15.クリスティの推理小説はたくさん読んだが、探偵ポアロに比べミス・マープルのシリーズはどうも印象が薄い。この映画の原作も読んだことに途中まで気づかなかったほどだけど、映画自体はまずまずおもしろい。往年の大女優エリザベス・テイラーもとうとう太ったおばさんになってしまったけど、存在感はさすが。対するキム・ノヴァクは年齢はほとんど同じなのにグラマーさは健在。そういえばロック・ハドソンとエリザベス・テイラーは「ジャイアンツ」でも共演していたんだった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-19 19:08:28) |
14.アガサ・クリスティ原作のミステリーということで、相変わらず安定感のある面白さ。 行動力はないけど、洞察力の鋭いミス・マープルのキャラもいいし、 E.テイラーやロック・ハドソンなど、映画らしいキャスティングを配してます。 映像も悪くはないんだけど、事件の内容はやっぱり小粒でテレビドラマ向きかなという印象。 怪しい人たちも、はっきりと限られちゃってるんで。二番目の殺人は、よくわからなかった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-09-04 02:23:25) |
13.いや~この邦題、イイですねえ、何だか『13日の金曜日』と関係ありそうなタイトルじゃないですか。もっとも、大量殺戮どころか、原作よりも殺人事件の数が減っているんですが・・・。まだ決して多くはない既読のクリスティ作品の中で、まあ正直、かなり印象に乏しい、この『鏡は横にひび割れて』。だってさあ、アンフェアだとかパクリだとかいうミステリなら、それはそれで印象に残るんだけど、ここまで普通に「予想通りの犯人」だと、犯人を当てた爽快感も無く、作品をわざわざクサす気力も起らず、よって何も語られることなく、記憶の谷間に埋没していくばかり(犯行動機に若干の新味あり、かな)。では何でそんな作品をわざわざ映画化するのか。と言えばおそらく「この作品なら好き勝手に映画化してもファンに怒られることはないでしょ」っちゅうことじゃないのでしょうか。いや実際、愉快なアレンジです。原作では特にどうということもない存在の、女優仲間のローラを、映画では“一触即発のライバル”に持ち上げて、イヤ~なドロドロ感を展開。こうでなくては。これでさらに、原作とは別の犯人にしてもらえるとナイスだったのですが、そこまで来るともうオリジナル作品にしちゃった方がいいんですが、やっぱり「面白いオリジナル」より、「ツマラなくてもクリスティ原作」の方が興行的に有利なんですかね。結末は大筋原作通りですが、ちょっとドラマチックに演出していて(空のベッド!)、このあたりもなかなか。この映画、注文つけるとすると、「せっかく映画黄金期を舞台にするんだったら、もっとそれを意識したパロディ的演出がたくさんあってもよかったんじゃないの」ってことですかね。いやそれより、撮影風景のシーンにまるでゴージャス感が無いのが気になったかな。それと、あと、ヘザーがダイキリをこぼすシーンで、あれだけ派手にぶちまけたのに、それに対して皆あまりにも無頓着で、そりゃありえへんでしょ、と思いましたが、それは些細な話。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-03 21:42:36) |
12.最大の弱点は、肝心のミス・マープルに気品や高貴さがあまり感じられないこと。これではその辺にいるお婆ちゃんとあまり変わりません。ただし、名探偵が叡智で事件を解決する本格ミステリーをきちんと映画化しようとした心意気は買いたいので、この点数。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-20 16:35:13) |
11.終わってみれば悲しい話でしたがミステリーだったせいかあまり心を揺さぶることは無かったです。女優という設定だったので、すべてが演技ではないかと疑って見たからかもしれない。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-20 00:37:51) |
10.不謹慎だがとくにこれといってパッとした事件ではない。特にこれといった謎もトリックもない。意外性ある展開もない。対立する女優に品がないので画的に華もない(ビックネームのようですが・・・)。日本の2時間TVドラマ、いや1時間の刑事ものドラマで充分ではないでしょうか。 【午の若丸】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-09-14 20:15:25) |
9.邦題にピンときませんでした。でも見ごたえはそれなりにありましたよ、ロック・ハドソンもいい味だしてるし、大御所のリズもよい。個人的にK.ノヴァクがいいですね。隠れた佳作!?で6点で。。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-11 17:38:38) |
|
8.'10.9/11鑑賞。この豪華キャストに大満足!!でも意味のないサスペンスの盛り上げ、豪華俳優陣を使いきれていないなど不満も多い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-11 16:08:59) |
7.台詞の無いチョイ役のピアーズ・ブロスナンが妙に滑稽だった。その後007に抜擢されるとは誰も想像がつかなかったであろう・・・ 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-04-01 20:04:49) |
6.これもクリスティの中じゃ極めて凡庸な原作なのに、わざわざ映画化した理由がわからない。「ジャイアンツ」で老け役を演じた夫婦コンビ久々のツーショット、故ロック・ハドソンは本当にあのまんま年を重ねていたが、エリザベス・テイラーは・・・テイラーは・・・あううう・・・(泣)(いや、この時期が一番太ってたんだよとあえて弁護してみる) 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-02 17:23:23) (笑:1票) |
5.マリーナとローラのいがみあいが面白かった。犯人も最後まで分からなかったデス。最初の殺人って突発的犯行ですよね。ってことは犯人はいつもヒ素を持ち歩いてたの?う~む・・・。 【およこ】さん 6点(2003-06-20 15:41:45) (良:1票) |
4.意外な動機は映画には向かない。読んだ方がいいです。 【masao】さん 3点(2003-03-23 01:06:31) |
3.意外性のないサスペンスはどうも・・・アガサにしてはどんでん返しが少ないし。満足は出来ますが、あまり心には残らなかった。 【恥部@研】さん 5点(2002-12-11 18:38:01) |
2.映画化の出来がどうこう云々を抜きに、何気なく見ていると引き込まれてしまう。それはアガサ・クリスティーの力量に他ならない。ちなみに原題は『鏡は横にひびわれて』(赤川次郎はこの映画タイトルが気に入らないって言ってたっけ・・・)。 【ひかりごけ】さん 7点(2002-03-24 03:48:48) (良:1票) |
1.明らかにキャスティングを見ただけで、誰が犯人か容易に推測できる・・・と言うより、犯人捜しが目的ではなく、“アガサ作品”と言うブランドものを楽しむと言うことが重要だったのかもしれない。 【イマジン】さん 6点(2001-03-07 12:26:31) |