28.小ネタを寄せ集めて時系列をグチャグチャにして思わせぶりに仕上げていますが、どうも印象が薄い。結局記憶に残っているのは、M・デイモンの苦渋に満ちた表情だけ。「ボーン」のような派手な立ち回りを期待したわけではありませんが、もう少し盛り上がるシーンを見たかったかなと。映像より小説向きのストーリーですね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2015-06-20 13:10:15) |
27.エリック・ロス脚本作品はとにかく長い。フォレスト・ガンプ、インサイダー、コールド・マウンテン、ミュンヘン、ベンジャミン・バトン、代表作はどれも2時間半前後の長尺です。例に漏れず本作も長いのですが、ベテラン監督が手掛けていた前述の作品群に対して、本作の監督を務めたのはロバート・デ・ニーロ。役者としては超ベテランでも監督としては新人同然であったため、案の定、脚本を追い掛けることに終始して冗長な仕上がりとなっています。上映時間は2時間47分なのですが体感時間はそれよりも長く、「そろそろクライマックスかな」と思って時計を見ると、まだ2時間も経過していなかったという笑えない状態となっています。興味深い題材を扱いながら、その面白みを観客に伝え損ねているのです。ソ連のライバルスパイなどは良い味を出していたんですけど、そういう美味しい部分に限って軽くスルーしてるし。そこに追い打ちをかけるのがマット・デイモンのワンパターン演技。デイモンは全編に渡って出ずっぱりで、しかも彼の役どころは思いを胸に秘めて多くを語らない性格(はじめての恋人は聾唖者という分かりやすいキャラ設定)。つまり、デイモンは微妙な表情のみで演技をしなければならないわけですが、彼の演技の引き出しはそれほど多くはなくて、終始難しい顔をしているだけという状態でした。何も語らず、同じ表情で固まっているだけのデイモンを2時間47分も眺めているのは正直つらかったです。同世代の俳優であれば、芸達者なエドワード・ノートンにでも演じさせた方が良かったように思います(鉄仮面を被り、一度も素顔を晒さずとも存在感をアピールした「キングダム・オブ・ヘブン」をご覧ください)。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-02 20:24:33) (良:1票) |
26.映画紹介のキャッチコピーにある『CIAなんちゃら』の文字だけに惹かれて鑑賞。オープニングを観て、頭にはてなマーク。一緒に鑑賞しているアイカタとの会話。「観たことない?」「あるかもしれない」。鑑賞開始30分経過。「観てないよね」「多分」。鑑賞開始2時間半経過。「観たことありそうだけど」「そう言えばなんとなく」。最後まで鑑賞して、観たことあった実感はあったものの、記憶率は3%未満でした。次回同じような事が繰り返さないといいな。 【ソフィーの洗濯物】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-09-06 00:43:24) |
25.重厚な作品でありながらも、程好く恋愛要素が盛り込まれていたり、家族の問題も描かれていて飽きずに観賞できましたよ。 しかも、それらがメインストーリーに絡んでくる構成は巧みだと思います。 スパイ映画と言っても嘘っぽいアクションとかじゃなくて、とてもリアルに描写されていて興味深いですね。 時間の流れがバラバラでわかり難かったのと登場人物が多くて誰が誰だったかわからなくなってしまったり、ちょっと残念な点もあったけど、終盤は結構盛り上がったんじゃないでしょうか。 まあ、派手さはないけど、落ち着いた雰囲気の良い作品だと思います。 かなり長くて疲れたけどね。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-07-29 20:50:16) |
24.話は、長いですが、それなりに起伏もありじっくり夜長に腰をすえて観るには良作と思います。ただ、(新人)監督にありがちな、何もかも詰め込んで結局、広げた風呂敷を上手く畳めなかった感があります。特に家族のこと、別に好きだった人のことなどがあるために話が長くなったと思います。ただ、この淡々とした語り口は、クリントイーストウッドにも通じる、普遍性を感じます。何作か作っていけばきっと名監督になると思います。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-12 06:31:58) |
23.重い。この雰囲気に果たしてマット・デイモンで良かったのか疑問。彼では若い。実年齢というよりイメージ的にもう少しだけでも貫禄のある役者が良かったんじゃないかと。そして淡々と長い。しかしその質の良さに真剣にストーリーにはめられて目を離さずにはいられない。なんとも疲れました。。 【ヴァルディア】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-05 16:58:29) |
22.秘密結社からCIA生成まで。主演二人の老け役に無理がある、アメリカを売った男とかぶる。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-08 08:42:58) |
21.非常に重厚かつ丁寧に作られている映画です。ですが。映画館での鑑賞なら別ですが、これを自宅で3時間観るには強い忍耐力を要する映画でもありました。自宅でちょっと何かをしながらの観賞では油断すると今彼らはどこで何をしていて、誰が誰なのか分からなくなります。吹替で観たのは正解だったかもしれない。全編通して雰囲気も音楽も重苦しくマット・デイモンの表情も終始深刻で思いつめたような表情で観ていて辛かったです。鑑賞後はやっと終わったか…。という気分でした。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-10-18 23:26:31) |
