671.自分はこの映画が大好きです。どのくらい好きかと言うと、数学の時間に点Pと角θが出てくるたびに「ああ!パズーとシータだよ♪ルララララーあのち~へい~せ~ん~~」という妄想、いわゆるトランス状態に突入します。もうここまでくると病気です。ラピュタ症候群であります。そうすると悲しいかな、日本のお偉い先生方が授業中に口をポカンと開けたまま明後日の方向を見つめている生徒を見逃すはずもなく、「○○君!聞いてるんですか!!」と逆ギレしだします。こっちにはラピュタの妄想という大義名分があるのにも関わらずです。そうなってくるともう我慢できません。一刻も早くこの先生に自分が犯した過ちを気付かせてあげなければなりますまい。すっくと立ち上がり、胸を張り、高らかに宣言をしました。「バルス!!」 【8823】さん [地上波(字幕)] 10点(2005-11-07 16:51:28) (良:1票)(笑:7票) |
670.古今東西、全ての長篇アニメーション映画の中で、私はこの作品が最も好きです。幼い日に、胸を掻きむしられる程に恋い焦がれたジュブナイル(空想冒険小説)の世界、そのキーワードである「波乱万丈の冒険」「異性との出会い、交流」「悪との闘い」そして「未知の文明」。そして、本のページが終わりに近付く(冒険が終わる)につれて感じた、堪らない寂寥感。この映画には、それらの全てがあります。私や、私と同年代以上の世代が、かつて空想の世界に遊んだ絵本や小説に、今後この映画は取って代わって行くのでは無いでしょうか。「永遠のスタンダード」に成り得る・・そんな気がしてなりません。実際、公開から既にかなりの年月を経ているにも関わらず、この皆さんの点数(評価)の高さがそれを物語っているのでは・・・。そう言う意味では、今から更に10年、20年後にこの映画の真の評価が確立される様に考えます。どなたかが書かれていらっしゃいましたが、この映画を「退屈」と感じてしまう様にだけはなりたくない、と切実に思います。『天空の城ラピュタ』は名作です。 |
669.跳んだりはねたりで、実は中身なし。感動・共感を誘うムードが見ていて辛かった。 この作品に否定的見解を述べたとき、みんなが白い目で私のことを見る。そんな日本がちょっとこわいです。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 1点(2007-04-29 21:08:57) (良:4票) |
668.子供の頃、クリスマスプレゼントに『君をのせて』のCDをもらった。それが生まれて初めて手にした自分のCDで、だから別にアニメ好きでもないのにいまだにテーマソングを歌うことができる。大昔に観た映画は心の中で理想化されているからほんとは高得点をつけたくないのだけど、こればかりは仕方がない。朝日の射す谷に響き渡るラッパの音だとか、トーストの上にのせた目玉焼きの味だとか、毛布に包まって二人で話したときの空の色だとか、ひとつひとつの場面がまるでかけがえのない思い出のように記憶に刻み込まれている。単なる映画のはずなのに、この作品に限っては視覚から味覚まで、五感のすべてで感じとっていたように思う。子供たちはいやおうなく物語にひきこまれ、男の子はみんなシータに、女の子はみんなパズーに恋をしていた。胸が躍る最高の冒険の後には、ハッピーエンドというにはあまりにも切ない、胸を引き千切られるような痛みが残った。二人と別れることはほんとうの友達と別れるように悲しく、寂しいことだった。幼年時代にこの作品と出会うことができたのはとんでもない幸運だったと、今にして思う。 【no one】さん [地上波(字幕)] 10点(2005-12-29 17:25:34) (良:4票) |
667.ちょうど映画に興味でるか出ないかそんな時期に見たのがこれ。ビデオや劇場じゃなく、テレビで見たんですけど、とにかく一瞬も目を離すことなく最後まで終始見続けていたのが懐かしいです。今まで見たことのないような世界観で、とても魅力的な登場人物達。特にドーラのニクイ存在が良いですね。また、胸沸き躍るストーリーも素晴らしいです。この映画を見た後ってなんか元気になるんですよね。興行では失敗したらしいですが、まだまだ若造だった自分の心を鷲づかみにし、「映画とはなんて素晴らしいんだろ。他のいろんな映画を見たい」と思わせるきっかけとなりました。ある意味このサイトを作るきっかけになったとも言えるこの映画に10点を差上げたいと思います。 【シネマレビュー管理人】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-04-13 04:59:28) (良:4票) |
