救命艇のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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救命艇

[キュウメイテイ]
Lifeboat
1944年上映時間:97分
平均点:6.12 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス戦争ものモノクロ映画小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-29)【イニシャルK】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストタルーラ・バンクヘッド(女優)コニー・ポーター
ウィリアム・ベンディックス(男優)ガス・スミス
ウォルター・スレザック(男優)ウィリー
ジョン・ホディアク(男優)ジョン・コバック
ヘザー・エンジェル(女優)ヒグリー夫人
ヒューム・クローニン(男優)スタンリー・ギャレット
アルフレッド・ヒッチコック(男優)広告モデル(ノンクレジット)
相模太郎ウィリー(日本語吹き替え版【DVD】)
沢田敏子アリス(日本語吹き替え版【DVD】)
羽佐間道夫ジョン・コバック(日本語吹き替え版【DVD】)
千葉順二チャールズ・J・リッテンハウス(日本語吹き替え版【DVD】)
石森達幸スタンリー・ギャレット(日本語吹き替え版【DVD】)
宮寺智子コニー・ポーター(日本語吹き替え版【PDDVD】)
恒松あゆみアリス(日本語吹き替え版【PDDVD】)
青山穣ジョン・コバック(日本語吹き替え版【PDDVD】)
小島敏彦チャールズ・J・リッテンハウス(日本語吹き替え版【PDDVD】)
原作ジョン・スタインベック
アルフレッド・ヒッチコック(原案)(ノンクレジット)
脚本ジョー・スワーリング
ベン・ヘクト(ノンクレジット)
音楽エミール・ニューマン(音楽監督)
ヒューゴ・フリードホーファー
撮影グレン・マクウィリアムズ
製作20世紀フォックス
アルフレッド・ヒッチコック(ノンクレジット)
製作総指揮ウィリアム・ゴーツ(ノンクレジット)
ダリル・F・ザナック(ノンクレジット)
特撮フレッド・サーセン(special photographic effects)
美術ジェームズ・バセヴィ
トーマス・リトル
衣装ルネ・ユベール
編集ドロシー・スペンサー
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【クチコミ・感想】

