21.芸能界きっての狂人・萩本欽一のいい部分だけを凝縮した演技も魅力の1つだと思うウォレスとグルミット。本作は長編映画らしくウォレスの恋物語が展開されることもあって、憎めなさが過去最高でした。動きで笑わせる欽ちゃんと鳴きさえしないグルミットの関係はサイレント映画とテレビのコメディを融合させたものとも考えられるし、サイレント映画と弁士の関係とも言えるわけです。本作はより弁士っぽかったかな。クレイアニメとは思えないほど躍動感があるアクションシーンは相変わらず見事で、特にシリーズを象徴するフライトアクションは「危機一髪!」よりも上質です。カートゥーンの文法に則ったギャグも冴えていた!予算が大幅増しただけのことはあります。トッティントンの眠いキャラクターくらいしか欠点が見つかりません。ただ、元が短編アニメシリーズなだけに、ファンからの評価は分かれるでしょう。私は短編のほうがいいかな。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-03-24 18:32:42) |
20.待ちに待った長編だったのに、あまり面白くなかった。 |
19.今回は強引な設定なんだけど、だけど面白い!!ウォレスひどいねwwwシリーズ長編第4作目。 【movie海馬】さん [映画館(吹替)] 8点(2013-09-17 16:29:24) |
18.ハチャメチャでおかしく、ちょっと心が温まるウォレスとグルミットシリーズの魅力がたっぷり。 ただし少し冗長すぎるところが玉に瑕か。 【mhiro】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-01-14 22:03:09) |
17.「ウォレスとグルミット」シリーズは本作が初めてでしたが、本当に面白いですね!いろんな所が抜けてるウォレスの世話を焼くグルミットがすごく可愛かったです。それにあのキャラクター達のめぐるましく変わる表情、ピクサー以外にもあんなにアニメで色々な表情を表現している海外アニメがあるとは……。各映画のパロディーや、洒落た台詞回しや、若干のロマンス(?)などもあるので大人でも十分楽しめるアニメかと思います。 他の方のレビューからすると、短編の出来も素晴らしいらしいので是非観てみようと思いました。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-05 21:55:59) |
16.日本で英語を習っていた頃、教師の英国人にW&Gは何作か見せてもらっていた。丹念に作られたクレイアニメの素晴らしさに驚いた。・・・が、一番に持った感想が「何?このみっともないキャラ(人間)」。この造形は狙ってるのか?グルミットが余計可愛く見える。さて、本作は初めての長編、ということで冗長にならないか心配だったが何のその、きっちり楽しめた。ただなあ、ウサギも可愛くないんだよね。人間キャラもそうなのだが、確かに表情の豊かさは素晴らしい。作品のクオリティの高さは充分認めるのだが、あの造形を「味のあるもの」として受け入れられるか?って結構重要なんだよなあ。私はダメだ。映画を観てる間中、「みっともね~かわいくね~」というのが頭をぐるぐる回ってしまった。ただ、もの言わぬグルミットが可愛すぎるので(大体人間キャラと正反対で口が見えないのにあの表情の多様さったら!)、観ていられる。グルミットもウサギみたいな顔してたら、どんなにいい作品でも観る気しなかったろう。人間キャラやウサギがみっともなくなかったら、9点はつけたい作品なのだが。シリーズの中編作品で見た羊は可愛かったので、次の長編作品(いつになるやら・・・だけど)は、ああいうキャラを出して欲しいなあ。 【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-01-13 13:56:19) |
15.台詞に捻りを効かせているのは判るんですが、面白いと感じませんでした。元々アニメ映画はキャラクターを気に入るかで、映画全体の印象がガラッと変わってしまいます。私はデフォルメされたキャラクターたちに、どうしても共感できませんでした。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-21 00:09:56) |
