7.人の良心、というものを考える上で非常に面白い映画でした。主人公の様子がおかしい、同僚を失った上に不眠症になっているのだから・・・。そんな主人公に最初はみな優しいですね。(犬は違いましたが)でもあるとき様々な状況でみな気づくわけです。「やっぱりなんかこの人変」だと。大人もいれば子供もいてその反応も様々な訳で。期待に違わずこの主人公は誰も彼も裏切っていくわけです。すばらしい!そういう意味で映画でよかった、といえる作品だと思います。 【COZZENN】さん 8点(2003-10-15 22:27:27) (良:1票) |
6.リメイクのノーラン監督版はまだ観てないんですが、明らかにこっちの方が面白いのでは?と思えます。ただストーリーは単純なので(内容は濃いですが)リメイク版のあらすじを知っていた為にこの作品の良さや面白さが半減してます。白夜の中精神が次第に破綻していく主人公の堕ちゆく姿にジワジワと圧迫されます。快楽殺人の容疑者を追跡中に同僚を誤射、部下を負傷させられその証拠隠滅に奔走する刑事。犯人に弱みを握られ、真犯人をでっち上げ、事件関係者の少女に暴行等次第に抜け出せなくなる主人公の恐怖が伝わりました。ラストで光る目、眠りたくても眠れずホテルの一室を密閉していく辺りなど、その主人公の心理病描写がよくわかります。事件を隠蔽し、真犯人までも殺してしまい解決させた主人公。本当の罪は一体誰にあるのか考えさせられました。同僚の女性刑事が薄々真相に気づきながらも結局釈然とさせないのも中々上手い作りだと思いますね。これはお勧めです。 【さかQ】さん 7点(2003-01-23 07:58:16) (良:1票) |
5.豪快なフックをモロに顎にくらったかのような作品であった。いや、ハイキックをモロにテンプルにくらったかのような・・・・頭突きを鼻にくらったかのような?・・・・。つまりは本作をしっかり最後まで観賞したはずなのに途中から意識が飛んでいて内容をイマイチ憶えてないのである。殴られてダウンを奪われても戦いつづけたボクサーが試合後によく言うように。この手の作品もやはり劇場予告編の煽り文句である“衝撃的”な作品に分類してよいのだろうか?。 【膝小僧】さん 3点(2004-07-30 23:15:43) |
4.独特の雰囲気を漂わす作風はもちろんのこと、犯人が現れてからスリリングな展開になってくるわで、サスペンスものとしては上出来な掘り出し物。しかも主人公の刑事(S・スカルスガルド)が、白夜で不眠症に陥り精神的に追いつめられていく様子がうまく伝わってくる。ただ、主人公が胸くそ悪い刑事として描かれており、リアルでエグいシーンもあるので作品自体の後味は良いとはいえない。もちろんこれこそが作り手のねらいなんだが。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-10-25 11:28:45) |
3.雰囲気がちょっと重すぎて…(^^;。 ただ、結末でいうとリメイク版よりもこっちのほうがより考えさせられて良いですね。 【ゆうろう】さん 6点(2003-09-23 19:04:59) |
2.リメイク版を見てから、こちらを見ました。空が重いですね。さすがにお年寄りの自殺の多い国だなと、関係のないことを思ってしまいました。内容はあまり入り込めませんでした。ラストはこちらの方がすっきりします。ほんの少しだけ出てきた生まれたての猫がかわいいです。 【omut】さん 5点(2003-09-21 23:42:47) |
1.間違いなくこちらの方が面白いです。さかQさんがおっしゃる通りですが、白夜で精神が病んでゆく感じが良く出ている。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-09-13 12:12:51) |