいんですよね。 |
285.英語もろくにしゃべれないのに海外で観てしまいました。(もちろん字幕なし!)なのにラストシーンで自然に涙が、、、いい映画は言語を超えて伝わってくるものですね。 【猿トビ茶漬け】さん 9点(2004-04-11 22:19:49) (良:1票) |
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284.まぁまぁだった。それにしても、最近のCG技術ってスゴイなってのが第一感想(時代遅れな奴)。ニヤけた顔の、あのヒクヒク感が気持ち悪いし、あの毛のワサワサ感も気持ち悪い。 |
283.「モンスターは、人間の子供を愛してはいけない」。このキャッチコピーにやられて、観に行きました。何度も涙ぐみました…。ファンタジーあり・感動あり・ドラマあり・ロマンあり・アクションあり…まさに完璧なアニメです!本からスクリーンに飛び出した、大人も読める絵本です。現実から離れて、素敵な夢と童話を見たい人へ。 【IKEKO】さん 10点(2004-01-24 03:31:16) (笑:1票) |
282.個人的にこの絵図とは未来永劫、仲よくなる機会はないでしょう。導入されて数年のこのCG技術、早くも底が見えてきたような気がしてなりません。この映画、醍醐味はものすごい映像美にあるといって相違ありますまい。それはもう話の内容が霞んでしまう程に。そうなんです。ワタシ、劇場で観たにも関わらずCGばかりに目がいってしまい、現在にいたっては内容さえ頭に無いんです。まだ慣れてないせいでしょうか?立体的なブーに違和感が生じ、魁!男塾をこよなく愛する私は心の中で葛藤致しました。そして激闘の末、江田島平八は、宿敵、CGブーを頭突きで打ち破り勝利を収めたのです。私はこのCGとやらに強い疑念を抱いております。われわれ日本人がこの新鮮なCG映像を強い付加価値と捉え、映画の評価を上げているのは間違いないでしょう。一方で、私のように反動的になり、カルチャーショックを感じておられる方も少数ながらおられるのでは?映像のものを言わせ、中身の空洞化が起きるのだけは勘弁してほしいものです。今作に関して、肝心の「中身」ですが、悪くはありません。ただ、あの忌まわしいCG映像があまりに、印象大のため、相殺どころか虐殺されてしまった感があります。映画は、中身と映像の調和も大切なのではないでしょうか? 【ノマド】さん 5点(2003-12-31 00:29:36) (良:1票) |
【さそりタイガー】さん 8点(2003-12-16 21:09:47) (笑:1票) |
280.ベタかもしれないけど、好きです。特にブーの動きや表情がリアルで、「ああ、ちっちゃい子ってこんな感じだよなー」と思いました。最後のNG集も好きです。石塚さんもいい仕事してるし。別に文句じゃないけどドアのアイデアは「ドラえもん・のび太の宇宙開拓史」のパクリ?<2005.6.29追記>昨日久々に観直したのだけれど(実は「シザーハンズ」に続いてDVDを購入した作品でもある)、これは傑作でしょう!チャップリンなどの良質な喜劇の要素や宮崎アニメのようなアクション、テンポの良さが、いかにも「引用」というのではなくごく自然に一本の作品に凝縮されている。それに最初ブーを恐がっていたサリーがだんだんブーを愛するようになっていく所は、子供が生まれたてのお父さんみたいで微笑ましい(そういえば最近一歳になったばかりの甥と遊んだのだけれど、あの位の子供ってブーと同じ、まさに「モンスター」なんだよね)し、誤ってブーを脅かしてしまい困惑するサリーの姿は「子供に見せたくないオトナの姿」を晒してしまった父親のようでもある。「売れ線」を狙っただけの(マーケティングと妥協が見え見えの)作品が氾濫する中、真に「間口の広い、大人でも子供でも楽しめる娯楽作品」にチャレンジし、そして成功を収めたピクサーとジョン・ラセターさんは、やっぱ素晴らしいよ。 【ぐるぐる】さん [映画館(吹替)] 10点(2003-02-11 17:52:35) (良:1票) |
279.恐ろしいながら愛嬌も備えたモンスターたち、無邪気な子供との交流、悪党どもの陰謀、「どこでもドア」を駆使したエキサイティングなアクション、そしてほろりと来るエンディング、子供に見せたい映画といえばピクサーですね。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-05-15 18:03:58) |
278.バズっぽいサリバンですが、悲鳴がエネルギー源っていうのが一番面白かったです。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-03-13 20:59:22) |
277.さすがに子供向けの映画。 どこでもドアの連続技はなかなか面白いものの、全体的にはかなり退屈。仕方ないか。 【simple】さん [地上波(吹替)] 3点(2016-03-12 11:49:37) |
【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-30 16:57:59) |
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