7.音楽家の一家の子猫と、猫使いおじさんの猫たちの冒険記。
片手で軽々と抱え上げられるところが子猫だなぁ。
家の中をチョロチョロして掻き回したり、猫というのはこういうのだなぁと。
普段猫と接点のない人が観たほうが面白いかもしれない。
何頭もの猫に、演技とかスタントのようなことをさせているのがすごい、
これはある意味特撮なのではないか。
屋外で猫を放して演技させて、どこかにいなくなったりしないのだろうか?
この映画の猫は、よくしつけられたプロ猫が出演しているのか、
知らない人でもこわがらないし、抱き上げられても本当におとなしい。
猫以外の部分では、前体制からの素朴な生活を受け継ぐなかにも、
西側の文化に点々と染まりつつある、当時のロシアの雰囲気がよく出ていると思った。