156.うわあああ、なんてイヤらしい映画だ!太ってる人の感情を逆撫でしまくってます。人間としての尊厳を失わせるような発言の連発です。しかし、それでいて映画としては表面上「人間は外見じゃないよ!心だよ!」と大声で謳っております。これじゃ文句の付けようもないですよ。これ見て怒ったフトシさんが「おい!おめーらデブを何だと思ってるんだ。人間は外見じゃねぇ、中身だ!」と訴えたとしても、「うん、だからそう言ってんじゃん」の一言で済まされてしまいますね。ひどい話だ。でも別にいいんですよ、そんなこと。だって俺関係ないし。対岸の火事を見るような気持ちで、認識のズレによるチグハグな会話を大いに楽しんでました。映画からのメッセージは全く心に響かないけど、そこはそれ。こういうベタなコメディ大好きです。最後に一つ、本当のローズマリーが結構可愛いと思ったの俺だけじゃないよな?な? 【コバ香具師】さん 7点(2004-07-13 07:08:59) (笑:6票) |
155.すみません。どうしても納得が行きません。外見だけで人を判断してはいけない、って言いたいんだろうと思うんですが、この映画だけを観てると、むしろ外見だけで人を判断しろ、と言ってるように思えるんですよね。だいたいコレではまるで、人の性格が「良い」と「悪い」の2種類しかないみたいじゃないですか?実際はもっとカラフルですよね。それに主人公だって、本当にローズマリーを愛してるんなら、何とかして痩せるように努力させるべきですよ。だってあれじゃあ健康とは言えないでしょう。ローズマリーは贔屓目に見ても卑屈で不健康な精神の持ち主で、確かに心は優しいかも知れないけど、もう美しくなりたいなんてことは諦めちゃっていて、フルサイズのケーキを半分食べちゃったりしてますよね。そんな彼女の心のどこがそんなに美しいのか、ちょっと理解に苦しみました。それに彼女はハルの長所に惚れ込んでるワケじゃなくて、見苦しい自分に興味を持ってくれたという希少価値にしか目を向けてないでしょう。そんな情けない恋愛をして本当に幸せなんですかね?私はローズマリーほど太ってるわけじゃないけど、もし自分がそうだったら、この映画を観てバカにされたような気がしてかなり頭に来たと思います。唯一、病院で出会う顔に大やけどした女の子のエピソードだけが救いでした。こういうのをブラックユーモアというのかなあ。私はかなりひねくれた話でも喜んで笑いますが、この映画には笑えませんでした。ジャック・ブラックにはかなり期待しているだけに、残念さで一杯です。 【anemone】さん 2点(2003-12-06 22:51:05) (良:4票) |
154.わたしもハッキリ言って、過度のデブは嫌いです。自己管理能力と健康に対する認識の欠如だと思うので。けれどこの映画のように、デブを笑い者にしていながら、「やっぱ人間は心だね」みたいな結論のもって行き方には、反感を覚えます。もちろんファレリー兄弟の映画を、「ノートルダムのせむし男」や、「エレファントマン」、「道」や藤山直美の「顔」と同列に論じる気はさらさらありません。だがハルが何故「デブでもいいや!」と思ったかという所に、この映画は全く説得力がありません。これなら「やっぱデブは嫌い」という結論だった方が、よほどマシです。いくらコメディーだからといって、「デブ」という女性にとって大いにデリケートな問題を扱う以上、もっとなにかしてくれる結末(大笑いさせてくれるとか、みたこともない結末にビックリさせてくれるとか)を見せてもらいたかったです。結論としてこの映画は、グィネスを女性誌で「オードリーを彷佛させるデビューを飾ったスタイリッシュなアカデミー女優」から「女に嫌われる女性タレント」に引きずりおろすのに一役買っただけになりました。 【ともとも】さん 1点(2003-04-11 22:58:17) (良:3票) |
153.ラブコメの王道か、エンディングは読めても気にしない。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-06 12:36:23) (良:1票) |
152.父親の遺言の話からハルのナンパ三昧の行動までの最初の30分間はとっても退屈。でも、ローズマリーが現れて仕掛けが見えてきてからは、最後のオチがどうなるんだろうという興味で目が離せません。コメディとしても十分楽しめるのですが、この作品は女性の外見の美醜を主題に据えながらも、人間全体にまで対象を広げようとしていると思います(少なくとも私にはそう感じました)。見終わった後、majority = normalという根深い社会通念が、本当に人間の心から消え去ってしまえばいいのになあと思いました。こういう重いテーマを、ラブコメにのせて表現できる社会環境にも感心しました。軽いラブコメを見たいなあと思って借りてきたDVDが、とんでもなく感動を与えてくれる作品でした。 【ひよりん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-21 12:18:56) (良:1票) |
151.“えーと、この鶏ガラみたいな女をまず綺麗と思わなくちゃいけないんだな”映画を観て意味的な翻訳をここまで強烈に強いられたのは初めてだ。あんな痩せた女が好みなのは主人公の勝手だが、受け手みんながそれを許容すると思っているところが救いがたい。バカか。このどっちらけ感はオレが筋金入りの豊満好きというせいだけではないだろう。美醜という本来個人の感覚に依拠すべき問題を、最大公約数におもねった製作者に語られてもちっとも心に響かない。人の外観について既存の価値観に本気で揺さぶりをかけたいのなら切実さに溢れたジョン・ウオーターズの初期作品を観ることを勧める方がよほど有効だ。がまんして最後まで観たが説教くさいのにも参った。痩せている=美しいという世間の俗情を当然のこととして受け入れなければ話が成立しない点、ヒロインが社長の娘であることで無理矢理ハッピーエンド風に仕立ててある点、等むしろ差別意識を助長するのではないか。文句なしの0点だ! 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 0点(2007-01-18 19:21:38) (良:1票) |
150.面食いにとってはどきっとする映画でした。でもジャックブラック好きです。 【耳】さん 8点(2004-09-19 07:21:32) (笑:1票) |
