131.ミステリの中でも、いわゆる「バカミス」というやつですね。「そんなんで納得できるかよ~」という気持ちと、「おお、こいつは考えたな」という相反する気持ちが同居してしまった私は、もはや犯人の仲間入りか。「誰が」「なぜ」「どうやって」を合理的に説明してくれるのが理想的なミステリで、そういう意味では当然ながらこの映画には物足りないモノがないでもないのですが(特に数字のキーホルダーは思わせぶり過ぎて肩透かし)、その物足りなさが実は一種の見せ球になっている、まあこれがバカミスの醍醐味でもありましょう。「新本格」ミステリ好きの中には、結構こういうのが好きな人、いるんじゃないですかね。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-09 23:35:31) (良:2票) |
130.真剣に見てたのに・・・。こういうストーリーは好きになれない。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2007-02-25 12:49:13) (良:1票) |
129.随分と勝手な設定ですね。 多重人格ってそういうこと? 最後の最後のオチなんてやりたい放題じゃないですか。 ミスリードを誘うだけのゲテモノ・ムービーかな。 大胆に作っちゃった・・・という度胸に1点献上。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 1点(2007-02-23 03:27:55) (良:1票) |
128.「ユージュアル・サスペクツ」以来のあざとさですね。一堂がモーテルに辿り着くまでの、カットバックを多用した構成は上手いな、と思いました。序盤から中盤にかけてはわりと普通のサスペンス・タッチで進むんですが、見ている間にどんどんジャンルが変わって行きます。クロスオーバー・スタイルというか、複雑に幾つものミステリやドラマが絡まり合って全然違うところに不時着して行くあたりは目新しさもあって飽きません。アマンダ・ピートは圧倒的に可愛いですし、どう考えても普通に終わるワケないレイ・リオッタも、何かあっても何もなくても違和感のない不思議な存在感のジョン・キューザックも、顔合わせの妙に加えて「どこで期待を裏切ってくれるんだろう」的な期待をちゃんと裏切らないですし、全体的に質感の高いニューウェーヴという印象を受けました。もうちょっとおバカなありきたりのミステリー・サスペンスを想像してたのでひねりの効き具合に好感度高いです。いかにも何かありそうで結局何もないB級ミステリーみたいな作品が多い中で、何もなさそうでちゃんとタネも仕掛けもあるというのは意外に凄いことだと思います。これはたぶん、一見の価値はあるんじゃないでしょうか。けっこうお買い得な気がします。 【anemone】さん 8点(2004-10-18 02:18:43) (良:1票) |
127.オープニングで死刑囚の精神鑑定をしているシーン、テープの証言や写真、新聞の切り抜きなど、何が起きているのかをふくらます演出はなかなか好いです。実際に私にももっとくわしくその資料を調べさせてくれという気にさせます。雨の中で起こる交通事故や、田舎のモーテルへ集合させられるさまざまな、いわくありげな人間たち。レイ・リオッタが登場する辺りから、ますます話が複雑になっていきます。そして、「肝心の死刑囚はどうなったんだ?」という疑問を引っ張りつつ、話はモーテルでの惨劇に展開していきます。ちょっと勘のいい人なら、半分くらいでラストの予想がつくかもしれません。私はできませんでした。ビデオで観ていたのですが、半分まで来たところでオープニングまで巻き戻して観直してしまいました(笑)。アマンダ・ピートの役どころが大きな意味を持っているわけだけれど、ラストはちょっととってつけたような感じだったね。ところで、プルート・テイラー・ヴィンスの目の動き、相変わらず「海の上のピアニスト」と同じでした(笑)。あれは彼の演技なのか、病気などの生理現象なのかご存じの方ぜひメールください。 【オオカミ】さん 8点(2004-08-26 23:38:21) (笑:1票) |
126.古今東西さまざななトリックが試されている中、映画に新味に溢れた本格ミステリ謎解きを望むのは酷だろう。私はむしろこの映画はよくやったと思う。何より伏線を巧みに配した脚本が素晴らしく、近年ではまれな好作と言ってもいいくらいだ。映画の内容それ自体については既にいろんな方が適切なレビューを書いているので今更特に言うこともないのだが、ただ何故参加者の名前がアメリカの地名であるのかがわからなかった。カロライナ、ルイジアナ、ネバダ、ヨーク、ワシントン、アイランド、ダコタ...アナグラムでも無さそうだし、どなたかわかる方がいたら教えて頂きたい。 【veryautumn】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-07-05 01:11:20) (良:1票) |
125.うーん期待しすぎたかなぁ 結末を非現実の世界に求めるのは何でもありが通用しちゃうだけにサスペンス物のジャンルでは高い評価はつけられません。いくら他に見るべきところがたくさんあってもこれだけは譲れんのです。 【なったん】さん 5点(2004-06-30 02:44:10) (良:1票) |
124.中盤くらいまでは最高にいい感じだった。でも中盤以降は、「そんなん言ったらなんでもありやん」みたいな展開になってくるし、それを譲った上でも、ラストというか、オチはどうもすっきりしないで終わる。中盤までがいいからこの点数。 【アンソニー】さん 6点(2004-03-01 23:53:36) (良:1票) |