20.時間軸の複雑さと登場人物の多さで「映像の意味を理解する力」がないと若干混乱するかもしれないがマフィア映画やスパイ映画好きならそれほど難解ではなくむしろ丁寧でわかりやすいので大きな問題なく楽しめる。ゴッドファーザーPARTII(コッポラ)を意識しながらもやはりスコセッシの影響も隠しきれないデニーロの演出は興味深かった。いかんせん真面目に重厚に丁寧に作りすぎた感はあり、サスペンスとしてはものすご~く楽しめるのだが万人受けするかというと疑問。脚本も丁寧すぎるほどに丁寧で、下手に気を衒うのではなく素直な方向に盛り沢山なのでこのテの話が好きな人にはお勧めできます。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-21 12:47:09) |
19.マットディモンは嫌いじゃない。むしろ好きだ。でも、演じるキャラクターに魅力がないと、やはり映画は面白くない。主人公に感情移入できないまま、3時間近く観せられると、ちょっとつらい。でもちょっとしたとこで映画を引っ張る工夫はしてあったと思う。 【トント】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-25 21:25:16) |
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18.CIAの話はあまり見たことがないので新鮮でしたが、だらだらとしたストーリー展開が気になりました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-15 19:54:47) |
17.途中から主役以外の男の顔が皆同じ顔に見えた。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-04 14:11:57) |
16.とにかく長いですね。先は気になり最後まで観てしまいましたが、2度目は無いですね。ハラハラドキドキも少なく。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-02-07 17:13:41) |
15.歳を取ると時間軸の変更や、登場人物の多さにはいつも困惑する。字幕も読めていない内に変り、理解不足。 その限りでは映画館よりDVD鑑賞とか録画の方が戻れ確認でき良い。 この作品はかなり重い題材をしっかり、じっくり演出し、なかなか興味深かった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-08 22:18:50) |
14.大変なお仕事ですね。練馬区で3番目くらいに口が軽い自分には出来ないです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-25 22:31:01) |
13.一人のCIAスパイを描くにしては、淡々としていて盛り上がりに欠ける。あの淡々とした描き方で167分は、私には辛い。 30年近い年月が入り乱れて描かれている割には、エドワードもクローバーも年齢的な変化がほとんど感じられなかったのもマイナス要素だと思う。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-10 01:28:30) |
12.「重厚な作品」と評される事がその作品にとって褒め言葉かどうかは一概には言えないが、本作はとにかく「重厚」。明るさや軽さをうかがわせるシーンは殆ど無く、ひたすら諜報員の一生を追っていく。テーマ的に嫌いな部類ではないのだが、映画にはやはり「見せ場」というものが必要なのではないかと、こういう作品を2時間50分も観ると、さすがに思わずにはいられない。 【wood】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-10-19 15:49:30) |
11.わかりづらいと言われる時の流れはマット・デイモンのかける眼鏡の形状によってなんとかクリアした。場面が変わるごとにまず眼鏡を見てしまう羽目になったが、そのおかげでレンズを通したデイモンの目の大きさから、けっこうな度の入ったレンズであることがわかる。これも演出なのだろうか。なりきり俳優の頂点にいる人が監督だからついついそんなことを考えながら見た。3時間弱という長尺ながらギリギリだれずに見せきったのは良かったが、盛り上がりそうで盛り上がらない展開に欲求不満。軸はある計画の失敗の原因は何かというサスペンスだったのだが、サスペンスよりも背景に魅力がありすぎて、どうしてもその背景に目が行くのだが、しょせんは背景ゆえにそこは多く語らない。でも全然語らないわけじゃないので欲求不満に感じてしまう。背景というのはまさしくCIAのこと。CIAの前身となる機関の性格の描かれ方がせっかく面白いのにこの組織がどう力をつけていったのかという興味をそそる部分がうやむやにされている。CIAの必要性を加速させたはずの米ソ冷戦期の時代背景もある程度の知識が無いと面白さを欠くだろう。敵対するスパイとのライバル同士特有の特別な関係がドラマを盛り上げるのかと思ったら思いっきり肩透かしをくらう。さらに恋愛ドラマや家族ドラマまで入れちゃってるから本筋まで置いてけぼり状態のときもあった。もうちょいと何かを捨てて何かに絞ってくれないと。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-30 18:36:33) |
10.エドワードは大変な仕事を選んでしまったんだなあと。それは伝わってきた。CIAとは何ぞやも伝わってきた。が少し話運びが難解というか不親切。ちょっと長いし。もう少し序盤からグイグイ引き込む演出があったら良かったなと思います。雰囲気は良かったし、再度観ればまた良く理解できて違った味わいになるかもしれないけど、ここは点数は少し辛めに。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-06-28 14:07:52) |
9.なんとも暗い雰囲気の作品でした。ストーリー的にもっと深刻な映画もたくさんあるけど、これは内容以上に意図的な暗さを演出している気がしました。エドワードは全く笑顔無し、ジュニアも薄幸な面持ちと演技でやたら「暗い」。それほどCIAの仕事は非情なのでしょうか。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-18 16:22:57) |