149.私の友達で、「ビューティーコロシアム」が大嫌いな子がいます。なぜなら彼女の主張は「人間の評価になるのは外見ではなく中身だ」から。「美醜で人間を判断する人も、それに振り回されている人もオカシイ」そうです。しかしそう主張する割には「でも●●チャンがそんなこと言っても説得力無いよー●●チャンかわいいしー」と言われて「エェ~そんなことないよォ~?」と喜んでいる姿を見て、この映画は勝手に彼女に捧げたいと思いました。彼女とはいい友達です。 【キュウリと蜂蜜】さん 7点(2004-07-26 06:30:49) (良:1票) |
148.これは最後がハッピーエンドで終わらない事には救いようがないドラマですね。ハッピーエンドで終わらない限りは女性陣に総スカンを浴びてしまってた作品でありましょうですね。。 【3737】さん 5点(2003-12-23 11:20:29) (良:1票) |
147.美人=性格が悪い、ブス=性格がいい・・そんな相関関係はない、ということは誰もが知っている(・・と思う。その逆も含め)。その「ありえない」ことを、「そうだ」と決め付ける、その単純さに、まず笑いが生まれる。その単純な決めつけを、さらにあーでもないこーでもないと手を変え品を変えいじるところに、爆笑が生まれる。想像した以上に面白かったです。まあいつもの作風で若干しつこいところはあるにしても、「メリー」好きの私としては、当然許容範囲内。私も、小児科再訪のシーンはジーンと来たなあ。バカスカと笑いながら、「偏見」というのは私の中にもあるよなあ、と妙に反省したりして。ファレリー兄弟も、映画と同様、「障害者ネタばかりやるヤな人たち、という外見にとらわれずによく見ると、イイ人たちなんじゃないの?」…と思われたい、のかな。でもそれじゃ、やっぱりヤな人たちだよネ。あれ、元に戻っちゃった!? ・・アハハ。なので、まあ監督が偽善ぽいという批判もわかります。そこを減点すると6点?と思ったんだけど、ジャック・ブラックが思った以上にデキル役者だということがわかり、楽しかったんで、1点オマケ!(ところで、太ってる人が見たら気分が悪いんじゃない? と言ってる人はきっと見た目のいい人なのではないかなあ。え? 私? コメントからわかるでしょ。) 【おばちゃん】さん 7点(2003-12-16 15:11:08) (良:1票) |
|
146.ただのドタバタラブコメディかと思いきや障碍者称讃映画でもありました。 実際にスタッフが障碍者をどう思っているかはわかりかねるけど、少し笑ってちょっとだけ心の暖かくなる映画です。 【ガブ:ポッシブル】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-06-23 09:58:35) |
145.自分もポテポテ体型なので笑える映画だった。この頃のグウィネスが一番かわいいかな。 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2014-12-05 22:37:04) |
|
143.何度フラれても美女への突撃を繰り返す序盤はジャック・ブラックの濃いキャラクターが全開。しかし話が本題に入って以降は、ラブコメという形ではあるのですが笑えませんでした。本作のように人間の容姿をテーマにするのって本当に難しいと思う。結局はこれしか落としドコロは無いというハッピーエンドに行き着いてほっとしましたが、デートの食事中に彼が席を外したすきに彼の料理まで食ってしまうとか、ケーキのくだりとかは実際笑えないし、こういうバカにしたような描写は不要だったと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-20 22:41:50) |
142.これはなんとも切ない作品ですね。 太った姿をチラチラ見せる演出のせいで、序盤のラブラブモードの時点で既に切なくなってしまった。 作中の設定では、見た目の醜い人は心が美しくて、見た目の美しい人は心が醜いという前提になっているけど、現実には見た目も心も美しい人だって存在するわけで、そんな完璧超人にどうやったら勝てるんだろうか??? 結局は何かを諦めて妥協するか、独り寂しく人生を送るしかないのかも知れない。 そういう人生の虚しさを抜きにして見るなら、よく出来たコメディとして結構笑えるシーンもあったんだけどね。 でも、やっぱり人の欠点をネタにして笑ってもいいんだろうか?と複雑な心境になる深いテーマの作品です。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-02-15 22:39:28) |
141.面白くて泣けます。人間の価値は外見ではなく、内面で決まりますよね。わかっているけど、実際は…。ジャック・ブラックの演技は相変わらず切れまくってるし、グウィネス・パルトロウはとてもきれいで、いい映画です。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-12 01:48:36) |
140.とにかく主人公がステレオタイプの軽い男で、 この映画いったいどうなっちゃうの? と心配したのだが、 ある設定の妙味が効いて、まともな流れへ。テーマも非常に判り易くて取っつき易かった。 終盤からの主人公の心境の変化は、ここらあたりは一番の見せ場なのだから もう少しじっくりと見せて欲しいところ。なまじテンポのいいコメディということもあり、 ラストを含めて最後まで、主人公の軽さばかりが目立ってしまったのが残念。 それでも中々面白いラブコメだった。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-08-08 09:11:25) |
【アフロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 17:39:33) |
【レンジ】さん [地上波(吹替)] 9点(2009-04-07 13:22:12) |
137.やっぱりジャックブラックはいいなって思える作品。 決して二枚目ではないけど味がある。 【ばっじお】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-04-01 20:06:46) |