33.やっぱ日本映画ってまったりしてるんだよなあ。なんでこうも示し合わせたかのように引きの長回しが多いんだろう。小津の呪縛? もっと役者の顔のアップが欲しいよ。キャストの顔が覚えづらいし、表情もよく見えない。 【カタログ】さん 5点(2004-10-17 23:23:55) (良:1票)(笑:1票) |
32.部屋にいる時自分がドアから入ってきたら、私の場合自分の存在を疑う。こんな風に思うなんて私はドッペルゲンガーだったりして・・自分勝手に好き放題やってるもんなぁ。。どこかで堅実な会社員か真面目な主婦やってるストレス溜めた本体がいるのかもしれない・・。ドッペルゲンガー的には会うと殺されてしまうので、このままひっそり暮らそうと思う。 【junneisan】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-15 08:19:14) (笑:1票) |
31.タチの悪いおっさんが真面目になろうと改心した直後に車にはねられて死ぬあたりが最高に好きです。あと永作博美さんがえらい若くカワイく見えますがこの映画を撮ったときはもう33歳です。まことにビックリですがDVDの特典映像のインタビューを見ると、逆に33歳にしては老けててビックリクリクリです。さすが女優です。 【ぷらむ少佐】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-10-30 02:08:28) (良:1票) |
30.剥き出しの欲望とその大胆な行動力。曖昧さというものが無い分身たち。社会の様々なしがらみの中でもがき苦しみひたすら正常さを保とうとする我々だが、果たして自分らしさとは、そして自分らしく生きる事が出来たなら・・といった事は万人の久しき願望である。人間の二面性というものを、ドッペルゲンガーという具象化された分身を登場させる事によって、作品は寓意に満ちたものとなっている。何かと深読みしたくなるようなテーマ性を感じるが、黒沢清流ナンセンス・コメディといった趣の作品だ。しかし見所はたっぷりで、何と言ってもまったく違う性格を匠に演じ分ける役所広司の上手さ。この人が演じる狂気には他の誰とも違う凄味があり、迫力をも感じさせるのはさすがだ。同一画面に登場させる特殊技術のみ頼ることなく、分割画面を多用するなどのアイデアで、単調になりがちな画面にひとつのリズムを生み出している。その撮影技術の見事さ。そして薄暗がりの部屋の片隅にぼんやりと立っているだけで、得体の知れない恐怖感を味あわせてくれる、お馴染みの黒沢流ホラー演出は今回も健在で、まさに恐怖の極致といえる。永作博美や柄本明といった登場人物たちの前半部分と後半とでは、性格やその行動力が微妙に違うと感じたのは私だけだろうか。“彼らもひょっとしてドッペルゲンガーか?”“だとしたら本人たちは・・・?”“本音剥き出しの分身たちばかりの世界になったら。”・・・などと考えたら際限がないが、しかしそんな事は所詮どうでもいい事であって、要は確りとしたアイデンティティーを維持していく事の大切さと難しさを、試作ロボットが叫んでいるようだ。 【ドラえもん】さん 8点(2003-11-13 18:17:39) (良:1票) |
29.話の展開が読めないのが良い。集中してみていられました。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 7点(2021-10-05 16:37:47) |
28.ドッペルゲンガーが突然現われたらどうするか? というテーマで序盤は進み、かなり怖いホラーな様相を呈していた。 家に突然出てきたドッペルゲンガーを恐れるあまり、見ないようにしてジッと固まってやり過ごすという対処法を取った役所広司が面白い。いい年したおっさんなのに(笑) しかし、物語が進むに連れてドッペルゲンガーという現象そのものに対しては取り立てて深い掘り下げはなく、ドッペルゲンガーが居ようが居まいが、結局の所は同じ終着点だったような気もする。 ホラーだったのに終わってみればコメディだったという不思議な映画だった。 ただでさえ暑苦しい役所広司が二人も居るなんて、それだけで画面を占領してしまい、勘弁してくれと思った。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-03-21 16:02:23) |
27.当然フライシャー「絞殺魔」を観ていなければこの作品の真価は到底分からないのだけれど、それにも増してこのサスペンスフルな緊張と、笑ってしまうほどめちゃくちゃな展開には度肝を抜かれる。一つ一つのショットが洗練されており、ハンマーでの「ゴンッ」という音や、突き落とすときのタイミング、ユーモラスなドッペルゲンガーなど、素晴らしいカットには枚挙に暇が無い。ラストのロードムービー的な展開は黄金時代のハリウッドを意識しているに違いない。踊りながら海に落ちていくロボットとそれを後ろで見つめる男女。素晴らしい構図だ。男と女と車がいれば映画ができる。ロボットが居ても映画はできるということを黒沢清は証明した。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-08-18 20:09:50) |
26.注意してほしいのは、これはドッペルゲンガーという現象を描いたホラー映画ではなく、ドッペルゲンガーを一材料として使い、「自分を見つめなおす」とか「自分の本当の欲求とは」とかそういう他のメッセージを描いているシュール系B級映画ということです。なにせ、“ドッペルゲンガーを見た人は死ぬ”というルールがまずあやふやです。私これ本当に驚きました。本作品のドッペルゲンガーは人を呪い殺したりといったことはしません。ただ現れ、ただやりたいことをやっていくだけです。これを念頭に置いて鑑賞しないと肩透かしを食らいます。これから見る人は注意してください。※ただし、これを念頭に置いて鑑賞しても面白いかは正直疑問です。 【デルモゾールG軟膏】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-10-10 01:33:19) |