14.グルミットの表情が不思議だ。もっぱら動くのは単純きわまりない白丸に黒丸の目だけなのに、主人に対する心配や、ヤレヤレ感、一途さ、などかなり微細な心理を無言で表現し分けている。大河ドラマの侍が顔中の表情筋を総動員して単純な怒りしか表現できないのと大きな違いだ。よく「あの役者は目の演技がいい」などと言うのを聞いて、ただの眼球に演技が出来るわけはなく、まぶたの開閉の技術だろう、と思っていたのだが、このグルミットの名演を見ると怪しくなってきた。それにこのアニメ、人間はやたら歯が強調されているのに、歯が特徴の犬の方には口がない。まったく表情ってやつはどこで生まれてくるのか。 【なんのかんの】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-17 12:14:48) |
13.すでに完成の域に達していた短編を長編化する際にかならず起こることが(W&Gであっても)起こっているのだけど、それを承知で作ったのでしょうし、このクォリティ、全然文句なんてナイです。けど美術が精巧でリッパになってて、片田舎の劇場でやってたモノをブロードウェイに持ってきたみたいな一抹の寂しさはアリ。これだけ見る分には全く問題ないけど。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-19 10:46:13) |
12.勿体ない。 どうして解決までアイデアを用意しなかったのやら。 単にウォレスの危機を救おうというより、元の姿に戻そうとするベクトルとともに進行すれば展開のバリエーションももっと面白くなったと思うのですが。 この世界観ならちょっとした発明品の応用とかで対処できたのに・・・残念。 相変わらず起こった事件への対応だけでドラマを絡めないのは何故なのでしょうか。 まあ、そんなことをして昨今の宮崎駿的駄作になるよりはマシですけどね。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-03-08 17:30:00) |
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11.シリーズ初の長編。今までの三本の短編がどれも面白かっただけに90分近い長編になると間延びしてつまらなくなるのではとちょっと心配だったが、そんなこともなくとても面白かった。それは確かなんだが、短編に比べると普通のアニメになってしまっていて、クオリティーも下がった気がするのがちょっと残念。ひとつの作品としてはいい出来とは思うが、このシリーズとしては短編のほうがいい。 【イニシャルK】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2007-03-06 11:23:52) |
10.「ウォレスとグルミット」シリーズ、初めて観たけれど、面白い!聞いただけだと、「巨大野菜コンテスト」とか、「ウサギ吸引機」とか、トンチンカンな発想なのに、映像にするとこんなにも面白いのか・・・!!そして、「ウサギをいかにして殺さずに捕らえるか」というテーマも、実に道徳的で良い。子供向け作品にしては難しいテーマだが、説教的にならず、とてもコミカルな内容で、逆に考える点も多いんじゃないかな?登場人物もどれも愛らしいキャラクターばかり。グルミットは、一言も発しないのに、抱きしめたくなるぐらいカワイイ。あと、トッティントンもヒロインとは思えないほど奇天烈だけど、憎めない。野菜コンテスト当日のニンジンの衣装は、実はトッティントンが巨大ニンジン(しかも喋るニンジン)なんだというトンデモストーリーを少し期待してしまったぐらいだ。ストーリー、キャラクター、粘土、どれもよく練られている良作! 【こばやん】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-02-26 01:51:02) |
9.粘土で作ったキャラが見せる表情がイイ!特にグルミットの健気さにはまいった。テンポも良くて引き込まれてしまった。 ただ、日本語吹き替え版でみてしまったので、欽ちゃんの台詞の言い回しが鼻についた。 【みんてん】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-10-30 14:03:49) |
8.クレイアニメという手法の珍しさを斬新だと勘違いしてるんじゃねえかと思ったり。これでアカデミー賞?ストーリーもたいしたことないし、こんなのやったもん勝ちやんけ。それが正直な感想です。おもしろくないわけではないですが。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-09 03:20:41) |
