5.サイレント映画特有のテンポのダルさはあるものの、サイレントにしては比較的見やすい作品。
内容の構成はいたってシンプル。
ウィンダミア夫妻と、その他二人が主要登場人物。
この4人の間に起るちょっとした恋愛劇が主軸となり、華やかなお金持ちの晩餐会などの見所もあり。
女優陣で気になったのは、そのボディライン。
ずん胴。
つまり、くびれなし。
そして、たるんだ二の腕。
この時代は、こういった女性が美しいとされていたんだろうか。
エルンスト・ルビッチ監督の作品はあまり見たことがないが、入り口としての感触はそんなに悪くなかったので、これを足がかりにして、今後も積極的にルビッチ監督作品を見ていきたいところだ。