3.テレビの深夜放送で、しかも、録画もしていなかったので改めて見直すことも出来ないのだけど、僕は序盤に何か重大な見落としをしてしまっていたかも知れない。
ヒロインの女の子が本のメッセージを自分宛と思い込む根拠がいまいちよく理解できないままに何となく見ていたのだけど、それでもなんだかこの作品世界にのめり込んでしまった。
寧ろその根拠が曖昧だったからこそ、このファンタジーな世界観にすんなり溶け込めたのかも知れないのだけど…。
とりあえず序盤はコミカルな展開が楽しい。
ヒロインの愛らしさも手伝って、僕はどんどん彼女のことが好きになっていく。
そして、終盤はなんだか現実的な話にシフトしてきて、どんどん切なくなる。
ちょっと泣きそうにもなったけど、ラストは温かい感じの締め括りで良かったと思う。
The andの方ももう少し尺を使って描いてくれても良かったような気もするけどね。