22.中国版『マイフェアレディー』のような内容だが、文革の再教育プログラムがこんなにユルユルだとも思えず、ファンタジーとして見るべき作品なのかもしれない。とはいえ、古典的な展開ながらもしみじみとしていて味わい深く、心に刺さるものがある。 |
21.中国の山奥、文明から取り残されたような村。その静けさと、その中で人々が持っている強さのようなものが伝わってきた。映像も神秘的。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-06 18:30:53) |
20.最初の遠景カットと歌、ほとんど画面に出ずっぱりの劉燁にすっかりヤラれてしまった。 【mimi】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-07 14:38:37) |
19.中国映画だと思っていたら、フランス映画だったとは。 テンポも悪くないし、映像もそれなりに綺麗だし、話も普通に楽しめた。 これといったパンチもなく、衝撃もなく、感動もなく・・・ うーん、これは何と言ったらいいか。 つまらなくもないけど、面白くもない。 ヒロインの女性も、綺麗じゃないけどブサイクでもない。 中国映画じゃないけど、フランス映画の雰囲気でもない・・・ それはそうと、この作品は山峡ダム建設がテーマになっていたとは。 “山峡ダムによって水の中に沈んだ男女3人の青春の思い出” そんな感じの作品。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-28 21:34:12) |
18.ものすごい期待して観ましたが、ヨーロッパの香りがぷんぷんして、お仕着せがましく鬱陶しい映画でがっかりでした。何を期待していたんだろう。 |
17.中国の国の仕組み(再教育ってなに??)が分かってないと最初つらいです。でも、分からなくてもなんとかなりました。単純に三角関係映画のように見えるのですが、実は奥が深そうな映画です。 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-28 19:59:30) |
16.文化大革命の時は本も読めなかったんですね。 教科書で習うより、目の当たりにした時のインパクトは大きいです。 バルザックの本を夜な夜な読んでもらって、観ている私も良い心地になりました。 村長さんの意地の張り方が可愛い(笑) 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-14 23:21:57) |
15.うさんくさい、という言葉が一番似合う、そんな映画です。吐き気がしそうに気持ち悪かった。下手なホラーより、気持ちを逆なでします。 【小原一馬】さん [DVD(字幕)] 0点(2005-10-07 22:33:42) |
14.苦労して集めた良質の素材を用い、綺麗な器に盛り付けたその料理は残念な事にあまり美味しいとは言えず、総料理長であるダイ・シージエ氏の狙いほどの強いテーマは感じられなかった。中華とフランス料理は違うんですね。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-28 20:49:42) |
13.懐古趣味に浸りすぎな感じがした。悪い事でも時間がたてば無理やり良い思い出にする作為みたいな所が要所に見えた。後半の展開が出来すぎてありがちで興醒め。前半は映像も奇麗でとても良かったのに残念。 【わーる】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-04-03 22:06:49) |
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12.本作は西洋文化礼賛ではなく、自由の象徴がたまたま禁制の海外文化だっただけだと思います(例えその様に見えたとしても、実話ベースだからしょうがない)。テーマはオーソドックスな青春映画に相応しく、あくまでも自由。お針子も海外かぶれになった訳ではなく、(恋人も含めた)全てからの束縛を振り払う為に旅立ったのです(若しくは自らの飛び抜けた美しさに気がついたのかも。因みに私は、お針子は若い頃の南果歩って印象でした)。しかしここが肝心ですが、決して自由=幸福ではない。知識もまた、度々人を不幸にします。これは文革の是非とは別の問題です、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-10-22 00:07:09) |
11.中国映画と思いきやフランス映画というところに惹かれて観たら、確かに中国では決して作られることが無いであろう内容がテーマになったなかなか奥深いストーリーだった。ヴァイオリンの音色に驚きつつウットリと耳を傾ける農民達の姿は彼らのカルチャーショックを表現するのにとても美しい演出だと思った。やや西洋文化礼賛ぶりに無理があると思ったが、文革という特殊な歴史背景が興味深く、中国の現代史をちょっと勉強してみようという気になった。ラブストーリーとしては男の身勝手さに翻弄される女の姿が切なくてつらかった。 |
10.中国の山の自然は水墨画のようでほんとうにきれいですね。どうでもいいけど、リウ・イエがすごく私の好みのタイプの顔なんです。 【耳】さん 5点(2004-07-03 00:57:06) |
9.簡単に言ってしまえば青春・純愛・友情物語なんだけど、一昔前の中国の下放政策(そこは深く語られていないけど)という背景が深み持たせていて、全体的に味のある作品。それにしてもお針子役のジョウ・シュンってこういう役(妊娠・中絶)多いな。 |
8.水の中に沈みゆく村の中で3人が本を読んだりバイオリンを弾いている幻想的な場面は、フランス映画みたいだ、と思っていたらやっぱりフランス映画だった。 だからバルザックやスタンダールが出てくるのか、と今頃気づいた始末。 とぼけた村長がいい味を出していた。 モーツァルトは毛沢東を崇拝していたと言ってしまうところや、歯の治療はかなり笑える。 恋愛映画としてはB級だと思う。 それと文革に関することも浅くそれに触れているだけでそんなに掘り下げて追及していない。 文革や恋愛を期待している人はあまりお勧めできない、 とにかくこれはフランス映画だということだ、視覚的にはさすがだと唸らせるものはあることだけは確か。 【花守湖】さん 7点(2004-04-25 02:14:34) |
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6.ダム反対っていうメッセージを感じました。あれだけ美しい自然がダムに沈むのは、やっぱり嫌ですね。私も「じっと見守る」彼の気持ちがよく分かります・・。 【neozeon】さん 6点(2004-02-26 22:04:53) |
5.この映画はフランス映画の姿を借りた厳然とした中国映画です。なぜなら、下放政策を経験した中国人がその時代を描いているからです。フランス人が撮ったらこうは撮れない。全体的にロマンチックな雰囲気が漂い、下放の厳しい現実が描かれていないという点ではリアル感はないのかもしれませんが、青年二人の知識に対する渇望感や田舎者に対するある種の蔑視は、リアルなこの当時の下放青年たちの心理を描いていると思います。同じように下放政策を題材にした「シュウシュウの季節」の少女も田舎や田舎者に対する蔑視が見られます。現に中国人の地方出身者に対する差別感は現在でもあるし、地方出身者の都会人に対する卑屈な嫉妬心は日本人のそれとは想像もつかないほど強いものです。その意味で、この映画は文革という時代を生きた中国人に限らず、中国人全般の考え方をはっきりと表しているのではないでしょうか。 この映画の見所は、なんと言っても中国では作ることがいまだ出来ない「下放政策の時代」を舞台とした映画であること。多少綺麗すぎるきらいはあるが、能天気な恋愛映画が多い中で、このあまりにも特殊な中国の現代史を伝えるラブストーリーは必見です。 【如月CUBE】さん 9点(2004-01-08 12:59:50) |
4.雰囲気があってイイのですが、なんというか、西洋文明をたたえ、中国の奥地をバカにしているような感じがする。 【こゆき】さん 4点(2003-06-15 11:53:19) |
3.「自由」はある意味ぜいたく品だなあ、と思った。自由の素晴らしさを説くフランス文学の一節を聞いて、文革で都会から追放されてきた青年が泣き出してしまう。日本人として、この作品の西洋礼賛ぶりには違和感も。 【交野の少将】さん 6点(2003-06-15 04:17:34) |