123.「観客の衝撃」を求め続けて映画史の長い時間の中で作られてきたサスペンス映画だが、数ある名作サスペンス映画が生み出され、人々を驚愕させ、それでもなお今作のように新たな衝撃を観客に与えることを可能にする人間の思考の想像力に感嘆せずにはいられない。「アイデンティティ」というシンプルでストレートなタイトルに今作の強かさと自信を感じる。脚本、映像、展開力、キャスティングが合致した極めて秀逸な心理サスペンス映画の誕生だ。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-02-25 17:50:59) (良:1票) |
122.大雨で河が増水し通行止めをくらって、なんの関係も無い人達が、とあるモーテルに必然的に集められる。そして1人づつ殺されていく。みんなの共通点、そして死体の側には部屋のカギ。疑っていた犯人までもが殺され、そしてそして、消えた死体。謎が最高潮に達した時に・・。お金返してクレー。と私は心で叫びました。しかし、これからオチがまだ続くのですねえ。楽しませてくれたから7点ということで。もう此のネタは作るのはやめてほしいです。小説で十分です。 【boby_st】さん 7点(2003-12-02 18:15:28) (良:1票) |
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121.なんか、「シックス・センス」以降こういう映画って増えてくのかなー。いや、観客をびっくりさせてやろうって気持ちはわかるけど、これは反則じゃないかい?前半2/3位は密室サスペンスとしてすごく面白かったのに、あんなカラクリとは・・・。結末も後味悪いし、犯人(?)もなんとなく「こいつなんじゃないかなー」と思ってた奴だったし、第一、○○○を(いくらエンタテインメントとはいえ)こういう扱い方していいの?と思ってしまった。ま、こういうの、好きな人は好きなんだろうし、それを否定する気も非難する気も毛頭ないんですけどね。名前忘れちゃったけどあの娼婦の役の女優さんと、新婚カップルの新婦の人(「十七歳のカルテ」にも出てた)は良かったけどなあ・・・。 【ぐるぐる】さん 3点(2003-11-01 22:23:41) (良:1票) |
120.おもしろくはあったけど、さすがにいろいろと無理がある気がする。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-05 23:22:31) |
119.ファンタジー映画なので何でもありの映画です 最後の犯人についてのキッカケをもっと掘り下げれば感情移入できたかも 【Ren】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-12-01 23:15:09) |
118.全く情報なしで見たので、とんだ拾い物でした。 いろんな落ちをチラつかせつつ、驚愕のラスト。 ホラーで終わるとばかり思ってました。 こんな面白い映画だったら、休みの前の日に見るんだったー。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-05 21:24:17) |
117.なかなか凝ったミステリー。何重もの仕掛けがあり最後まで飽きさせない。 あまり好きな映像ではないものの、この徹底ぶりは評価できると思う。万人には薦められないが、こういうのが好きな人にはオススメかも、 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-11-19 00:08:14) |
116.最初見たときはよくわからなかったが、あちらこちらのネタバレを読んで納得いった映画で、DVDのメイキングも参考になった。改めてよく作ったなと感心してしまった。ということで、見直した後評価の点数が上がった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-30 22:20:15) |
115.シナリオのよく練られたミステリー・サスペンス。ちょっとサイコも入っていて、 鑑賞者を選ばないタイプの作品かと。ひねくれてるといってしまえばそれまでだけど、 ヒントは劇中にちゃんと提示されており、ロジカルなストーリー展開は緊張感を途切れさせない。 ラストのオチもよかった。とても丁寧に作られているといった印象の作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-16 12:03:20) |
114.大雨で閉ざされたモーテルに、行き場を失った11人の男女が居合わせる。そこで起こる連続殺人。生存者たちは疑心暗鬼になりながらも、自分たちに奇妙な「共通点」があることに気づく。それは偶然ではなく、誰かの企みなのか? 予想もできない結末が彼らを待っていた…。ストーリーが二転も三転もするので最後まで飽きずにハラハラしながら見れます。自分でだれが犯人が推理しながら見ると面白いと思います。でもたぶん当てる事はできません。というか当てた人がいたら尊敬します。ホントびっくりしました。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-25 18:49:23) |
113.単なる夢落ちのようなものではなく、様々な伏線も張ってくれて、どんでん返しもあってと、楽しめて観ることができた。2回目にはもっと楽しめると思う。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-10 19:30:42) |
112.すいません。素直に最後のどんでん返しに驚きました(笑。 巧くミスリードさせてくれる脚本と演者の個性が、相乗効果となっていると思います。 多少、強引すぎる展開もありますが、アイデアも大オチも、期待を裏切るものではないので、自分は好評価ですね。 ちゃんと広げた風呂敷内で成立させていますよ。 今、大風呂敷広げるだけ広げて、「ザ・尻すぼみ」となってしまっている作品が多いので、自分は楽しめました。 粗くても、ちゃんと伏線が回収できていれば、それでいい。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-01-01 18:25:38) |