69.子供時代に横溝正史作品を見逃していたので、今回鑑賞出来て良かった。 小川真由美さんと山崎努さんが、怖い怖い。 中野涼子さんと山本陽子さんの美しさが際立っていた。 インターネットで見たので暗いシーンがとても見づらく、気分が乗れない部分はあったと思う。 【たんぽぽ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-02-23 14:42:58) |
68.原作や状況設定、俳優など良い作品になれる要素はたくさんあるのに、味の無い中途半端な作品にしてしまった。 特にストーリーは解消できない不明点が多くて後味が悪すぎる。 しかし監督がどういう作品に仕上げたかったのか全く分からないということが一番のミステリーだと思う。 【さわき】さん [地上波(邦画)] 4点(2016-11-21 18:33:03) |
67.原作はヒロインが三人いる点が違う。 祟りと重なっている部分がラストの部分だけで、事件はごく普通のものでしかない。 テーマ曲もミスマッチ。 でも、予告編を含めたDVDの特典映像は面白い。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 3点(2016-02-04 18:33:46) |
66.いかにも昭和な田舎の夏の風景といい、音楽といい、キャスト(とりわけ小川真由美の妖艶さ)といい、申し分ありません。しかし、肝心のシナリオが今ひとつ。妙に理屈っぽい上に、登場人物たちのキャラも平板な感じ。何かいかがわしいとか、腹に一物ありそうとか、そういう個性的な人物がいない。照明も明るすぎて、オドロオドロしさがない。だからストーリーに魅力が感じられません。それでいてラストだけ急にオカルトっぽくなったり。 だいたい、何人もが亡くなりますが、犯行のシーンは(冒頭の落ち武者や32人殺しを除いて)一つもありません。だから最後に謎解きをされても、どうも腑に落ちない。何らかの〝美学〟なのかも知れませんが、下世話な私は「そこのディテールをごまかすなよ」としか思えません。 口直しに「トリック」の「六つ墓村」を見たくなりました。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-10-31 03:11:24) (良:1票) |
65.「切腹」「日本のいちばん長い日」「拝啓天皇陛下様」といった作品が素晴らしかったので、野村演出、橋本脚本に期待したが見事にはずれてしまった。先祖の祟りと資産横領を絡めたオカルト風サスペンスだったが、感情移入できないので少しも怖くないし面白くない。時代設定が原作とずれているからなのか金田一をはじめ警察や村人の殺人事件に対する振る舞いに現実感がない。白髪だけでの老婆表現や初めから最後まで演技してますといった感じの主役カップルにも違和感バリバリ。豪華キャストなのでとても残念。市川崑リメイク版をと思ったが、今作よりも3段階くらい低いここでの評価に興味も消失。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-08-21 17:18:29) |
64.展開や推理の粗さがどうしても気になってしまう。津山事件をモチーフにしたシーンやラストの鍾乳洞のシーンなど、とても印象的なだけに残念。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-20 08:01:22) |
63.これはモデルとなる事件があるんですね。知りませんでした。現代でも時々田舎での大量殺人事件って起こりますけど、「こんなのどかで平和そうな村で・・・」なんて裏には家や親族・習慣やシキタリに縛られた閉鎖的な代々と続く情念渦巻く人間関係があり、都会の孤独をベースとして渇いた通り魔的無差別殺人とは対極的な背景があるのだろうと思います。ミステリーでもホラーでもない、時間という縦軸と同時代に生きる閉鎖的社会という横軸が絡み合った業の深さを描写した人間ドラマであり、飛行機や新幹線でどこにでも行ける時代から、ネットで誰とでもつながれる現代であっても、田舎の近隣親戚・家族、そして先祖・子孫という因縁は人の心に重くのしかかるものなのでしょう。 |
62.ちっちゃい頃、これのCMが怖かったなぁ。で、本編は家で大人が観る中で幼い私は怖くてちゃんと観られなかったが、大人になってから、しかも寅さんの映画を制覇した後では、渥美さんは完全に車寅次郎(『拝啓天皇陛下様』では移入出来たので役が合ってないのかな←個人的意見)で、彼の演じる金田一は寅さんの夢シーンみたいで今観ると少し残念だが、小川真由美さんの怖ろしさは変わりなかった、、、。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-03-05 01:54:34) |
61.黒沢明が「七人の侍」を創るとき、「カツ丼の上にビフテキと蒲焼をのせた映画を創る」と言っていたそうだが、これは野村芳太郎がやはりそんな感じでとびっきりの映画を創ろうと思ったんじゃないか、というくらい贅沢な邦画ミステリー。非常に物語は重厚で、映像も日本のきれいな風景や家屋をきちんと撮影して、まぁまぁ贅沢なこと。ここまで映画の世界に身を置いて、広がりある世界に連れて行ってもらえたって感じのする映画ってあんまりないよ~。どこか箱庭の中のおとぎ話ってかんじのする映画が多いように思います。この作品はどこか羽伸ばして、旅先でいい思い出ができて、気分転換になった~といえる映画です。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-14 00:22:14) |
