10.音楽家の伝記映画っていいね。音楽にはドラマがある、夢がある、エンターテイメントがあり、感動があり、愛があり、涙があり……もう、なんでもありの映画ですよ。コルネットを捨てて何年も経ったレッド・ニコルズは、再びコルネットを吹こうと思ってもかつてのように吹きこなす、一流のワザはなくなってしまった。でも、そのときの娘さんの励ましが……胸を打つんですね。音楽に囲まれた生活って幸せそうに見えるけれど、辛いことや哀しいことを笑顔で乗り越えながら生きているんだなぁーーと感動してしまいました。 【元みかん】さん 8点(2004-01-17 21:00:34) (良:2票) |
9.良い映画だった。この映画は実在のコルネット奏者の伝記物であり音楽ものなのだが、娘ドロシーが生まれてからの物語はファミリーものと言っても差し支えないだろう。娘を寄宿舎に入れ顧みなかったばかりに、娘の病気はレッドにとっては相当なものだったろう。命より大切にしていたトランペットを河に投げ捨てるシーンは私の胸に強烈に響いた。なおこの映画は名作であることは随分前から知っていたのだが、私がジャズや金管楽器が好きでないばかりに見るのが延び延びになってしまっていた。ところで皆さんはトランペットとコルネットの違いがすぐにわかりますか? 丸みがある方がコルネットです。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-15 08:53:30) |
8.この映画は、思い入れがあるかどうかで全く違った印象になるような気がしました。私にはまだ音楽満載の楽しい映画という印象しか残りそうにないです。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 5点(2009-06-22 23:22:38) |
7.ジャズ映画と言えば「グレンミラー物語」が有名ですが、この作品も個人的ジャズ映画ナンバーワンの「グレンミラー物語」にはかなわないけど、だからと言って駄目かと言われると、いやいや、どうして、ちっともそんなことはなく、この作品も十分、楽しめるし、感動も出来る仕上がりに満足です。ダニー・ケイが本当に良い。家族思いで、人間味に溢れていて、音楽家としても一流である。素晴らしい音楽に酔いしれ、ジャズ映画としてだけでなく、人間ドラマとしても優れていると思うし、また一つ見応えのあるジャズ映画に出会えて良かった。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-30 23:04:44) |
6.素晴らしい音楽、芸の極みのダニー・ケイ、そして涙、涙のラストシーン。夫婦、親子、友人との関わり合いが、シーンごとに拘りぬいたほど本当に細部までしっかり、丁寧に描かれています。だからこその濃密さ、リアリティがあって映画の醍醐味に浸れます。 【よし坊】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-01 20:40:10) |
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5.子供の頃にテレビで部分的に観てから一度全編を通して観たいと思いつつその機会が無く、学生時代に住まいからかなり離れた映画館で上映されるのを知り、電車に乗って2時間かけて見に行った映画です。レッド・ニコルズの伝記映画の形態をとっていますが、実話とは異なる点も多いようで、普通の音楽映画として観た方がいいでしょう。 ダニー・ケイの芸達者ぶり、サッチモの演奏をはじめとする音楽シーンが、家族愛を画いたストーリーと上手く絡んで、何度でも見たくなる作品となっています。 数年に一度、BSで放映されていますが、はやくDVD化されて欲しいものです。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-20 17:03:01) |
4.ジャズが好きとか詳しいとかいうのでは全くないけれどこれは良かったです。まずダニー・ケイがとってもいい。軽妙で楽しくてとても器用で達者な芸の数々を見せてくれます。初めて見たのでびっくりでした。話の展開もジャズでの成功、中断、再起と紆余曲折の中で家族の愛情物語になってて感動的です。特にラストのコンサート場面は感動的で涙ものです。R・アームストロングとの共演とかいくつもある音楽の中でも「5つの銅貨」が歌詞もメロディも一番好きです。 【キリコ】さん 8点(2004-04-11 22:35:44) |
3.‘心に太陽を唇に歌を’ですね。昔、音楽の先生が送ってくれた言葉です。いつも親しくそばにあって口ずさめる歌たちって素敵です♪ 【ジマイマ】さん 5点(2004-04-10 21:00:35) |
2.ジャズメンの伝記映画ってこれが初めてで、コルネットという管楽器も初めて知ったんですが、良かったです。気骨溢れる青年時代、サッチモとの競演、娘との小粋な掛け合い、そして・・・娘の為に一度は音楽を捨てたものの再起を目指す主人公。「五つの銅貨」の歌も、泣けるなあ。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-03-12 19:19:14) |
1.十何年前だか忘れてしまいましたが、滅多に観ることのないNHKにチャンネルを合わせたら、品の良い老人がニューヨーク・フィルの指揮をしていました。再放送だったのですが、この人が晩年のダニー・ケイでした。当時「クラシック音楽?固っ苦しくて性に合わん!音楽はロックだ!」という自分だったのですが、その自分でも知っているニューヨーク・フィルでタクトを振るっているのがお遊びとはいえミュージカルコメディ俳優というのは驚きでした。何気にこの放送を観ていたのですが、その面白いこと面白いこと!しかもダニー・ケイ自身は指揮法どころか楽譜も読めないなんて(この映画では楽譜にこだわり編曲するコルネット奏者レッド・ニコルズを演じています)!!でも、この時見た彼ほど楽しそうに指揮する人は今でも見たことがありません。間違いなく音楽を愛し音楽の神様に愛された人、そして自分にクラシック音楽も良いものだよと教えてくれた人です(NHKさん、ぜひともまた再放送を!)。そんなダニー・ケイの本作品は笑いあり涙ありの良作です。ダニー・ケイの芸達者ぶりは勿論、共演しているサッチモの音楽も素晴らしいです。【追記します。この間BSでの放送を再度観て、思い入れが強くなったので加点します。個人的なワガママですけれども、できるならば皆様にもお薦めしたいと思っております。正確に言うならば多分若い方々は御存知でないであろうダニー・ケイという俳優を知って欲しいのです。たとえ評価が低くても。】 【中岩無洋】さん 10点(2004-03-01 17:03:29) |