25.なんじゃこりゃ。完全に制作側のやっつけ or 自己満足映画。ドッペルゲンガーっていう単語で企画が浮かんで大して脚本練らないまま制作が進んじゃった的な。自己開放せよってか。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 3点(2012-07-16 19:06:40) |
24.なんだろう… ホラーかと思いきや、終わってみればコメディだった。と言っても、笑えるわけではなく、ひねりのきかない中途半端なシュール系。俳優陣は良かっただけに、勿体無い。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-05-28 19:18:27) |
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【ダルコダヒルコ】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-05-14 00:56:06) |
22.すいません、さっぱり訳がわかりませんでした。 【よしふみ】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-08-24 21:12:54) |
21.題材的には面白そうなんだけれども、やっぱり予想を超えることはありませんでした。前半は退屈ですが、後半からの展開はメチャクチャでまぁ良いです。最終的にはなんだかなぁといった感じ。もっとコメディタッチのがよかったのでは? 【すべから】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2008-06-30 17:05:02) |
20.永作博美を目当てにみましたが、つまらなかった。みるんじゃなかった。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-12-24 23:31:02) |
19.変な映画でした。最初はサスペンスとホラーだけで突き進んでいたので黒沢清の力量を感じれて映画にのめり込む事が出来たんだけど人工人体を運び出してからが突然コメディーに路線変化して何か尻すぼみ的感じ。音楽がかなりの恐怖を煽ってて面白かったのに残念かな。ドッペルゲンガーも殺さなくて良かったのでは?最後の最後に現れて1発恐怖に陥れて欲しかったので残念です。 |
18.突然、もう一人の自分が現れ、自分が出来なかった事を平然とやってのけ、うっうとしいほど自分に付きまとってくる。しかも、このもう一人の自分は、他人もちゃんと見えるので、やっかい極まりなく、主人公は彼にドンドン翻弄されていく。ってな内容だけど、全体的にはコメディータッチ。だけど、黒沢清のコメディー調なんで、どこかどす黒い感はつねにあり、それがちょっと不気味。でも後半から、ドッペルゲンガーはもう問題じゃなくなっていくクダリが、自分の期待していた方向ではなくなり、テンションがさがってしまった。俺はドッペルゲンガーって題名にひかれ、ドッペルゲンガーの映画を観たかったんだけど、ドッペルゲンガーはあくまで、主体ではなく、ほんの一要素。そんなひねくれ具合が黒沢清らしい映画とは思うんやけど、期待したドッペルゲンガー映画じゃない時点で、おもしろいと思う気持ちにはなれなかったんで、すんません。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-30 09:11:44) |
17.『カリスマ』がホラーでもなんでもない題材を思いっきりホラーで撮ったのに対し、今回は思いっきりホラーな題材をホラー的演出を封印し、この人の『勝手にしやがれ』シリーズ調のドタバタコメディのような演出で、さらに途中からはロードムービーにしてしまったというある意味すごく実験的な映画。だから、役所広司のドッペルゲンガ-はその存在とは裏腹にやたらと馴れ馴れしいし、ゾンビのごとき柄本明の最期はあまりにあっけないし、殺人者そのものの表情で迫り来るユースケ・サンタマリアも喜劇的オチにて画面から消え去る。黒沢清が実はものすごく怖く撮れる人だってことを知らずに観ると拍子抜けしてしまいかねない、そんな危険をはらんだ映画。それでもそれをやっちゃったことに対してはもっと高得点を捧げたいが、この作品単体での印象は今のところ6点が限界。といっても私の6点はけっこう楽しめた部類に入りますが。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-18 16:07:04) |
16.テレ東の「ガイアの夜明け」、そしてコレ。役所広司は一人二役が好きですね~。きっと演技としては難しいんでしょう。役者の極みを感じます。 【やいのやいの】さん 6点(2004-12-23 17:18:21) |
15.怖さを期待して見ましたけど、怖さはなく、笑えました。頭を殴る音が印象的でした。うーん永作博美かわいいです。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2004-11-18 08:20:45) |
14.ごめんなさい、平均点下げます。色々面白くなる要素を含んだ映画だとは思うんです。役所氏の演技の上手さは勿論、あの機械とか、ユースケや柄本明のキャラとか、独特の間とか、好きなんですけど、肝心の「わ~この先どうなっちゃうんだろう!」という面白さが無かったんです。最初永作弟が二人いた時はゾゾゾ~っとしたんだけど、まさに「慣れます」。もう早坂が一人でも二人でも妄想でも現実でもどうでもよくなります。「永作博美って、何喰ったらあんな細い脚になるんだろう」とか、全然関係ない事ばっかり考えながら観てました。ごめんなさい、悪いのは観賞センスがない私です、多分。 【ともとも】さん 3点(2004-11-17 06:55:59) |