25.世間に取り込まれた体制側の人間が、アナーキストを気取って作った映画。反体制の美しさは、こんなものじゃない。 無論、パンクの美しさも、こんなものではない。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-04-21 03:24:42) (良:1票) |
24.面白かった。若気の至りとして過去は過去として現在に生きる4人。今でも闘争を繰り返す2人に対して会った当初は半ば呆れた様子だったが、徐々に自分の中にある“若気の至り”が呼び起こされ2人と共に突っ走ることに。一度は現実に戻りながらも、仲間の危機になると再び行動を起こす。“若気の至り”って「どんなことをしたのか?」ではなく、「どんな仲間達とやったのか??」っていうことのほうが大事なんだなぁとこの映画を見て思った。昔の仲間とあれこれやっている時の主人公ティムの表情がホント楽しそうでよかった。 【よっふぃ~】さん 7点(2005-01-19 13:05:37) (良:1票) |
23.ジャケットの感じから軽い感じの映画だとは思ったけど、それだけだった。 |
【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-18 21:37:35) |
21.若い頃にバカをやっていた仲間が十数年ぶりに集まり、思いがけず発生した緊急事態への対応を図るという物語は非常に魅力的です。いまだにバカをやり続け、気が付けばイタイおっさんになっている者、天才肌でいとも簡単に社会的成功を手にした者、苦労してそれなりの地位を築いた者、平凡な生活に追われている者、それぞれの人生は非常に象徴的であり、現代社会の構図をたった6人のキャラクターにまで凝縮してみせた監督と脚本家の手腕は賞賛に値します。さらには、学生運動から卒業できなかったイタイ2人組には、実はそこに留まらざるをえなかった事情があったこと、そして、その他の4人はその事情から逃げ出したのだということが明かされる中盤の展開なども捻りが効いており、よく考えられた群像劇だと思いました。万人のノスタルジーを誘う空気感などもよく作られています。。。 ただしこの映画、基本的なストーリーに難があります。犯行の様子が収められたフィルムを証拠品として押収されたので、これを取り戻すために警察の倉庫に侵入するというストーリーがあまりに現実離れしていたので、うまく物語に乗っかることができませんでした。イーサン・ハントじゃあるまいし、警戒厳重な公安施設に素人が潜入するという破天荒な話には、とてもじゃないけど手に汗握ることができません。また、メンバーそれぞれに特技を与え、6人全員が揃わなければ事がうまく運ばないという制約条件を与えることがこの手の映画の常套手段だと思うのですが、本作ではそういった設定が設けられていません。その結果、一人や二人不参加でもミッションは遂行可能だし、重要な計画を実行中であっても、メンバーのうち何人かは仕事がなくて遊んでいるという、なんとも緊張感に欠ける事態が発生しています。ラストにおける刑事の手の平返しも唐突だったし、総じて犯罪映画としてのツメが甘すぎると感じました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-10-13 02:45:55) |
20.T社推薦DVDということで鑑賞。期待が高かっただけにちょっと微妙。テンポがよくわかりやすい展開だが、反面大事な部分を端折りすぎのような気もした。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-12 00:35:48) |
19.大人になってしまった人たち4人。大人になりきれなかった人たち2人。 このやりきれない状況に国境はないのだと思いました。 証拠隠滅のために、もう一度一緒に行動する6人。以前とは違い、立場も違えば考え方も変わっている。いつの間にかできた小さなひずみあちこちに。それを映画の中ではいちいち説明しない。見ている人に、なんとなく察してねというシーンがいかに多いことか。だからさまざまな憶測ができます。映画の中にはっきりとは出てこない、でもなんとなくその背景がわかってしまうニュアンスを楽しむ映画ですね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-19 03:04:16) |
18.破壊活動やら革命運動なんてものは、平和ボケした日本で普通の人生を送っている自分にはあまりに縁遠いことだけれど、それらのことは突き詰めれば、先行きが見えない若い日々の抑えられない熱情の表現なのだろうと思う。 だから、そういった過激な行動が伴わなくても、誰しも「あの頃は良かった」だとか「若い日々に戻りたい」と思うのだろう。 きっとそれは、何かしらの思いを携えて“若い日々”を過ごしたすべての人に当てはまることだろうと思うし、すなわちこの映画に登場する6人の仲間たちに共鳴してしまう部分が誰しもあるということだと思う。 破壊的で過激な青春時代を過ごした6人の仲間。彼らがかつてしかけた爆弾が十数年の月日を経て爆発したことをきっかけに再会する。 彼らの言動のすべてに共感出来るはずはない。基本的には愚かな犯罪者だと思う。 でも、彼らがかつて過ごした日々の彼らにとっての価値や、失った時間とその代償に得た人生の価値、仲間と再会したことで生じた喜びや悲しみは、よく分かる。 繊細な光と音楽の中で、軽快感と共にビターで儚い人間模様を描いた良いドイツ映画だったと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-06 11:21:59) |
