9.ウルフの原作を読んでちんぷんかんぷんだったのですがなんか心惹かれるものがあったのでえいがにも挑戦。 ティルダ・スウィントンがいいです。 16-17世紀くらいの絵にある若い男に見えなくもないし女性にも見えるし不思議な存在感。 衣装も見ごたえあります。エピソードは(私にとって)面白いとこと退屈なとこがまだらというか、全体的にはストーリーを追っただけという感じでした。 最後現代のシーンいらなかったような。ファンタジーなのに我に返らされちゃう。一応オルランドの不死性を意味してるとか意図があるんでしょうけど。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-03 12:58:14) |
8.ややこしい。男から女に変身するオルランドを女性が演じ、エリザベス一世を男が演じている。原作・監督ともに女性。キートンのような憂い顔の主人公、「男の人は先のことを考えすぎるのよ」とロシア少女に言われる。彼のメランコリーは何なのか。選ぶスリルのない生活、老いない、恋をしない、詩は読むばかりで作れない、戦さにも加わらない。ならば選ばない人生の女に変身しよう、ってことか。選ばれる人生、でもそれも拒む。ただ子どもを産み落とす。選びもせず、選ばれもせず、昏睡になっても心臓の鼓動は聞こえてくる、それでも生き続けること。話のツボがよく分からないんだけど、変身するってのが適応しようとすることなら、つまりどちらの性も、それ以上でも以下でもなかったって話なのか? 画づくりにはグリーナウェイの影響ありと見た。音楽のあるシーンのほうが勢いがある、ってところも似てる。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-05-23 10:14:58) |
7.不老不死、永遠の命、終わりなき青春。ヴァンパイア族のみの特許ではなかりけり。中世天使の貌、硝子の瞳をもつT・スウィントン演じる青年貴族はヴァージン・クイーンの命により自らの意思の力で時を止め、縷々と流れる400年。ベクトルはもたずスカラーだけがふえてゆく人生。恋もジェンダーも時代も超え、時の帳をくぐり抜けてゆく果ては?蒼穹に浮かぶJ・ソマーヴィルが知るや否や。(ストーリーの都合上必要だったヘア解禁。ティルダさんの三角州目当てで見に行った人なんているのかな・・・) 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-02 19:50:35) |
6.バージニア・ウルフってこんな物語を書く人なんかいとびっくりしました。ティルダ・スイントンが非常に美しく、奇妙な物語も彼女の魅力で最後まで引っ張られました。ある種のSFでしょうか。 【如月CUBE】さん 5点(2004-09-13 18:36:45) |
5.途中飽きて集中力がなくなったりもしましたが、数々の素晴らしい衣装とティルダ・スイントンの吸い込まれそうな瞳に7点献上。 【ぷっきぃ】さん 7点(2004-06-21 02:01:41) |
4.ヘンで面白かった。こういう映画好きです。 (映画館) 【zero828】さん 9点(2004-02-24 21:21:47) |
【愛人/ラモス】さん 5点(2004-01-05 10:10:14) |
2.男装のティルダ・スイントンに一票。女性に戻った時(?)の全裸ヘアに、満票(笑)。ヴァージニア・ウルフを『めぐりあう時間たち』で深刻そう暗そう…と思われた皆さん、彼女の茶目っ気とユーモアを正しく表現したこの映画もまた、ウルフの世界です。 【やましんの巻】さん 9点(2003-10-06 16:51:44) |
【死亀隆信】さん 4点(2003-06-13 22:38:38) |