99.見る者の集中力をとぎらせない完璧なエンタメ作品として仕上がっていると思いました。 法廷物としても楽しめますが、実際の法廷をどの程度リアルに反映させているのかは分からないということは肝に銘じなければならないと自戒しています。あくまで映画であることは踏まえなければと。日本を舞台にした法廷物は100%作り物なわけですから。私が不勉強なだけなのですが、何方かこの点についてご教授いただければ幸いです。 正義とは何かというテーマは良いのですが、判決は辻褄が合っているのでしょうか?。命令に従ってのことなので、軍の規律を乱しているようには思えません。暴行過失致死が順当ではないかなあと。 追い詰められた途端に驚異的なひらめきを見せるトム・クルーズにはアイドル性しか感じられないのが残念です(これまでもそういう評価していませんでしたけど)。ジャック・ニコルソンに往年の不気味な存在感が薄れているのも残念。主役に据えれば重厚な存在感を出せそうなのにもったいない使い方をするなあと。むしろ、補佐役のケヴィン・ポラックのただそこにいるだけで醸し出す穏やかな存在感が目を引きましたが、映画界ではさほど高い評価を得ていないようですね。個人的に脇役が好みなのかもしれません。 【傲霜】さん [地上波(字幕)] 9点(2024-05-01 12:52:21) |
98.青二才と老練の対決は見応え有り。 <追記>17年ぶりに再見。確かに極限状況に追い込まれる軍隊においては「掟」が重要視される側面はあるのかもしれない。しかしながら殺人をしてもよいという命令が許されるはずもない。その軍隊のブラックさを暴く主人公。若々しさの中に危うさと溌剌とした正義感が同居しつつ困難を乗り越えていく過程をトム・クルーズが熱演。当初は事務的に処理するクールな若者から「正義」を求めて熱く戦おうとする成長も感じられる。そして「掟」ではなく「法」が正義となり最後に勝利するという、今で言えばブラック企業を裁判でやっつける的な爽快感のある作品に仕上がっている。個々の男性登場人物のキャラが立っている中、紅一点のデミ・ムーアの存在感&活躍がイマイチなのが難点。 |
97.終盤の迫力ある法廷劇。それでもなぜか気楽に観られる感じの映画。 【simple】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-06-28 17:07:11) |
96.なかなかの社会派ドラマだった。ジャックニコルソンの最後の一言までの過程に違和感はあるけど、しっかり最後まで判決の行方が気になる展開になっている。 【noji】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-07-09 20:35:37) |
95.キャスティングは豪華だし、2時間20分を快調に押し切る見せ方の巧さもあるしで、一応面白く味わうことはできるんですけど、やはり底が浅いんです。「ここで主人公の嫌な部分を見せます」「この辺で主人公が覚醒します」「ここでちょっと実力を発揮します」「そろそろいったん危機が訪れます」みたいなポイントが、いちいち作為的で分かりやすすぎで、台本の裏が透けてくるというか、制作者の副音声解説付で見ているような気になってしまうのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-17 00:58:48) |
94.それなりに楽しめるのですが、なんとなく見てしまって、強い印象に残らない映画です。俳優陣を見て、あらすじを見て、「これはおもしろそう」と思って見始めたのですが、途中で「あ、この映画見たことがある」と思い出しました。自分にとってすごく印象に残るシーンがあって、そのシーンを覚えていたのです。でも、その時点ではラストまでのストーリーは思い出せませんでした。ラストまで見ても、これといって感動もしませんでした。たぶん、ここに感想を書き込まなければ、しばらくすればこの映画を見たことを忘れてしまい、数年後にまたこの映画を見てしまいそう、そんなどうということのない映画です。 【後日追記】番組表にこの映画が載っていて、おもしろそうだなと思い、録画しようとしましたが、もしかしたら見たことがあるかもと思い、自分のレビューを見てみたら、本当に見ていたのでびっくりしました。過去に2回もこの映画を見たことを全然忘れていました。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-09 23:16:20) |
93.なんだか90年代のトレンディドラマを見ている感じ(トレンディドラマがこの映画を真似たのか?)。けっこう重いテーマのはずなのに、どこまでも軽くトム・クルーズ推し。最初はチャラく登場し、適度な試練を与えて絶叫させ、最後に晴れ舞台を用意するあたりは、まさにトレンディの“王道”です。肝心の法廷劇も、理詰めの検証をすっ飛ばして敵失(舌禍)待ちの様相。どこまでもチャラいです。若き日のJ.バウワーとカーター先生を見れたので、よしとしますか。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-04 13:27:22) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-28 07:26:47) |
91.展開に意外性はありませんが、堅実かつ丁寧に作られており、そこそこの出来だと思います。 【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-01 15:50:47) |
90.予想外に面白かった。トム・クルーズってどうなんだろ~と思ってたけど良かったです。しかしみんな若いなぁ~(笑) 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-01-19 20:38:29) |