17.この映画に限らないけども、 ドイツの映画ってクサくてダサい演出を大真面目でやってる感じがするので、 違和感を感じるところが多い。 サムさ・痛々しさと紙一重。 嫌いじゃないけど。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-17 12:38:40) |
16.死人も出ず、ドロドロ・ジメジメともせず、テンポよく展開する心地良さに好感。青春!友情!爆弾テロ!なのに湿っぽくもないし、暑苦しくもない。ラストが特に清々しい。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-28 16:36:03) |
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15.昔の友達と久々に会った時の微妙な感覚が出てる。仕事や生活スタイルによって全然別人になったりしてるんだよな。でも、何かを切欠に心の底の部分で昔通りに共感出来た時の気持ち良さったらない。 【oO KIM Oo】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-04 13:32:36) |
14.もっと自堕落でどうしようもないクズが1人ぐらいいてもイイと思うが・・。 【k】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-14 18:52:37) |
13.これは面白い。十数年前に作られたある爆弾によって再会した6人のメンバー。主要キャラ二人を除いて、それぞれが全く別々の人生を送っているというところが面白いです。アナーキストとしての過去へのノスタルジー、しかし消火器をかち割った夜確かに彼らは昔の6人に戻っていた…。観終わった後はこんな気心の知れた仲間たちが欲しい!と思ってしまいます。邦題から掴める印象はせいぜいチャラチャラした犯罪アクションというところが関の山ですが、実際はもっと深みのあるヒューマン・サスペンスの秀作です。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-11 14:58:27) |
【やいのやいの】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-13 21:27:46) |
11.いやー面白かったな!なんと言っても作り方がうまいよ。この手の映画だと主人公たちや脇役の描写でだらける事が多いんだけど、一人一人の描き方がうまく飽きずに観れた。そして内容もいいじゃない!結局みんな大人になっていくんだけど、若いころにやった馬鹿騒ぎを心の中ではやりたいんだけど、何か踏み切れずにいるもどかしさなんて、かなり伝わってきたよ。最初はぶっきら棒なティムが仲間で馬鹿やった後の笑顔なんて最高に良いです!終盤にハラハラさせられたけど、良い結末です。大人の青春映画です! 【daipitz】さん 8点(2004-11-04 01:15:28) |
10.青春クライムムービー、かつての革命家達も資本主義に染まったり、子育てに追われたりスッカリ変わり果ててしまっていた。でもそんな彼らには思い出の映像なんて要りません。かけがえのない時間は彼らの中に詰まってます。始発電車の中のまぶしい光って青春だなあ。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-09-20 23:48:22) |
9.再び青春にかえる!ってのはいいですね~。ストーリー的には犯罪モノなんですけどなんかすがすがしい作品でした。青春はやっぱイイ。 【アンリ】さん 7点(2004-09-09 19:24:35) |
8.この映画すきです。 一緒に青春を過ごした仲間たちとの再会。 何度も見たくなる映画。。 特にホッテ最高!! 彼の演技はすばらしかった。 【ひで】さん 8点(2004-09-09 01:52:47) |
7.こういうノリは嫌いではないですね.大味に見えてかなり丁寧に作られた映画だと思います. |
6.たまたま「グッバイ、レーニン!」を観た後だったので、テーマ的にはとても興味深かったです。映像と音楽もかっちょ良い。後半での刑事の「右と左の闘いは終わった。今は勝ち組と頑固な負け組との闘いだ」という台詞が印象的。確かに左(ソ連をはじめとする共産圏)は地滑り的に敗北したけど、世界は相変わらず暗中模索です。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-04-21 18:00:56) |