7.ウォレスとグルミット、初の長編作品という事で、大きな期待を胸に鑑賞。結論としては、短編ほどではないものの非常に完成度が高く、これまで紡がれてきた二人の関係がよく描かれていた。ただ、ラストでウォレスが生き返る部分に唐突な印象を受け、その1点が非常に惜しく感じられた。 (後日、DVDで鑑賞)。ドリームワークスが作品を台無しにした事が、監督のコメンタリーを聞くと非常に良く分かる。「会議で『ここはCGを使え』と言われた。担当はジェルで表現できないかを必死に模索していたが・・・」「ラストは、話のつながり的にも、もっと納得のいくストーリーを考えていたが、ドリームワークス的なものになってしまった。」また、「エンドロールはもっと楽しめるものにしたかったが、締め切りに迫られてしまい、あれが限度だった。」などなど、、、 個人的には、二度とドリームワークスと手を組んでほしくない。アードマンが愛情込めて作り、納得した作品を、何年かかっても待ちたい。その作品こそ、ファンが本当に待っている『ウォレスとグルミット』だと思うので。 【wood】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-18 12:19:51) |
6.今までW&Gファンで本当に良かった!オープニングで2人がお決まりのからくりで出動するシーンからもうワクワクしっぱなしでした。「チキン・ラン」は「大脱走」のプロットに縛られ、大人しめの仕上がりだったのに対し、本作は大作に相応しいなんともエネルギッシュな作品でした。間抜けなウォレスをグルミットが救う、というこれまでどおりのプロットを踏まえつつ、ホラー、サスペンス、アクションの定石を丁寧に押さえ、「狼男」、「キング・コング」、「マトリックス」のパロディなど隅々まで工夫が凝らされています。ラストの「ドッグファイト」には「ペンギンに気をつけろ」の懐かしさから目頭が熱くなりました。それにしてもクレイアニメでこれだけ大興奮のアクションシーンを撮れるスタジオが他にあったでしょうか?長編化に伴い大勢のキャラクターを同時に扱う荒業を見せた上に、ここまでパワーに溢れた作品を作り上げてしまうニック・パーク監督とアードマンのスタッフの人々の製作に対する強い情熱を感じずにはいられません。「キング・コング」、「サンダーバード」へのオマージュもしっかり確認できますし、子供向けと敬遠されることなく幅広い年代層に受け入れられて欲しいものです。 【マイカルシネマ】さん [映画館(吹替)] 9点(2006-04-25 15:40:04) |
5.待ちに待ったWGの長編。野菜の色がカラフルで綺麗な画、そう来たか!と唸ったストーリーなどなどとても楽しい映画でした。しかし、今まで30分作品で彼らの魅力を充分味わっていたので、あの独特で小粋な笑いを長編で存分に生かすのは難しかったかな、という印象も拭えません。アクションシーン、サスペンス風味も既出のテーマなので特別な目新しさもなかったです。しかし、私どう逆立ちしたってこのシリーズ嫌いになれないのです…。映画界で一番聡明で勇敢な犬、立派なジョンブル魂の持ち主グルミット君は今回も大活躍でした。変わらずのんきなウォレスとのコンビ、いつまでも見ていたいです。最後に、飯島直子ちゃん善戦でした。 【のはら】さん [映画館(吹替)] 8点(2006-04-02 17:33:04) |
【たま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-04-02 16:22:51) |
3.CMで「はたしてグルミットは親友ウォレスを救う事ができるのか?!」っていってたから一体ウォレスはどんな目に遭うのかと思ってたら・・・見て納得。野菜を食い荒らしてしまうウサギたちを殺さずに野菜嫌いにするために使った「ココロコントローラー」。確かに殺さないのはいいけど倫理的に危なすぎないかコレと思ってたら、案の定、また別のトンデモない事態を引き起こしてしまいます。が、その展開がまさに観客全員の予想を遥かに飛び越えるものだった・・・ この展開だけでも必ず見る価値はあります。 【シェリー・ジェリー】さん [映画館(吹替)] 7点(2006-04-02 15:15:17) |
【六爺】さん [映画館(吹替)] 8点(2006-03-27 12:36:39) |