9.とにかく作りが荒いです。ま、それを言っちゃ、おしまいってところもありますが。緊張感の乏しい銃撃戦や、しっかり見せきらないベッドシーンなど、不完全燃焼部分が多々あります。しかし、松田優作の魅力は出ているし、他の役者陣の顔ぶれを見るだけでも楽しいところがあります。目くじら立てず、DVDやビデオなら、鑑賞してもOKってところです。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-11-09 00:08:25) |
8.この映画の中にいるのは鳴海昌平ではなく工藤ちゃん。ただ喉をつぶされしゃべれなくなった鳴海昌平により、無駄にしゃべる事のない後の鳴海昌平が出来上がっていく。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-02 19:19:39) |
7.サイレント映画に対してトーキー映画が有利な点ってなんだろう、なんぞと、浅はかながら考えまするに、ここはひとつ逆説的に、「トーキーの方が、‘静寂’や‘沈黙’をより効果的に表現できる」のではなかろうかと。サイレントは音が無いがゆえに、映像から‘音’を感じさせようとするわけですが、トーキーは音や声を直接出せるがゆえに、その対比として、音や声の無い‘静寂’‘沈黙’をサイレントよりも強いインパクトで表現できるのではないか・・・。で、ナゼか、本作について、です。なんでやねん、ははは。まあ要するにですね、普段のフニャフニャした饒舌な鳴海サンの姿があってこそ、あるいは周囲の登場人物のセリフの数々があってこそ、その対比として、鳴海さん戦闘モードの‘沈黙’が実に効果的なのであります。セガールよりよっぽど‘沈黙’だぜ。そしてその寡黙さあってこそ、クライマックスの超長回し銃撃戦の緊迫感も数層倍になるのでありますなあ。それにしても、戦闘モードの鳴海サンの姿、どー考えてもキャメロンはこれを見て『ターミネーター』の造形を考えたとしか思えないのであります(←妄想)。でもシュワにはこんな機敏な動きは出来まい、うふふふ。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-07-18 21:47:03) |
6.映像的にもメンバー的にもキャラ的にもほとんど探偵物語。 優作のコメディーセンスは光っているけど映画としてはかなりパワー不足かな。 テレビで充分の内容。 手持ちカメラの揺れる映像は臨場感があってリアルだったけど、今見るとかなり雑に見える。 年に何本も撮ってた頃の作品だからしょうがないか。 【Beretta】さん 4点(2004-06-11 00:51:24) |
【PAD】さん 5点(2004-06-03 13:06:22) |
4.優作好きなら観ても良いかな。優作さん、このころは歌もOKしてたのね。演歌調です。中島ゆたかさんが色っぽいですなぁ。 【wish】さん 6点(2004-03-01 21:46:17) |
3.「殺し屋青春物」という何がなんだか解らないがとにかく圧倒された「最も危険な遊戯」と、丸山昇一ハードボイルドがいきなりトップスピードだった「処刑遊戯」に挟まれた凡作。優作好きにはたまらない一本ではあるんだよねw 【柿木坂 護】さん 7点(2003-09-29 05:30:11) |
2.工藤ちゃん好きなんで、物凄い期待いっぱいで見た。でも、ここでの松田優作はなんだかパッとしない。『狂気』もやや押さえ気味だし。今見ると、冒頭がギャグみたいでつらすぎる。「ごきげんよう」はナイっしょ。優作さん、歌っちゃダメだー(涙)!佐藤蛾次郎や山西道広、いつもの役者仲間は、好演! 【秋刀魚】さん 4点(2002-11-22 13:37:21) |
1.「探偵物語」ファンなので観ました。やはり、「殺人遊戯」の松田優作は、ある意味「工藤俊作」なんだと思いました。革ジャンを着ていましたが、黒のスーツとハットにサングラスをかければ、そのまんま「工藤俊作」のキャラです。普段は陽気だけれども、事件になると恐ろしい力を発揮するキャラは共通するところです。ただ一つだけ違うところは、「殺人遊戯」の松田優作は、人を簡単に殺すというところです。 【ジンタ】さん 9点(2002-11-01 01:04:50) |