60.怖い。横溝正史原作の映画の中でも怖さ、不気味さでは一番かもしれない。どの登場人物も怖すぎる。特に小川真由美の怖さは際立っている。これ1本だけで小川真由美は怖い女だという印象を多くの人に植え付けるであろう!殺人シーンの怖さやおどろおどろした雰囲気、不気味な音楽と映像の中で金田一耕助を寅さん(渥美清)にしていることで私のような寅さんファン、寅さん信者にとっては、あっ!寅さんだ!となるわけです。同じく下条正巳とのツーショットを見せられると何だか寅さんを見ているようなホットした気持ちにちょっとだけでもなれるのが良い。野村芳太郎監督はこの不気味な作品、恐ろしい事件、話の中に寅さんこと渥美清を主役である金田一耕助に持ってきた。というのは寅さんファン、寅さんしか観ないような人達までもこの映画に引きずり込もうという狙いがあるような気がするのだ。寅さんファンで内容など全く知らない人達を映画にもっともっと観に来て欲しいというそういう願いが感じられる。正直、他の金田一ものと比べると怖さだけが目立ち、どう考えても「犬神家の一族」や「悪魔の手毬唄」ほど何度も観たいという感じがしません。だから私にとってはこの点数ですが、この映画、もしも同じキャスティングで山田洋次監督が演出したら(勿論、金田一耕助は渥美清)どんな感じのものになるかという興味が沸いてくる。ここまで不気味な作品にはならないような感じがすると思うのは私だけでしょうか? 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-21 21:30:56) (良:1票) |
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59.横溝正史の原作本の中では、一番好きな作品。 スケールの大きさという点では、 「犬神家の一族」とともに映画向きの設定で、 シナリオもよく練られており、かなり楽しめた。 主演二人の役者さんが好きなので、彼らを見ているだけでもいいのだが、 さすがに金田一役の渥美清には苦笑するばかりだった。 個人的にはどこから見ても真面目な寅さん。 それでもこの作品と、石坂浩二主演の「悪魔の手毬唄」はお薦め。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-11 04:18:27) |
58.山崎努がとても印象的な映画ですね。今観るとあまり恐怖感のようなものは感じませんでした。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-23 20:47:26) |
57.確かTV初放映の頃はたたりじゃあ~の流行りは一段落してたと思うが、怖そうでとても観れなかったなあ。全編通してみたのは結局大人になってからだったかも。うちの両親は金田一耕介に石坂浩二はかっこよすぎると常々言っていて、渥美清のこれが一番イメージに近いそうなんである。うーん、でも私はなあ、きっと渥美氏が悪いんじゃないだろうが、寅さんに謎解きされてもなあ、と違和感で満杯だった。原作からの脚色については、何度も映像化されている作品だから(今後もされると思うし)こういうのがあってもいいという感じ。おどろおどろした横溝ワールドも、ふたを開ければ殆どがオカルティック無しの本格派推理なので、これが唯一の映像化作品とか言うのならまずいだろうけどね。たたりじゃあ~♪ 【あっかっか】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-04-04 13:13:19) |
56.ロケ地の広兼邸に行った次の日に観ました! 「寅さんが2度来た街」(8作目と32作目)として高梁市はPRしてますが、渥美清は3度も来てるんですね! キャストは豪華ですが、正直いって面白くなかったです。村人全員殺してたら面白かったかもしれません! 【アキラ】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2008-08-25 22:38:54) |
55.もし自分があの指に気づいてしまったら。 怖すぎる。。。 |
54. 怖いですよー。子供の頃映画館で見て、その日は怖くて風呂にも入れなかったです。大人になってから見ても、充分すぎるほどに怖いし、面白い。芥川の音楽もすばらしい。 【コウモリ】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-12 14:23:11) |
53.稲垣五郎主演のテレビ版を一緒に見たうちの奥さんが、「吹越満の要蔵が怖い」などと言うので、すかさず「努のほうが100倍こえーよ」と言ってやった。ということで、77年劇場版をレンタルして二人で見た訳だが、やっぱり努の要蔵は怖かった。奥さんも納得の演技だ。村人を次々と手にかけるシーンの山崎努は、圧倒的な狂気で画面を支配している。目を覆いたくなるような惨状が繰り広げられているのに、見ている我々は目を逸らすことができない。そして、満開の桜の下を駆け抜けるシーンは、邦画で最も美しいシーンなのではないだろうか。監督の演出手腕は見事というほかない。 【センブリーヌ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-28 23:13:11) |
52.渥美清が金田一でなければ傑作です。いっそのことショーケンがやればよかったのに。何で渥美清なの?しかし、山崎勉、小川真由美の鬼気迫る演技は本当に怖いです。昔のこの手の映画は、こういう役者さん達のパワーもあって、変な小細工をしなくても普通に怖かったと思います。 【リニア】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-05-01 23:58:34) |
51.渥美清の金田一って、意外と中尾彬よりかはシックリくる。悪くないというよりかは全然OKですよ。私的には。で、野村芳太郎監督のロケに対する思い入れは相変わらず半端じゃない。ホンマに日本でのロケ?と疑いたくなるほどに美しい。「タタリじゃ!」は、さしてインパクトなし。笑。流行った当時はおぼろげに覚えてはいるんですが、ねぇ。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-18 23:56:32) |
50.これに出てくる「タタリじゃー」が流行した時には小学生でした。 何度かテレビで観たはずですが、記憶が曖昧。 で、最近DVDで観直しました。 渥美さんや萩原さんについては、他の方にお任せします(白塗り化粧の是非も)。 で、発言させていただきますが、今の言葉でいう「小川真由美萌え」ですね。この頃が一番色気があったのかも。昔はビッグネームだったんですよ。この中では山本陽子なんて全然小さい存在ですよね。洞窟内の濡れ場は油断するとよだれが落ちそうな。「復讐するは我にあり」時よりも味が出てます。点数はすべて小川真由美に。 |