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1
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13.救命艇の限られた舞台男女の漂流劇。退屈さを感じないものの、話にそれほど奥行き無く、プロパガンダ臭プンプンのドイツ人の扱いに、リアルタイムで観てない身には呆気にとられたところです。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-06-05 10:59:43)
12.少し離れてボートの全体像をとらえたりすることもなく、カメラも登場人物と共にボートにとどまり続ける密室劇。
救助された一般人だけでなく、彼らが乗っていた船を撃沈させたUボートの乗組員が1人加わることによるサスペンス。
ドイツ語を解する人物が1人しかいないという設定もいい。
男が多数を占めるこうした海難もので女性が主人公となっている作品ですが、
戦争中の作品特有のサスペンスと共に海難サバイバルサスペンスとしても時代を考えれば健闘している作品だと思います。
その主人公を演じるタルーラ・バンクヘッドが圧倒的なオーラを放つ。
彼女が素足で隣にいる男の気をひこうとする演出なども、中盤のいいアクセントとして機能しています。
戦争中や終戦直後のヒッチコック作品にはいくつか、本作のように当時の敵国ドイツが登場する作品がある。
当時のイギリスはナチスとの闘いの真最中であり、ドイツ人が登場する他の作品と同様に
本作でも当然のように悪として描かれている。ドイツの船が簡単にやられてしまうラストも含め、
イギリス人であるヒッチコックの当時の思いが本作でもやはり作品の中に表れています。
ボートの外は何もない大海原という密室劇で、今回はどうやってカメオ出演を果たすのだろうと思っていたら、
まさかの新聞広告の中にご登場です。それもダイエット薬の広告のモデルでご登場とは・・・。
ヒッチコック独特のユーモアを出す場面が限られた作品の中で、クスッとさせてくれるご本人の登場シーンでした。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2019-02-17 15:23:17)
11.英語版wikipediaによると、最も過小評価されたヒッチコック作品とのこと。プロパガンダ映画かと思いきや人間の条件を問う深い内容でもあるので面白みはあるんだけど、やっぱり無理が多すぎる。『裏窓』と同様に空間の外にカメラを配置しないという演出はいいんだけど、それのための映画という感じもする。この頃のヒッチコックは演出を制限した実験的な作品が多い。本作はその1作という捉え方で十分だと思う。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 6点(2016-12-11 02:23:40)
10.最近見た新作「ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日間」を観た時に、真っ先に思い出したのは実はこの映画。「ライフ~」は救命艇に乗るまで結構尺があったんですが、この作品は最初から最後まで、殆ど救命艇の中のみという非常に野心的な作品。この時期のヒッチコックは、アメリカでのスリラー映画の質向上に向けて、映像の実験に心血を注ぎまくっていたっていう印象があります。「ロープ」とか「山羊座の下に」「白い恐怖」「パラダイン夫人の恋」あたり、みんなそう。ある意味実験作ばかり。50年代の円熟期を迎える前の、試行錯誤時期といったらいいか。必ずしも優れた作品ばかりじゃないのが彼らしい。この映画は、タルラ・バンクヘッドという姐御的女優さんの強烈な個性のみ突出していて、他のキャストを喰ってしまっています。それでも1時間半以上も一つの場所だけで観客の集中力を保たせる事には半ば成功しているのは大したもの。4月に「サイコ」製作時のヒッチコック自身を描いた、伝記映画が公開される模様。私を映画愛好家にしてくれた敬愛すべきヒッチコック監督を描いた、おそらく初めての映画。「サイコ」主演女優、ジャネット・リーが書いた原作もずっと以前に熟読済み。今から楽しみっす!
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-02-02 20:47:03)
9.一隻の救命艇に集まった男女達の人間模様を描いた、ヒッチコック監督の密室劇。
救命艇は小さなボートなので、さすがに十人近くもいるとお話が広がらず、中ダレぎみ状態。
それ以前に人間ドラマなのか、極限状態の人間心理を描きたかったのか、
互いの素性が不明という面での心理サスペンスに持っていきたかったのか、
全て中途半端で内容がぼんやりしてしまった。無名の役者たちの演技は悪くはないのだが、
結局誰にも感情移入ができず、各キャラの印象も薄い。アイデアはとてもいいんだけど、
同監督の「ロープ」と同様、あくまで実験的といった印象の作品。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-28 09:59:26)
8.まさに第二次世界大戦の戦時中ど真ん中の作品だが、ああヒッチコックもこんなん作ってたんだなという反ナチのプロパガンダ映画。グランドホテルや12人の怒れる男、CUBEなどの密室劇にも繋がる、狭い限られた空間に偶然集まった人々による人間模様を描くというのはヒッチコックの得手なのだが、ヒロイズムなどに頼らず、あくまで群像劇で戦意高揚映画を仕上げるというのはヒッチコックらしいものの差別的でプロパガンダ色が強く、深さというものも無かった。戦時中なので仕方ないのかもしれないが、同じ戦意高揚映画でもハワイ・マレー沖海戦などエンターテイメント映画として今見ても傑作という物もある中で、ヒッチコックにしては凡作を作ってしまったと言えるだろう。
Arufuさん [インターネット(字幕)] 5点(2005-11-04 07:19:12)
7.ドイツ人かなり悪者にされてますが、小舟の密室パニックサバイバルサスペンスとして充分中身が濃く楽しめる映画。私的には味方軍の砲撃で沈む不条理なオチにして欲しかった。
亜流派 十五郎さん 7点(2004-05-14 22:51:10)
6.ヒッチコックはあれかな・・・?こんな状況でも、やっぱり出演はするんだね。サスペンスを期待すると拍子抜けかも。もうちょっと物語があると良かったかな。
さん 6点(2004-02-12 14:00:36)
5.ヒッチコックを捜せ!(笑) 絶海の小舟にどうやって登場するか。通りすがりの人や、バスに乗るような登場の仕方はできない。それをどう克服して出てくるのか。「ああ、ああいうやり方があったのか」とニヤリ。
オオカミさん 7点(2003-12-01 08:41:15)
4.ドイツ人をとことん悪く描くプロパガンダ映画。ヒッチコックの中で最も不快な作品。戦中に制作されているのでやむを得ないか・・。
STYX21さん 6点(2003-11-13 22:37:20)
虎尾さん 4点(2003-10-19 18:12:07)
2.無茶苦茶古いなぁ~~~ってのが一番の印象。でもヒッチコックだと思うとまた違うもんです。
イマジンさん 7点(2002-10-27 09:27:37)
1.ヒッチコックの異色作。サスペンス度は低いですが、サバイバル物として結構見れます。
プリンさん 7点(2001-03-08 17:26:41)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.12点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4211.76%
5211.76%
6529.41%
7847.06%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1944年 17回
監督賞アルフレッド・ヒッチコック候補(ノミネート) 
脚本賞ジョン・スタインベック候補(ノミネート)(原案賞として)
撮影賞グレン・マクウィリアムズ候補(ノミネート)撮影賞(白黒)として

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