229.高校生の頃に見たけど理解できなかった。だからと言って今もう一回見てまで理解しようとも思わないが。
【11/07/02追記。3→8点】いやー高校生の頃見た時は「理解できなかった」ですか笑。
6年後の今、結婚も近づいてきて、社会人として金を稼ぐ大変さを痛感してる今見返してみると、全然見終わった後の感想って違うんですね。非常によかったです。
しかし、ダスティンホフマン演技うますぎですね。めっちゃ自然で”演技”って感じじゃない。
さてストーリーの感想は、フレンチトーストの作り方も知らない、子供の学年も知らない、家庭の事は知らないづくし。そんな父親には絶対なりたくないなって思いました。
そして子供にとって必要なのは母親?父親?違う、”両親”が必要なんだよ。
ジョアンナのいう”自分探し”とか、テッドの俺は稼いでんだぞって態度とか、結局のところやっぱり子供がかわいそうなんだよな。
結婚して子供を産むってことは、”人間を一人育てる”っていうとても責任感の伴う事なんだから。”自分探し”とか夫が仕事ばかりで取り合ってくれないとか…。そんな事で育児を放り出すなんてそもそも浅はかすぎる。それを話し合って解決していくのが夫婦なんじゃないの!?この話の場合はお互いに非があったんだよ。悪くないのは子供だけ。
あと、このバカ男途中会社の女と寝やがった笑。しかも子供のいる自分の家に連れ込むなんて…。恥を知らなさすぎる笑。しかも再就職決まった瞬間知らん女にブチューしてるし、隣人のマーガレットの頭にチュってしたり肩組んで歩いたり…。海外の文化は理解できん。
ラストシーンは唐突すぎて僕には説明不足で、「はぁ!?」と思いましたが、思い返すと、見た目について「おかしい?」とたずねる元妻に「素敵だよ」と答えて暗転するあたりが、うまく匂わせたなあというか、あえて断定したラストを見せないで、見る側に想像させるってのはなかなか味わい深いなあ、なんて思えたりもしました。
とにかく年を重ねてから見返してよかった!!やっぱり映画って見る側の心の状態で印象って変わってくるんですねえ。