18.棺の中だけじゃ絶対画面が単調になるでしょうと侮っていたのですが、なかなかこんな狭い空間の中でも色んな画が撮れるもんですね。ライターのオレンジの炎、携帯の青い画面の光、緑のケミカルライト、懐中伝統の黄色と赤の光、同じ空間でも照らす光の変化で映像の調子が変化していく工夫が成されているおかげで飽きずに見られます。棺の蓋を無視したかのように上から主人公を映すアングルでこれはもうネタ切れなのかと思ったら、そこからワンカットで棺の天井が映るところまでカメラが移動したのにはやられましたね。まあしかし傑作になるには不条理なワンアイデアだけでなくもうちょっとストーリー性が欲しかったところはありますね。イラク戦争批判も臭わせる程度で中途半端な描き方でしかありません。 |
17.舞台は棺桶、映る役者は一人のみと極限にまで切り詰められたシチュエーションにありながら、よくぞ90分やりきったものだと感心しました。この手の映画では外部の様子を写したり、回想場面を挿入したりといったインチキをされることも少なくないのですが、本作は本当に棺桶の中だけで全編を完結させているのです。この監督のストイックさには恐れ入りました。 ただし映画としての面白さはまた別の話で、素材の新規性への関心が薄れる30分過ぎ辺りから猛烈に退屈しました。やはり、視覚的な動きのない状況で映画を90分もたせるという試み自体に無理があったように感じます。また、登場人物と観客の両方に頭を使わせることがソリッドシチュエーションスリラーの醍醐味だと思うのですが、本作はそもそもそういった方向性で話が作られていないこともマイナスでした。誘拐犯の目的と正体はすぐに判明することから謎解きの楽しみはないし、主人公に脱出のための打ち手が残されておらずただ救援を待つのみであることから犯人との知恵比べもなく、さらにはほぼ交渉の余地のない犯人であることから加害者と被害者との間の駆け引きもありません。さらには、主人公の手元にあるアイテムが邦題に反してノーリミットであり、携帯のバッテリーやジッポのオイルが異常に長持ちで、棺桶内の酸素が底を尽くこともなく、タイムリミットサスペンスとしての山も作れていません。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2016-10-07 15:43:31) |
16.この年は、棺桶や岩の間にいて、手とか指を切り落とす映画が流行ったのですね? 【マー君】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-09-21 18:22:11) |
15.棺桶に1人という、これ以上狭くすることも、登場人物を減らすこともできないある意味究極の映画ですね。 【東京ロッキー】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-11-25 09:30:40) |
14.『SAW』のようなシチュエーションスリラー。ちょっと考えると、なんで?と思うところがいくつもあるけど、これは理屈抜きで楽しむものなんでしょう。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-11-03 21:10:12) |
13.終始箱の中というところが凄い。 案外退屈しなかったのは、俳優さんの演技力の賜物? ラストはうまく伏線回収して少しどんでん返して、まぁ観て損は無かったなと思わせる内容だった。 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-10 00:08:24) |
12.賛否分かれるでしょうが、「アイデア一発勝負」といった感じで自分は好きです。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-15 19:05:34) |
11.そりゃあなただってツライでしょうけど 見てるこっちだってストレスそうとうなもんよ どっこいどっこいよ。 【3737】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-09-22 18:09:04) |
10.ファックのセリフが連発されますが、まったく不快じゃありません。むしろ共感します。そして、救われないラストですが不覚にもツボに入って大爆笑してしまいました。たぶん思い出して笑っちゃうな、これは。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-08-28 02:07:19) |
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9.9割がた退屈な映画だったが、最後怒涛の10分は見ごたえがあった。 制作費はいかほどだったのか気になる映画だった。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-01 13:17:22) |
8.ブラックベリーユーザーとしては活躍が嬉しい。BBのバッテリーまじ長持ちするんだから! |
7.1セットだけで展開されるドラマ故、棺桶はいったいどんな場所に埋められているか?電話の相手(容姿、主人公との関係)とその緊迫感や温度差の違いなど観客に色々と想像力を働かせる。そういう意味では、まるで短編小説を読んでいるかのようで面白かった。 アメリカ政府や大企業への皮肉めいた風刺をストーリーに絡めるあたりも現代的であり、ニュースや表に出さないだけで秘密裏に消されれしまう事実など実はかなりあるんじゃないかと思ってしまう。そういったあたりでリアリティもなかなかあり怖いと思った。 よく90分間もたせたなぁと思うが、本当に「もたせた」というニュアンス、時折退屈に感じてしまいました。。観客の想定外のアイデアが詰め込めれば違ったかもしれ 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-10-18 14:13:19) |
【Yu】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-22 01:02:40) |
5.狭い、暗い、苦しい。見ていてこっちが苦しくなる。最後もひどすぎる。けど、この映画きっと忘れないだろうな。そんな映画でした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-12 22:15:28) |
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3.主人公には同情しつつも感情移入できなかった。 映画館で見たらちがったかも。家でビデオで見ると集中できない。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-07-10 23:26:45) |
2.密室を扱った映画はいくつかありますが、ここまで密室になっているのは珍しいですね。その分、演出に限界ができてしまうので、監督の腕の見せ所といったところでしょう。何せネタが少ないので、苦労して作られているのがよくわかります。確かに繰り返し見たくなる映画ではありませんが、映画好きならば、1度は見ておいた方がいいと思いました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-11-26 20:57:15) |
1.これは良作。 限られた状況のサスペンスで、メイン舞台とは別の「外界」を見せられると個人的には興ざめしてしまうのですが、これは舞台がずっと土に埋められた棺の中です。徹底しています。 観ているこっちが息苦しくなりますが、この状況で90分間飽きさせずに場をつないでいるだけでもすごいのでは。 ただ結末は不満が残るし、イライラさせる要因が多すぎる気がします。 これだけ主人公の「F○CK YOU!」に共感できる映画ってなかったです。 ◆ネタバレはこちらhttp://kagehinata64.blog71.fc2.com/blog-entry-29.html 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-11-24 17:29:10) |