44.素材はいいのに料理人の力量が少し足りない感じ。 |
43.豪州政府は2008年になって初めて「盗まれた世代」の問題に対して謝罪したという。混血の子供たちを親から隔離し保護するという政策は、どう考え方から発生したのだろう。おそらく原住民は野蛮で無教養、文明の灯りを知らない者は不幸というような考え方も根底にあったのだろう。そして家族の絆とは無関係に推し進められていったのだろう。 この映画は、映画としての出来不出来を云々する映画ではなく、真実を伝えるための映画だ。それだからこそ、淡々と静かに語られている。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-04 06:03:51) |
42.重大な事実を描いた映画。ただ事実の描き方が下手な映画。 【akila】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-27 15:50:59) |
41.実話を映画化したドラマらしいけど、 歴史背景、登場人物の描き方ともに薄い。 女の子たちの苦労は、劇中の描写を遥かに超える辛さだったと思うけど、 そこは何とか想像力で。 映画作品としての完成度は決して高くないけど、学ぶべき点もあるので、 観ておいて損はないかと思う。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-07-16 06:04:56) |
40.実話であることに驚き、最後の後日談で、さらに驚きを通り越して感心してしまいました.. オーストラリアにこんな時代があったとは..人というのは、なんと愚かなことをしていたのか... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-06-12 15:15:11) |
39.私はアボリジニーに対するオーストラリア政府の隔離政策を一応知識としては知ってた人です。(ちなみに何で知ったかというと、村上春樹著『シドニー!』でだったりする)この話はまあうまいことどちらも美化せず言い訳せず、判断はあくまで見た人に委ねるという態度がいいですね。 邦題に難ありかな。裸足じゃないじゃん!せっかくの中立的立場からちょこっと寄ってみましたみたいな。アボリジニの人々の、オーストラリアの人々の歴史を全く知らない人のための親切心なのかもしれませんが。まあ自分もほとんど知らないに等しいから偉そうなことはいえません。 【towa】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-07-19 19:16:04) |
38.これは良かったです。あんな不条理な事が実際に行われていたという事と、1500マイルを歩ききった子供がいるという事にいたく驚きました。ムダな場面もなく90分程度で終わり、飽きる事もありません。潔い秀作ですね。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-07-11 18:18:30) |
37.ネタ的にはいいんですが、1500マイルという距離を短くまとめすぎてるんじゃないかなぁって思います。悲しい実話なんだけどあんまり悲しさが伝わってこないっていうかちょっと静かすぎなところかな。半分以上は靴履いてんのに邦題の「裸足の~」の意味がサッパリわからんですが、脇でケネス・ブラナーが出てたお陰でなんとか見れたぁって感じ。「Japanese Story」でもトニ・コレットと日本人が荒野の中を漂ってたけどむこうの方がまだ悲壮感を感じた記憶がある。 |
36.アメリカでも同様なことが言えると思いますが、オーストラリアでの先住民と入植者の関係は、複雑であり微妙なバランスであったと思います。この映画では、混血児を隔離するという事柄をテーマに、当時の時代背景と故郷への強い思い、そしてアボリジニの文化を少しだけ見せてくれます。ちょっとした勉強にもなる映画でした。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 14:44:05) |
35.白人が悪意ではなく良心でアボリジニと混血児を隔離をしているという点に複雑な思いがする。彼らの独善的な行為に憤りを感じる一方で、彼らにとって「良心」でやったことという点が自己弁護になっている気もした。 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-10 22:01:41) |
|
34.んー子供が主役ってのもあって、1500マイルという距離や9週間という期間を表現しきれていないと感じました。画面から悲壮感が伝わってこないです。何食べてたの?死ぬほど大変だったの?という生への執着が見えて来なかったです。現代から過去を観てるから(あくまでも今の目線で)善悪はっきり描いているけど、結果がわかっているあと出しじゃんけんみたいでこの手の作品はあまり好きではないです。景色はきれいでした。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-10 19:50:20) |
33.ただ荒野を歩いて家に帰るだけのストーリー。色彩は青(空)と白(大地)と茶色(子供達)ほとんどそれだけ。Pガブの音楽もいつになく控え目。ただ非常にシンプルな分、強烈な内容が際立っている感じ。 アラブ紛争見てると、英米の政策って今も昔も発想があまり変わらないんだなぁ…という印象。 最後に監視者を追っ払ったお母さんがニカッと笑うのは中途半端に演出じみていて減点、いい所だったのに残念でした。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-06 00:19:26) |
【十人】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-04-22 00:15:53) |
31.あまり派手な演出が無いのに、追われている時のドキドキ間がたまりませんです。実話のなせる業なのでしょうか?まさに死ぬか生きるかの逃亡生活、母に会いたいとの思いが伝わってきます。ところでアボリニア人に男の子が生まれたらどうしたんだろう? 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-25 00:01:26) |
30.アボリジニ問題。こういった差別的な話題の映画が割と好きなんですが、この映画は構成が今一。終わりに本人が出てきても心に響かない。監督が違えばもっとマシになったかも知れない。 【oO KIM Oo】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-08-06 05:46:54) |
29.映画として;少し期待しすぎたかもしれません。もっと少女のつらさ、強さ、悲しみを強くアピールさせてもよかったのかもしれないです。実話とはいえ映画なのだからもっとドラマチックにしてもよかったと思いました。 ノンフィクションとして;昔あった話、白人のアボリジニに対する政策の話。他の宗教や文化を持つ民族、人種に対する迫害(程度の差はあれ)は決して昔だけの話ではなく、今日でも世界中で現在進行形の問題であるように思えます。征服サイドを直接攻めるものよりも被征服サイドの精神に焦点を置いているこの映画はこの問題について考えさせるにはとても有効ではないでしょうか。事実についてもしっかり伝えているが堅すぎず、表面にある悲しみを超越する感動があるのですからたくさんの人に観てもらいたいです。 【ノス】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-08-01 21:58:18) |
|
27.その当時の白人は黒人を人間として見ていなかったようです。 だから「黒人という非人間に育てられている白人の血をもった子供を救おう!」という差別発想からこのような悲劇が生まれた。 白人たちは親から子供を引き離しているなんて思っていない。 あくまでも「人間」を救おうとしているという思い込みが強烈です。 おそらく、動物から人間を取り戻すという感覚だったのでしょう。 それは現代の目から見ると理解しがたい差別だけど、これが現実。 これは誰が悪いかを問いかけている映画ではないと思う。 動かしがたい事実を伝えるための映画だと思う。 白人だけが悪いというのではなく、これが人間が過去に行ってきた真実。 信じがたい実話でした。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-02 13:17:56) |
26.凄い実話でした。オーストラリアでこんな政策をしていたのかと考えさせられました。なにより、姉がまだ幼いにもかかわらず冷静沈着に、追手を欺きながら、妹を助けて逃走する力強さに感動します。母親に会いたいという一念の強さを改めて感じました。 【tantan】さん 7点(2005-03-01 01:16:12) |
25.白人であろうとアボリジニであろうと黄色人種であろうと”母親に会いたい”という気持ちは誰だって一緒です。でもあの精神力の強さはとても真似できない。一本のフェンスを通じてお互いを想う姿は鳥肌ものだった。ストーリーもさることながら、映像・音楽も最高。 |