666.垂直の壁を素手で登り切ってしまうパズーの手足は、もはや吸盤で出来てるとしか思えない。 DVDで見直して気付いたのだが、とにかくパズーの身体能力がすごすぎる。片手でシータを抱え、2人分の体重を支え線路につかまる握力。飛行機に足首の力だけで逆さにぶら下がったまま、空中でシータをすり抜けながらかっさらう。普通の人間ならアバラと両足首を骨折してるところだ。まるでサーカスである。飛行機を操縦し、銃を扱い、「先に飛ぶよ」って→何のためらいもなく地面の無い上空でカールルイス並の走り幅跳び。こんなん特殊部隊員でも無理だと思う。先に飛んだ所でシータが続いて飛んで行けると思ったのだろうか。また、「シータは木登り得意だよね?」って・・またもや下に地面はない。そこは高度が数100メートルの天空。女の子にムチャ振りもいいところである。石のツルツルの断崖絶壁を登る時など一瞬、最高点に達し止まったのにも関わらず、次の瞬間には「ぷはぁ!」とジャンプして飛び出る。しかけの無い黒ヒゲ危機一髪をやってのけるのだ。主人公2人の行動力と身体能力の高さはとても12、3歳とは思えん。そして女の子の口説き方もすごい。実際には口説いてるわけではないのだが。「シータか・・いい名前だね」とか、「空から降りてきたから天使かと思った。きっと素敵なことが起きる予感がしたんだ」など・・臭いセリフをさらりと言ってのけてしまう。12歳にしてジゴロだ。惚れてまうやろ!日本男児にぜひ見習って欲しいものである。ここからが映画の感想だが、言うまでも無くめちゃ面白い☆ 【ましゅまろシナモン】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-10-29 19:06:13) (笑:3票) |
665.シータは僕の初恋の人です。だから、10点なんです。 【ワイティ】さん [DVD(吹替)] 10点(2008-10-08 01:18:39) (良:3票) |
664.ジブリにはラピュタのような痛快な冒険活劇をまた作ってくれることを熱望します。 【tonao】さん [DVD(邦画)] 10点(2005-01-27 21:31:22) (良:3票) |
663.つわものどもが、夢の跡。過去の繁栄の跡を残し、滅びた天空の都市。誰もその理由は知らない。だけれどおそらく、誰もが本当は知っている。ラピュタは2度滅んだ。おそらく2度とも同じ理由で。いつの世も、破壊を繰り返すのは、何かに固執する人間。金だとか、権力だとか、自分こそが正義であること、だとか。そういうものに固執することの愚かさを、この映画から私は感じる。ひしひしと。執着を捨てること、たとえば仏教でいう、無私の境地。無私であることの何と難しいことか。人が自我を抱き、生きる。それだけでそこには破壊の種が生まれるのだから。自らの思想に妄信的に破壊を繰り返す大人、その破壊と冒涜を曇りのない瞳で見据えるのは、子供たち。ラストのパズーとシータの選択。執着を捨て、尊厳を保つ。それは滅びの美学。血沸き肉踊るようなわくわくする冒険物の形態を取りつつ、これ程痛切な映画もない。そのメッセージ性はとても真摯で、根源的。宮崎監督の、人に対する絶望と、それでもどこかで人を信じたい、という心が伝わって来る。そういう、達観と足掻きが根底にある映画だと思う。てゆうか、名作。うーん、傑作。めちゃくちゃ傑作。ああ、もう、何書いていいのか分かんね。うーん、そうですね、私がもしどっかの王様になったら、一家に一本DVDの携帯を推奨する勅令を出す。それ位好き。最高。…ああ、最後の方、破綻した。 【ひのと】さん 10点(2003-12-29 21:27:53) (良:3票) |
662.いずれ自分に子供ができたとしたら、この映画を見せてあげたいと思う。そして映画を観終わった子供はきっとこう聞くだろう。「パパ、ラピュタってほんとにあるの?」そしたら私はこう答える。「あるさ。」ヘヘッ。へへへヘヘッ。やばい、妄想がどんどん膨らんでいく。てゆうか午前5時にラピュタの感想を書こうとすること自体が無茶だった。 【11/19追記】今読み返すとひどすぎるレビューだな。でも、【笑】評価をしてくれてる方がいるので変更はやめときます(笑)。ただ、【さすらいのにーひゃん】さんのレビューに賛成したい点が一つ。この映画はラストに近づくにつれて寂しさがこみ上げてくる。あぁ、もうこの冒険は終わっちゃうんだなあって。【さすらいのにーひゃん】さんのレビューを読んでて、『ああ、言われてみればそうだなあ』って感じたので追記しました。 【ブン】さん 10点(2003-10-31 05:50:45) (良:1票)(笑:2票) |
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661.確かに面白いんです。でも、私が初見のとき、「未来少年コナン」とテレビ版のルパンの組み合わせダイジェストのような印象でした。高得点の方には申し訳ないです。 【あげどん】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-14 12:34:41) (良:2票) |
