11.警部vs犯人のしびれる攻防。シリーズ本来の面白さがぎっしりと詰まっている。 唸らされるような犯人の完璧な犯行。そんな犯人に対し、警部もまた唸らされるようなワナの仕掛け。 犯人役は刑事コロンボシリーズのミスター犯人役、ジャック・キャシディ。いつも通りのこの人の漂わすゴージャスで嫌味な雰囲気。しかしそれでいて品がある。今回も見事な犯人役でした。 “警部、高級レストランで好物のチリをご注文”の笑いドコロがしっかり挿入されているのも嬉しい。警部vs犯人の攻防戦良し、犯人役良し、ユーモア良しでコロンボシリーズではかなりお気に入りの作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-02-08 17:33:46) |
10.コロンボシリーズの中でも相当な佳作の部類だが、案外知られていないのではないかと思う。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-12-10 20:41:14) |
9.計画犯と実行犯が別々にいるという、ちょっと変わった設定のエピソード。 完全犯罪を目論んでも、偶発的な出来事だけは予想できず、本作の犯人の殺人計画には、 この偶発的な出来事が二つ起こります。コロンボは推理を重ね、アリバイ崩しと証拠固めに、 巧妙な罠を仕掛けていくのだが、相変わらずの安定感。犯人役の俳優さんもアクの強さがいい。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-06-18 12:58:12) |
8.作家 爆発 鍵付け替え いつもながら、原題が洒落てる。犯人はいつも些細なミスを犯す、そしてコロンボはそれを見逃さない。今回もそう。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-07 21:58:43) |
7.犯人の悪巧みの見事さはシリーズでも屈指です。故に、完全犯罪成功への最後の一歩を踏ませない警部の敏腕さをとりわけ感じる作品です。お見事としか言いようがないです。また、チリ代金にたまげるレストランでの一連の様子に、その有能さを出世の為に使う気は毛頭ない人柄が伺えます。子供の頃は大嫌いだった警部、今は大好きです。 |
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6.警部!今回は警部がいなかったら間違い無く事件は迷宮入りでしたね。と言うより何も無かったことになってましたよ。 【taron】さん 8点(2004-10-11 19:10:46) |
5.ダイナマイトの炸裂と共にクレジットが出るオープニングがクール!犯行場面での3分割画面が凄い!そして、ジャック・キャシディ再登場!しかも、前と同じような役柄で、悪役ぶりにもさらに磨きがかかっている!プロットはかなり複雑で入り組んでいるものの、完成度はかなり高い!おまけに高級レストランはチリも高い! 【きのすけ】さん 8点(2004-06-08 11:51:25) |
4.これは完全犯罪の可能性が濃厚でしたね。周到に練られた犯行にアリバイもばっちり。しかし、そこはコロンボ、こうした犯人には、やっぱり、わなをしかけますね。しかも、ミスは見逃しません。チリに目がない警部も値段にあ然とし、給料が高くない事を暗に示してました。公務員だからしょうがないか。 【パセリセージ】さん 7点(2004-05-23 20:39:53) |
3.今度こそコロンボをギャフンと言わせられる、そんな気にさせられる作品。完璧なアリバイ、実行犯も上手く消したし、実にオシイ。ちゃっかりカギをかえていたり、ラストの追い込み方は見事、ウ~ンやられた。そして以前も同じような話があったなあと思いきや「構想の死角」、「アレッあん時の犯人と一緒の人ジャン 」ウワ~ッやられた! 【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-05-06 23:34:54) |
2.コロンボはチリが大好物。豆は入っていても入っていなくても構わないらしいです。 |
1.かなり完成度の高いミステリーだと思います。倒叙型ではありますが、殺害後も犯人が色々と行動していくので展開が読めません。殺害計画もよく練られていて、最終的にはコロンボが勝つと分かっていても、「これは完全犯罪なのではないか」と思ってしまいました。私の場合コロンボシリーズを見ていると、途中の展開は面白くても最後の罠がうまく行き過ぎていたり、中途半端な証拠で犯人が降参したりする場合が多い点で物足りない感じがすることがあるのですが、本作については結末も納得のいくものでした。 |