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89.数ある法廷モノの中でこの映画が言及されるとしたら、その固有性はジャック・ニコルソンと、「軍隊」という点にあるだろう。この映画は何から何まで軍隊づくめで、民間人なんてほとんど出てこない。中尉だの大佐だの上等兵だの出てきて、検察側から弁護人、陪審員から裁判官まで全て軍人。これが軍事法廷というなのだろうが、その異様さを予感させるオープニングが素晴らしかった。終始無難なカメラワーク、構図だったが、唯一「絵」として特筆すべきはオープニングの訓練シーンだろう。セリフはアーロン・ソーキンっぽくて特徴的。基本的にあっさりと進むので、意外なほど見所は少ないかもしれない。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-26 23:23:11) |
88.冒頭の規律正しい動きの美しさと気味悪さで、すでに作品の雰囲気が決まる。「軍はもうキューバを撤退するよ」というジョークを何の疑いもなく打電に行きかける兵士のエピソードなどでも「軍隊」を垣間見せる。ほかにも正装して自殺する軍人や、無罪になったのに除隊処分される兵士など、軍隊というものをじっくり観察していく演出。殺された兵士の視点に密着させなかったことで(邦画だったら彼の側にもっと情緒的につくだろう)、乾いたトーンが出た。殺した側の弁護でスタートさせるとこが憎い。T・クルーズが成長していくときのD・ムーアの役割りは、恋人というより正義の女神みたいなもん。前半は旗を振り、後半は後押しをする。キューバでJ・ニコルソンがテーブルで若造をコケにするあたりの「常軌を逸した社会での権力者」って感じが、やはりうまい。人間関係の調節などにまったく気にせずにやってこられた男とその環境。その尊大さ・横柄さだけなら、たぶんM・ブランドのほうが一つ上だろうが、その興奮しやすさ・馬鹿さもくるめて「軍人」という人種を嬉々として演じるとなると、ニコルソンだ。アメリカ映画でいいのは「超人」の正義でなく「僕たちの勇気」によって光りだす正義を描くとこ。法廷もの映画が流行る国には、それなりに正義を追求してきた歴史がある。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-11-23 12:48:29) (良:2票) |
87.映画の内容はあまり好きではないが、ジャック・ニコルソンの圧倒的な存在感がすばらしい。この迫力では、兵士たちもまったく逆らえないだろう。 ついついしゃべりまくる癖が、トム・クルーズのキャフィ中尉の罠に引っかかってしまったということか。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-05 11:05:14) |
86.トムクルーズとジャックニコルソンの競演に無理がある。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-25 19:58:56) |
85.今にして思えばすごい豪華キャスト。トムはベテラン俳優との共演で鍛えられてきたが(『ハスラー2』のポール・ニューマンと『レインマン』のダスティン・ホフマンは共にオスカーを受賞)、本作では怪優ジャック・ニコルソンを相手に孤軍奮闘する。ほとんど博打と言っても良い、クライマックスの法廷での駆け引きは凄まじい迫力。ニコルソンの顔面どアップに、観ているこちらの身もすくむ(笑)米軍基地内での殺人事件という地味めの題材ながら、ここまで立派にエンターテイメントしてみせたロブ・ライナー監督の手腕も素晴らしい。キーファー・サザーランドやキューバ・グッティングJrがチョイ役で出ているのも嬉しい発見。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-09-10 22:48:14) |
84.あまり ピン とこない..ごく普通の出来... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-06-08 12:56:46) |
83.ラストシーンのジャック・ニコルソンが好きやな。 【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-04 11:53:59) |
82.なんと言っても、主要な役柄を演じるそれぞれの俳優(デミ・ムーア、トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、ケビン・ベーコン)があたかも役割を楽しんでいるような自然体で演技しているのが良かったです。この四人のファンなら見る価値は大いにあります。被告弁護側に焦点を絞っているから仕方がないのですが、ジャック・ニコルソンが演じるジェセップ大佐が守ろうとした国益が何だったのか、DVDの最初のほうを見直してもよくわからないので-2とします。ジャック・ニコルソンとケビン・ベーコンは出番が少ないけれど存在感が抜群・・・事件の裏まで描いていたら軽く3時間は越えて劇場では上映できないような作品になっていたでしょう。作品の中に挿入されている絵葉書になるようなワシントンDCの風景や最後に大写しにされる裁判官の机下に掲げられている「US Marine Court」の徽章、これらが何を意味しているのか・・・ジェセップ大佐が守ろうとした国益が何であろうと厳然として存在している、軍隊の機密性と国家の保全を象徴しているようでした。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-27 12:40:36) |
81.トムクルーズは顔で損している。 どうしても軽薄に見えてしまう。 演技でがんばっているだけに惜しい。 彼のせいじゃないけど。 なかなか良くできた法廷劇。 最後まで緊張して観てしまった。 ジャックニコルソンの鬼気迫る演技。 彼の存在なしにはこの映画は成り立たなかったろう。 最後の対決は迫力満点で良かったのだが、やや強引というか、あっけないという印象。 下された判決は実に重い意味を持つものだった。 他の出演者の演技もすばらしかった。 【称えよ鉄兜】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2007-08-27 14:15:23) |
80.最後まで飽きさせない話ではあったが、あまり印象が残りませんでした。 【Junker】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-02 22:00:41) |