660.平凡。ど~ってことないアニメ。普通のテレビアニメを見る延長線上で行けてしまう。見終わっても何にも残らない。人間の心にまるで迫れていない。というか、お人形さんみたいにつくられたキャラクターばかりだ。とはいうものの最近の作品(ハウル・千と千尋など)ほど酷くはないのでもう少し点数は高くてもいいのだが、ここでの平均点の高さにたまげるのでこの点数。 【空耳】さん [地上波(邦画)] 2点(2008-08-22 06:26:21) (良:1票)(笑:1票) |
659.あーあー、ついに見てしまった…。相談を受けていた同僚に「ラピュタは絶対にお勧めです!見てないんですカァ~まだ!!!」「(まだとはなんだ!まだとは?)僕はジブリ嫌いなんだよ、ごめんな」「信じられません!!ジブリがキライなんて!性格ゆがんでるんじゃなんですか(笑)」「(自慢じゃないが歪んでるよ!!)ま、好みも人それぞれだから…」「わたぁし、こんどDVD持ってきますから見てください!!」と言う会話から押し付けられたDVD。感想を述べなきゃならないので、見ないわけもいかず、正直ここのサイトの10点のレビューを参考にしようかとさえ思った私ではあるが、まあ、いいやと鑑賞しました。で、結論。やはりジブリは合わない。確かによく動くし独創的なアニメなんだろうけど、僕の感性にはフィットしない。たぶん、この主人公らのケガレのなさが浮世からあまりにもかけ離れて感じたからかもしれない。少しスレてしまったのだろうなぁ~もしも子供の頃に見ればもう少し世間の評価に見合った評価を下せたかもしれないけど、今は、この程度。最後に同僚に言った感想「見たよ。思ったよりも面白いね。でも、アニメは苦手だなぁ…(ケロロ軍曹、桜蘭ホストが大好きだとは、この娘には永久に秘密決定だ!!)」 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-20 17:02:10) (良:1票)(笑:1票) |
658.ムスカの発する素晴らしいセリフの数々はシータにビンで頭をぶん殴られた影響が少なからずあると思います。 【タフネス】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-03-20 00:49:05) (笑:2票) |
657.大好き。 ですけど… 最近の「ハウル」や「千と千尋」を観ると、この頃のジブリ作品って、奇跡的偶然で全ての要素が噛み合ってただけなんじゃないかと思えてきたり…(笑) 【たーくん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-19 17:44:42) (良:2票) |
656.上映当時、どうしても見たくて、母に頼み込んで映画館に行きました。 シータの健気さ、気高さに憧れました。 あのころ夢見たような大人にはなれませんでしたが、この映画の素晴らしさは、今見ても変わりません。 私の純情の原点。 【サカナカナ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-07 13:44:55) (良:2票) |
655.いい大人になったのに何回見てるんだろ。それでも素晴らしい。今でもそよ風の吹く天気の よい日に空の白い雲を見るとラピュタを思いだしちゃうんですよねー。 【虎ノ門虎之介】さん 10点(2005-02-08 23:32:02) (良:2票) |
654.すみません・・・・何か言わなくては・・・。宮崎さんの作品は好きなものが一つあるんだけど、これはなんというか、それじゃないのです。創ってる人の必死さと一生懸命さがあまりにも前面に出てきているようで・・・・ごめんなさい。話はおもしろいし、個性的なキャラクターも色々生み出してるし・・・不思議な話も大好きなんですが、多分二度と観ないでしょう。白状します。未来少年コナンが大好きなのです!!! |
653.*この作品は私の中では最高傑作で あのナウシカを抜いています。 宮崎アニメでいつもポイントだった”大空”が今回は飛行石によって舞台になりその空の世界を惜しみなく楽しむ事が出来ました。 この物語は子供の観るもの・・? 私はそうではないと思います。 大人に欠けているものや忘れてしまったものがこの物語で思い起こされる気がします。 私にとって いつまでも純粋な心を忘れずにいさせてくれるとても大切な作品です。 {{*ちなみにあの破壊される優しいロボットにはもう涙ものです(TT ドーラーがテーブルの上をかき乱す場面は最高です(笑}} 【Luna】さん 10点(2004-01-13 11:58:22) (良:2票) |
652.夢があってなんとも良い映画です。小さい頃は僕もこういう冒険がしたいし出来るなどと思っていましたが、やはり大人になるとありえないなんて思ってしまう自分が嫌になります。何か大人になればなるほど好きになっていきます。童心に返らせてくれるからでしょうか。 【ヨウヘイ】さん 9点(2004-01-11 02:52:19) (良:2票) |